MG483 MGC M586 ビアンキカップカスタム
さて今回は詳細不明のカスタムモデルガン「MGC M586 ビアンキカップカスタム」です。

昨年、中古ショップで見つけて入手した由来不明のMGCM586ベースのカスタムモデルガンです。カタログや雑誌で見たことも無いので、メーカーカスタムかショップカスタムか判然としないモデルです。

バレル左側に「MGC CUSTOM GUN WORKS BIANCHI CUP 1984」と刻印が入っているので、1984年後半に開催された「ジャパン ビアンキカップ」用に作られた何らかのカスタムだと推測しています。
この時MGC関連の情報を掲載していた「モデルガン チャレンジャー誌」が84年をもって廃刊になったので、この年のビアンキカッップ関連の情報が残っていないんですよね。

形状は両サイドをフラットに落としたブルバレルにマウントを付けて、ダットサイト(エースポイント)を乗せたスタイルで。前後のアイアンサイトは省略。グリップはMGC製の木製コンバットグリップが付いています。ハンマートリガーはメッキタイプのものが付いています

(左:MGC製:スマイソンカスタム、右:ビアンキカップカスタム)
仮にパーツ類がオリジナルだとして見てみると、同時期に発売されたスマイソン6インチカスタムと
バレル以外のパーツ仕様が、ほぼ同じになっています。その辺りからもMGC純正カスタムっぽい気がしています。
バレルの加工等から量産カスタムでは無さそうなのに発火してあって、その割にシリンダー部のメンテが不十分だったようなので、なんとなくワンオーナーでは無かったような印象を受けます。30年前の製品入手しただけでは飽き足らず、調べたり推測したりなんて益々骨董コレクターに近づいて来たようですw
今日はここまで!!!!!!
新しくトイガンサイト始めました→お座敷SHOOTERS.com
フェイスブックページ始めました→お座敷シューターのトイガン日記
←ポチッとお願いします

昨年、中古ショップで見つけて入手した由来不明のMGCM586ベースのカスタムモデルガンです。カタログや雑誌で見たことも無いので、メーカーカスタムかショップカスタムか判然としないモデルです。

バレル左側に「MGC CUSTOM GUN WORKS BIANCHI CUP 1984」と刻印が入っているので、1984年後半に開催された「ジャパン ビアンキカップ」用に作られた何らかのカスタムだと推測しています。
この時MGC関連の情報を掲載していた「モデルガン チャレンジャー誌」が84年をもって廃刊になったので、この年のビアンキカッップ関連の情報が残っていないんですよね。

形状は両サイドをフラットに落としたブルバレルにマウントを付けて、ダットサイト(エースポイント)を乗せたスタイルで。前後のアイアンサイトは省略。グリップはMGC製の木製コンバットグリップが付いています。ハンマートリガーはメッキタイプのものが付いています

(左:MGC製:スマイソンカスタム、右:ビアンキカップカスタム)
仮にパーツ類がオリジナルだとして見てみると、同時期に発売されたスマイソン6インチカスタムと
バレル以外のパーツ仕様が、ほぼ同じになっています。その辺りからもMGC純正カスタムっぽい気がしています。
バレルの加工等から量産カスタムでは無さそうなのに発火してあって、その割にシリンダー部のメンテが不十分だったようなので、なんとなくワンオーナーでは無かったような印象を受けます。30年前の製品入手しただけでは飽き足らず、調べたり推測したりなんて益々骨董コレクターに近づいて来たようですw
今日はここまで!!!!!!
新しくトイガンサイト始めました→お座敷SHOOTERS.com
フェイスブックページ始めました→お座敷シューターのトイガン日記

