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2015年購入トイガン BEST10(後編)

「2015年 購入トイガンBEST10」の「前編」を昨日(と言っても今朝になってましたが)UPしたばかりですが、年をまたぐのは嫌なので連続で「後編」をUPします。

第5位 「MULE トンプソン M1A1」モデルガン

2015BEST6

ハドソン製品のリバイバル生産ですが、ただの再生産ではなくネックだったバレル周りの強度を改善し、刻印を出来るだけリアルに再現し直しています。発火システムやカートの改善で発火性能もハドソン時代を一新しているようです(残念ながら未発火なので、伝聞情報です)。

これでハドソン時代よりも仕上げの良い木製ストックが付いて、ハドソンの最終価格よりも安価で販売したのは凄いですね。上下フレームの分解結合を繰り返すとガタが出るの欠点は直っていませんが、金型流用している再生産である以上は仕方ないですね。

▶︎▶︎▶︎ 「MULE トンプソン M1A1」の詳しいレビュー記事はこちら


第4位 「タニオ・コバ GM7.5 COLT マーク4 シリーズ70」モデルガン

2015BEST9

タニオ・コバ初のオリジナルシルエットのガバメントモデル。フレームスライドのメインパーツの他、ほぼ全てのパーツが新規に作られています。特にコマーシャルモデルとして人気の高いシリーズ70をモデルアップしてくれたのは、GM5のイメージともダブって嬉しいですね。

発火システムとして新たにポリマーCPカート仕様にしてくれたのは、連続発火性能のアップとコスト面では評価できますが、キャップ込めの手間を考えるとメリットが帳消しになるぐらいの微妙さです。コスト面と連続発火性能とキャップ込めの簡便さ全てを満足させるカートシステムは出来ない物ですね。

▶︎▶︎▶︎ 「タニオ・コバ COLT マーク4 シリーズ70」の詳しいレビュー記事はこちら

第3位 「MULE(CAW) チャーター・アームズ ブルドッグ44」モデルガン

2015BEST5

予約してから発売まで1年半、遅れに遅れて9月に発売されました。ベースとなったのはエルフィンナイツのデッカードブラスターの内部パーツ。

実銃プロップとは逆に、新たにバレルを付けてブルドッグを完成させています。発売が遅れた理由は、一部パーツの見直しと作動の調整に手間取ったと言われています。

手にして見るとHW素材とソリッドフレームのおかげで剛性感も高く、ダブル・シングルアクション共に快調です。特徴的奈フロントサイトのエッジも立っていて、外見的にも言うこと無いですね。幾ら実銃がロングヒットしているからって、正直ブルドッグがモデルガン化されるとは思っても見ませんでした。

▶︎▶︎▶︎ 「MULE(CAW) チャーター・アームズ ブルドッグ44」の詳しいレビュー記事はこちら

第2位 「KSC MASADA カービン」GBB

2015BEST4

実銃はレミントンACRと進化しましたが、KSCがモデルアップしたのはMAGPUL時代のMASADAカービン。KSCはオフィシャルライセンスモデルを謳っているけれど、MAGPUL PTS社亡き後、どこと契約したんでしょうね。

個人的にはこの時期のMASADAが好きなので、国内メーカーがGBBとしてモデルアップしてくれただけで嬉しいんですけど。

ブローバック性能は、軽量のボルトとフリクション軽減用ローラー等によってフロンでも快調。夏場ならフルで1マガジンを1トリガーで撃ちきることが可能です。競合に比べてマガジンがダントツに重いことが難点ですが、KSCのM4系GBBと流用出来るメリットもあります。

国産メーカーによるM4A1系AK系以外の長物GBBはMASADAしかないので、そのIMIでも貴重なモデルです。

▶︎▶︎▶︎ 「KSC MASADA カービン」の詳しいレビュー記事はこちら

▼▼ 「KSC MASADA カービン」の実射動画はこちら ▼▼


第1位 「東京マルイ M4A1 MWS」GBB

2015BEST10

いろいろな意見もありますが、自分にとっての2015年度のBESTトイガンは「東京マルイ M4A1 MWS」でした。M4A1という今更感満載の機種でありながら、GBBとしての作動性は、他のモデルを含めてトップだと思います。後発モデルというのを差し置いても、ブローバックの安定性や、集弾性、連射速度の早さ、低温時の作動性が群を抜いています。

