特撮のDNA展(平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮)を観てきましたw
東京蒲田の日本工学院専門学校「ギャラリー鴻」で開催されている「特撮のDNA展(平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮)」に行ってきました。

昨年同期間、同会場で開催された「特撮のDNA 東京展」の第2弾は「ガメラ」。平成ガメラシリーズを中心に大映時代の特撮も網羅した展示会です。サブタイトルの「平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮」だけでワクワクしますね!

会場入り口にあったのは平成ガメラの第一作「ガメラ 大怪獣空中決戦」で使用されたスーツの型から再現された、後年作られたCM用スーツ。頭部のみ型が不明で、原型から新たに型を起こしたんだそうです。


残念ながら相手役のギャオスのスーツは撮影時に燃やしてしまった現存せず、残った頭部や映画で印象的に使われた「遠景用ミニチュア」が展示されていました。

映画の中でも屈指の映像美を誇るシーンですけど、ミニチュアを使ってオープンセットで撮影したのだそうです。てっきり背景の夕焼けは合成だと思っていたんですけど、実際の夕焼けだったんですね。光が違うわけです。

会場内2体目のガメラは「ガメラ2 レギオン襲来」に使われたスーツ。顔つきや肘の角等、精悍さが増した造形になっています。

相手役の巨大レギオンは、残念ながらスーツは撮影で爆破したので存在しないので、頭部だけの展示になっていました。

その分、ドラマ編で使用されたソルジャーレギオンのスーツが展示されていたので、メタリック感のある塗装部分や、印象的な複数ある目の様子などを確認することが出来ました。

3番目のガメラは「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」の撮影用スーツと同じ型から作られた展示用スーツ。FRPで表面加工され、恐らく芯も入っているので他のスーツと違ってポージングが決まっています。個人的には、この「ガメラ3」の造形が一番好きなので、30分ほどいろんな角度から眺めてました。

こちらは相手役の「イリス」。撮影用スーツに芯を入れて、今も映スタジオで展示されているのだそうです。ギャオスの進化形とは思えない形状ですけど,巻き貝を意識したデザインというのには納得感があります。

紹介した展示物以外にも平成ガメラ3部作の各ミニチュアやギニョール等や「小さな勇者達~ガメラ~」のミニチュア撮影用スーツなどもありました。旧大映時代のガメラの展示物はスーツなどは全て現存しないため、ポスターやデザイン画、台本等による展示でした。唯一展示されていたのが「大怪獣ガメラ」用に使われたと思われるタンク車でした。

旧大映のもう一つの特撮シリーズ「大魔神」関係では高山良策氏が作った大魔神の雛型をFRPに置き換えて作った遠景用と言われるミニチュアが展示されてました。

他にも高山氏が個人的に氏のスタジオ展示用に制作した大魔神の頭部等もあり、実際に使われたスーツの雰囲気を感じることが出来ました。また、館内で観られる関係者(樋口真嗣監督、若狭新一氏、伊藤和典氏、村瀬継蔵氏他)のビデオ映像も必見です。
展示物も充実していて、マニアックな部分でも充分楽しめた展示会でした。是非本年度末には第3弾の開催も期待したいところですw
「特撮のDNA展(平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮)」は1月26日(日)まで。
今日はここまで!!!!!!!
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昨年同期間、同会場で開催された「特撮のDNA 東京展」の第2弾は「ガメラ」。平成ガメラシリーズを中心に大映時代の特撮も網羅した展示会です。サブタイトルの「平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮」だけでワクワクしますね!

会場入り口にあったのは平成ガメラの第一作「ガメラ 大怪獣空中決戦」で使用されたスーツの型から再現された、後年作られたCM用スーツ。頭部のみ型が不明で、原型から新たに型を起こしたんだそうです。


残念ながら相手役のギャオスのスーツは撮影時に燃やしてしまった現存せず、残った頭部や映画で印象的に使われた「遠景用ミニチュア」が展示されていました。

映画の中でも屈指の映像美を誇るシーンですけど、ミニチュアを使ってオープンセットで撮影したのだそうです。てっきり背景の夕焼けは合成だと思っていたんですけど、実際の夕焼けだったんですね。光が違うわけです。

会場内2体目のガメラは「ガメラ2 レギオン襲来」に使われたスーツ。顔つきや肘の角等、精悍さが増した造形になっています。

相手役の巨大レギオンは、残念ながらスーツは撮影で爆破したので存在しないので、頭部だけの展示になっていました。

その分、ドラマ編で使用されたソルジャーレギオンのスーツが展示されていたので、メタリック感のある塗装部分や、印象的な複数ある目の様子などを確認することが出来ました。

3番目のガメラは「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」の撮影用スーツと同じ型から作られた展示用スーツ。FRPで表面加工され、恐らく芯も入っているので他のスーツと違ってポージングが決まっています。個人的には、この「ガメラ3」の造形が一番好きなので、30分ほどいろんな角度から眺めてました。

こちらは相手役の「イリス」。撮影用スーツに芯を入れて、今も映スタジオで展示されているのだそうです。ギャオスの進化形とは思えない形状ですけど,巻き貝を意識したデザインというのには納得感があります。