スポンサーサイト
コメント
No title
これはもしかして1984年の本場アメリカのビアンキカップでMGCが4位と5位の賞品としてシューター・ワンと共に提供されたM586・パワーカスタムではないでしょうか?
1984年のモデルガン・チャレンジャー誌・9月号の16ページから17ページにビアンキカップ一日目の夕方のカクテルパーティーで行われた、イチローさんによるシューター・ワンのデモンストレーションの様子が書かれています。写真を観るとイチローさんはM686のパワーカスタムを使用されていたようですが、M686パワーカスタムは1位から3位までの賞品だったそうです。
1984年当時使用していたパワーカスタムをモチーフにしているモデルガンですから超レアモデルですね。カスタム・リボルバーが好きな私としてはかなり羨ましいです。
1984年のモデルガン・チャレンジャー誌・9月号の16ページから17ページにビアンキカップ一日目の夕方のカクテルパーティーで行われた、イチローさんによるシューター・ワンのデモンストレーションの様子が書かれています。写真を観るとイチローさんはM686のパワーカスタムを使用されていたようですが、M686パワーカスタムは1位から3位までの賞品だったそうです。
1984年当時使用していたパワーカスタムをモチーフにしているモデルガンですから超レアモデルですね。カスタム・リボルバーが好きな私としてはかなり羨ましいです。
Re: No title
紅のロードスターさん
どうもです。
貴重な情報ありがとうございます。
教えていただいた、チャレンジャー誌を読み返してみました。
写真は小さくて不鮮明ながら、シルエットは似ていますね。バレル刻印の記述も ほぼ同じなので、この時に作られたカスタムの可能性が高そうですね。
個人的にはこの年(84年)の11月に開催された、ジャパンビアンキカップの賞品では無いかと思っているんですが、チャレンジャー誌が11月末に発売された号で休刊となったので、大会の詳細とかが分からないんです。
バレル刻印に「JAPAN」の文字が無いことから、もしかすると 虹のロードスター さんの仰るっとおり本場アメリカの商品だった可能性も充分ありますねw
どうもです。
貴重な情報ありがとうございます。
教えていただいた、チャレンジャー誌を読み返してみました。
写真は小さくて不鮮明ながら、シルエットは似ていますね。バレル刻印の記述も ほぼ同じなので、この時に作られたカスタムの可能性が高そうですね。
個人的にはこの年(84年)の11月に開催された、ジャパンビアンキカップの賞品では無いかと思っているんですが、チャレンジャー誌が11月末に発売された号で休刊となったので、大会の詳細とかが分からないんです。
バレル刻印に「JAPAN」の文字が無いことから、もしかすると 虹のロードスター さんの仰るっとおり本場アメリカの商品だった可能性も充分ありますねw
No title
ばらだぎさん
初めまして。
前回は挨拶もせず、失礼いたしました。
まさかこのパワーカスタムを持っている方がいるとは思わず、つい興奮してしまいました。
確かに第一回目のジャパンビアンキカップの賞品だった可能性もありますね。正直、ハンマーの角がカットされていないのが少し気になっていました。23ページのロブ・リーサムさんが持っているのはカットされているM686パワーカスタムに見えます。
いずれにしても超が3つくらいついてもおかしくないレアなモデル、恐らくこの世に5丁も存在しないかと思います。
そんな貴重なモデルガンを見せていただき、ありがとうございました。
初めまして。
前回は挨拶もせず、失礼いたしました。
まさかこのパワーカスタムを持っている方がいるとは思わず、つい興奮してしまいました。
確かに第一回目のジャパンビアンキカップの賞品だった可能性もありますね。正直、ハンマーの角がカットされていないのが少し気になっていました。23ページのロブ・リーサムさんが持っているのはカットされているM686パワーカスタムに見えます。
いずれにしても超が3つくらいついてもおかしくないレアなモデル、恐らくこの世に5丁も存在しないかと思います。
そんな貴重なモデルガンを見せていただき、ありがとうございました。
Re: No title
紅のロードスターさん
どうもです。
ハンマーについては、デホーンドハンマーじゃないのが不思議なんですけど、オリジナルじゃ無い可能性もありますね。
現在搭載されているエースポイントは発光機能が無いESタイプですが、元は発光機能のあるRSタイプのはずです。
内部にはコードを通すためにシャーシ裏を削った跡もあるので、恐らくはトリガーを引くと同時にスイッチが入るようになっていたと思われます(その弐を参照して下さい)。
いつのオーナーによって変えられたかは分かりませんが、コードやスイッチも付いていなかったので、ハンマーも変えられている可能性がありそうです。
由来の分からないモデルガンを紐解くのも、中々面白いですねw
どうもです。
ハンマーについては、デホーンドハンマーじゃないのが不思議なんですけど、オリジナルじゃ無い可能性もありますね。
現在搭載されているエースポイントは発光機能が無いESタイプですが、元は発光機能のあるRSタイプのはずです。
内部にはコードを通すためにシャーシ裏を削った跡もあるので、恐らくはトリガーを引くと同時にスイッチが入るようになっていたと思われます(その弐を参照して下さい)。
いつのオーナーによって変えられたかは分かりませんが、コードやスイッチも付いていなかったので、ハンマーも変えられている可能性がありそうです。
由来の分からないモデルガンを紐解くのも、中々面白いですねw