外見はかなり実銃のリアルさに拘って作られていますが、逆に内部パーツは、耐久製や作動性を考えたマルイオリジナルメカ満載です。その部分を気にする意見もありますが、マルイのトイガンはリアルさよりも作動性重視ですから、実銃の再現性という呪縛に囚われない、独創性をむしろ評価するべきだと、最近では思うようになりました。

▶︎▶︎▶︎ 「東京マルイ M4A1 MWS」の詳しいレビュー記事はこちら

▼▼ 「東京マルイ M4A1 MWS」の実射動画はこちら ▼▼


最後にもう一つの次点を紹介します。

次点その2は
「CAW ワルサー PPK エーレンヴァッフェ」+「BWC PPK 実物複製グリップセット」


2015BEST7

「CAW製ワルサー PPK エーレンヴァッフェ」にMULEの購入特典でミリタリータイプの刻印を打って貰い、BWCの戦前型複製グリップを取り付けてミリタリー仕様のPPKが完成しました。
厳密にはシリアルに違がありますが、イメージ的には良くできたので個人的に外せませんでした。

2015年度は新製品の購入が後半に集中した感がありましたが、来年度は適度にバラケテ欲しいものです。来年も大戦モノのマイブームが続きそうなので、大物(ショウエイのFG42やHWSのHSC等)は被って欲しくないですね。

それでは皆さま、良いお年をw
今日はここまで!!!!!!!!!!

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2015年購入トイガン BEST10(前編)

さて、いよいよ2015年度が終わろうとしていますが、今年も飽きずに色々とトイガンを購入しまてきましたので、恒例の購入トイガンのBEST10で締めくくりたいと思います。

まずは独断と偏見で選んだ第10位から6位までをご紹介します。

第10位は「KSC マカロフ PM」GBBです。

2015BEST2

今年の1月に発売された「KSC マカロフ PM」は、トカレフ以降1951年〜91年のソ連崩壊までのソ連の軍用制式拳銃で、長いこと詳しい情報がわからない幻の拳銃扱いでした。知名度的には現行のMP−443グラッチなんかよりも遙かに高く、メーカー製量産トイガンとしては国内初(がんくつ王さんのモデルガンはありますが)です。

再現性はかなり高く実銃グリップが付かない事が難点ですが、初期ロットはトリガーとシアー部分の問題が多発したようですが、所持個体は特に問題はありませんでした。9月の再販時に金型改良を加えたようなので、相当深刻だったのでしょう。薄型マガジンでありながらブローバックは快調で、中々楽しめました。

▶▶ マカロフPMの詳しいレビュー記事はこちら

▼▼ マカロフPMの実射動画はこちら ▼▼



第9位は「タナカ M360J SAKURA HW」モデルガンです。

2015BEST11

再販モデルを今月入手したばかりで未だにレビューもしていませんが、従来のJフレームのバリエと思っていた偏見を覆してくれました。何と言ってもトリガーアクションがスムーズで、旧来のJフレームと最も印象が異なるところです。

ニューナンブを彷彿させる大型グリップの握り心地の良さや、最初は違和感のあったハンマー付近のフレームラインもハンマーの露出を減らす理にかなったデザインも気に入っています。再現性も高くてバリエモデルも欲しくなりました。

第8位は「HWS デリンジャー NO,3」モデルガンです。

2015BEST8

9月のイベントで発表されて、10月に発売されたスピードの速さにも驚きましたが、いくらHWSがウェスタン好きのメーカーにしてもこのモデルを製品化すること自体が驚きでした。個人的にデリンジャー型が好きということもありますが、このミニチュアガン的サイズだけで楽しくなります。

商標がらみでコルトを名乗っていませんが、コルト NO,3デリンジャーをほぼ正確にモデルアップしています。単発のデリンジャータイプなので作動部分は少ないですが、バレルをブレークオープンしたときにカートが半分ほどエジェクトされる小気味の良い動作が気に入っています。難点は価格が高いことでしょうかね。