紹介した展示物以外にも平成ガメラ3部作の各ミニチュアやギニョール等や「小さな勇者達~ガメラ~」のミニチュア撮影用スーツなどもありました。旧大映時代のガメラの展示物はスーツなどは全て現存しないため、ポスターやデザイン画、台本等による展示でした。唯一展示されていたのが「大怪獣ガメラ」用に使われたと思われるタンク車でした。

旧大映のもう一つの特撮シリーズ「大魔神」関係では高山良策氏が作った大魔神の雛型をFRPに置き換えて作った遠景用と言われるミニチュアが展示されてました。

他にも高山氏が個人的に氏のスタジオ展示用に制作した大魔神の頭部等もあり、実際に使われたスーツの雰囲気を感じることが出来ました。また、館内で観られる関係者(樋口真嗣監督、若狭新一氏、伊藤和典氏、村瀬継蔵氏他)のビデオ映像も必見です。
展示物も充実していて、マニアックな部分でも充分楽しめた展示会でした。是非本年度末には第3弾の開催も期待したいところですw
「特撮のDNA展(平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮)」は1月26日(日)まで。
今日はここまで!!!!!!!
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SB113 マックスファクトリー ガメラ3 その弐
新年二日目。今年は休みが長いと言われてましたが、年が明けてからは四日しかないの気づきました。
あと三日で仕事だなんて、そんな気分になれないな~
さて今回は「マックスファクトリー ガメラ3 その弐」です。もう少しこのモデルの持つ迫力を伝えたくって、CCPガメラ3と比較してみました。正月からガメラ二連チャン! でもカメは縁起がいいんですよ!!

↑その前に、あおりで上半身のアップ!デカイと撮りやすいです。

↑ 普通に並べてこんなにサイズが異なります。CCPガメラは前傾姿勢ですがそれでも20cmクラスです。

↑ 背面からの比較。甲羅のボリュームがこんなに違います。
前回さらっと書いた、造形コンセプトの違いが見て取れます。マックスファクトリー版は、サイズそのものが大きいので、デフォルメよりも精密さを重視していいる感じです。さらに、動きのあるポーズを再現することで、スケール感を出しています。
対してCCPは、動きのあるポーズは同じですが甲羅や、表情の迫力をある意味デフォルメすることによって、迫力を出しているようです。これは、怪獣ソフビならではの表現手法の違いでしょう。スケールモデルではこのようなことはあり得ません。
一見邪道とも言えるCCPの手法で作られたガメラ3が立派に商品としての価値を維持しているところが、怪獣ソフビの奥の深さです。そう言えばモデルガンでもタニコバさんがインタビューでそんなニュアンスの事を言ってた気がします。
ビンテージ以外の怪獣ソフビも奥が深いな~
今日はこんな感じで終了!
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あと三日で仕事だなんて、そんな気分になれないな~
さて今回は「マックスファクトリー ガメラ3 その弐」です。もう少しこのモデルの持つ迫力を伝えたくって、CCPガメラ3と比較してみました。正月からガメラ二連チャン! でもカメは縁起がいいんですよ!!

↑その前に、あおりで上半身のアップ!デカイと撮りやすいです。

↑ 普通に並べてこんなにサイズが異なります。CCPガメラは前傾姿勢ですがそれでも20cmクラスです。

↑ 背面からの比較。甲羅のボリュームがこんなに違います。
前回さらっと書いた、造形コンセプトの違いが見て取れます。マックスファクトリー版は、サイズそのものが大きいので、デフォルメよりも精密さを重視していいる感じです。さらに、動きのあるポーズを再現することで、スケール感を出しています。
対してCCPは、動きのあるポーズは同じですが甲羅や、表情の迫力をある意味デフォルメすることによって、迫力を出しているようです。これは、怪獣ソフビならではの表現手法の違いでしょう。スケールモデルではこのようなことはあり得ません。
一見邪道とも言えるCCPの手法で作られたガメラ3が立派に商品としての価値を維持しているところが、怪獣ソフビの奥の深さです。そう言えばモデルガンでもタニコバさんがインタビューでそんなニュアンスの事を言ってた気がします。
ビンテージ以外の怪獣ソフビも奥が深いな~
今日はこんな感じで終了!

SB113 マックスファクトリー ガメラ3
新年 あけましておめでとうございます。
本年もできるだけ続けていきますのでよろしくお願いします。
さて、新春第1回はいろいろ悩んだ末コレにしました「マックスファクトリー ガメラ3」です。全高42cmの巨大ソフビ、原型制作は酒井ゆうじ氏です。
このガメラはさすがに大きすぎて、置き場が無く通は箱に仕舞われているんですが、年に何度かお目見えする秘仏のような存在です。そんな訳で、09年1回目として久しぶりに出現させました。

ベースになったのはキャストキットだったと思いますが、後にマックスファクトリーからソフビ完成品として発売されました。造形自体は素晴らしく、さすが酒井ゆうじという感じです。動きのあるポーズもサイズと相まって大迫力モノです。

残念なのは正面からだと顔が横向いちゃっている点かな~、写真写りは悪いです。手の大きさもガメラ3らしくボリューム感があるし、足を含めて全身とのサイズバランスも納得です。
ソフビになっても、元のサイズが大きいせいかシャープなイメージは崩れていません。さらに塗装も良くウェザリングこそされていませんが、オリジナルのままで十分満足できます。

↑ 顔のアップ。造形と塗装が良いので、いい表情になっています。

背中の甲羅はCCPのようにデフォルメしている感じはなく、むしろシャープに重ねることで、逆にスケールモデルのようなリアルさを感じます。これもサイズ自体のボリュームによる影響が大きそう。
年中箱にしまっている関係で、尻尾は取り付けていません。家中では「箱入り亀」と呼ばれたりしていますが、自分的には究極のガメラ3ソフビ(完成品)だと思っております。
アトリエG1の「究極版 ガメラ3 キット」を手に入れたら、ガメラコレクションも終了と決めて入るんですが、CCPから「ガメラ1」がでたらどうするかな~
年の初めから、煩悩が増幅しているようで先が思いやられます。
ではこんなところで‥
←「初ぽちっと」をお願いします!
本年もできるだけ続けていきますのでよろしくお願いします。
さて、新春第1回はいろいろ悩んだ末コレにしました「マックスファクトリー ガメラ3」です。全高42cmの巨大ソフビ、原型制作は酒井ゆうじ氏です。
このガメラはさすがに大きすぎて、置き場が無く通は箱に仕舞われているんですが、年に何度かお目見えする秘仏のような存在です。そんな訳で、09年1回目として久しぶりに出現させました。

ベースになったのはキャストキットだったと思いますが、後にマックスファクトリーからソフビ完成品として発売されました。造形自体は素晴らしく、さすが酒井ゆうじという感じです。動きのあるポーズもサイズと相まって大迫力モノです。

残念なのは正面からだと顔が横向いちゃっている点かな~、写真写りは悪いです。手の大きさもガメラ3らしくボリューム感があるし、足を含めて全身とのサイズバランスも納得です。
ソフビになっても、元のサイズが大きいせいかシャープなイメージは崩れていません。さらに塗装も良くウェザリングこそされていませんが、オリジナルのままで十分満足できます。

↑ 顔のアップ。造形と塗装が良いので、いい表情になっています。

背中の甲羅はCCPのようにデフォルメしている感じはなく、むしろシャープに重ねることで、逆にスケールモデルのようなリアルさを感じます。これもサイズ自体のボリュームによる影響が大きそう。
年中箱にしまっている関係で、尻尾は取り付けていません。家中では「箱入り亀」と呼ばれたりしていますが、自分的には究極のガメラ3ソフビ(完成品)だと思っております。
アトリエG1の「究極版 ガメラ3 キット」を手に入れたら、ガメラコレクションも終了と決めて入るんですが、CCPから「ガメラ1」がでたらどうするかな~
年の初めから、煩悩が増幅しているようで先が思いやられます。
ではこんなところで‥

SB11・101 CCP ガメラ3 ビデオアーカイブvsバニシングフィスト

今日は秋らしいカラッとした天気でしたが、季節の変化について行けず体調が‥ 風邪みたいです。今日は早く寝よ~っと!
さて今回は「CCP ガメラ3 ビデオアーカイブvsバニシングフィストver」の比較です。バニシングverはウェザリングされていることもあり、全体がグレーぽく見えます。と言うよりビデオverが全体に黒っぽい塗装なんです。

↑ 左 ビデオアーカイブver 右 バニシングフィストver
ビデオveの甲羅はメタリックぽくなってます。バニシングverは全体にマットっぽい感じ。甲羅の塗装の感じはダメージverに近いかな。

↑ ビデオver

↑ バニシングver

↑ おまけ‥ダメージver
肝心の顔の塗装は、ビデオverは赤目と、牙と歯がシルバーナノが特徴!でもやっぱり、ガメラ3の目はグリーンだよな~と感じる次第。
ガメラ3は3バリエ、ガメラ2も3バリエ(トラウマ含み)、今後は飛行タイプとかになっちゃうんだろうから、しばらくは購入しないと思うので資金をためるチャンスでもありますが、また他のものを買っちゃうんだろうな~

SB101 CCP ガメラ3 ビデオアーカイブVer

さて今回は「CCP ガメラ3 ビデオアーカイブVer」です。CCPガメラ3としては3匹目。CCPガメラとしては7匹目となります。さすがにここまでくると、ガメラ3はもういいかとも思いますがさてどうなることやら‥

従来のガメラ3と違うのは完全な右腕があること(発光ギミックはなし)と、全体の塗装。得に塗装は、赤目が特徴的。初代バニフィングフィストverのウェザリングはなく、甲羅と爪・牙がメタリック調に仕上げられています。甲羅についてはダメージverと同系統の塗装、爪、牙は一見メッキと思わせるようなクロームシルバーになっています。

何はともあれ、五体満足なガメラ3はCCP製ではこのモデルだけなので、大事にしてやろうと思っています。
恒例のガメラ3比較はまた次の機会に!
今日はここまで