▶▶ 「HWS デリンジャー NO,3」の詳しいレビュー記事はこちら



第7位は「WA コルト M45A1 CQB」GBBです。


2015BEST12

このモデルも最近入手したばかりですが、記憶では3度目の再販です。コルト社久々の軍用制式拳銃ということでも注目されましたし、全体のサンドカラーとG10グリップのイメージが印象的です。以前から手にして見たいと思っていたモデルです。

グリップのテクスチャーや大型金属レイルの形状やセフティの形状等が実銃と異なっていて、リアルさに欠ける部分があるのは気になりますが、国内で入手可能なモデルとしては唯一のものなので、目をつぶるしか無いですね。

雰囲気的には充分だし、実射性能はプルーフされてますから不満もありません。それよりも後加工が多いにしても、価格はネックですね。

第6位は「WE FN P90TR」GBBです。

WEP90TR9

実銃が1990年に発表後早い段階からトイガン化されてきましたが、可動部の無いガスフルオートと電動ガンしかなかったので、四半世紀たって漸くボルトがコックできるトイガンが登場したことになります。

今回個人輸入して通関に手間取ったというのもあって、思い入れがあるのは確かですが、それが無くてもブルパックの形式のデザインと銃身に平行に配置されたマガジンレイアウトの外見的特徴は唯一のものとして魅力的ですね。

最近のWE製品は作動性も国内製品並みで、箱出しで充分作動します。商標を取っていないので刻印関係がオミットされているのと、セレクターのAポジションでセミとフルの切り替えができない(トリガー操作で、できると紹介されているんですが)のが残念ですが、実用上問題無い部分ではあります。

▶▶ 「WE FN P90TR」の詳しいレビュー記事はこちら

▼▼ WE製 FN P90TRの実射動画はこちら


恒例の次点は「タナカ スタームルガー Mini−14 ステンレス」パーツです。

2015BEST13

MULEさんのWEBショップで販売されていた、タナカ製Mini−14 ステンレスモデルガンのバレルフレーム、ボルト、ストックのパーツでしたが、手持ちにCMC製Miniー14の発火ジャンクモデルとフラッシュハイダーがあったので、「タナカ スタームルガー Mini−14 ステンレス」モデルガンにレストアすることができました。

2015BEST3

タナカ製Miniー14 ステンレス モデルは買い逃し感が強かったモデルだったのと、不足パーツが棚ぼた的に揃ったのが嬉しかったですね。久々の長物レストアも楽しめるレベルの手間で済んだのも良かったです。

次回は5位から1位までと次点その2となります。

今日はここまで!!!!!!

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CAW製 ガバメント ダイヤチェッカー マグウェル対応用木製グリップ

さて今回は「CAW製 ガバメント用 ダイヤチェッカー マグウェル対応木製グリップ」です。

CAW マグウェルグリップ

タニコバ製キャスピアンカスタム用の木グリを探していたら、以前購入したCAW製木製グリップ マグウェルカットタイプを見つけました。元々はMGCのSFカスタム用に購入したものですが、結局使わずそのままストックしていたものです。

CAW マグウェルグリップ2

CAW製木製グリップの特徴は裏にウェイトが仕込まれていること。割り印みたいな刻印が付いているので、演出とは言え何となく製作精度が高い気がします。

CAW マグウェルグリップ3

右側グリップ裏にはアンビセフティ対応の加工がされていて、縁を削るだけでアンビセフティの取付ができるようになっています。アンビを使わない場合は縁をそのままにすれば良いので、よく考えられています。

CAW マグウェルグリップ4

キャスピアンカスタムには無加工で取付ができました。やっぱりマグウェル付きにはマグウェルカットのグリップでないと一体感が出ないので、個人的にはノーマルグリップは嫌ですね。

CAW マグウェルグリップ5

CAW製グリップは濃いめの色目が銃によっては合わなかったりしますが、今回は余り違和感がありません。気になるところはチェッカリングが細かすぎるところでしょうか。その辺りは個人の好みですけどね。

以前はマグウェル付きのガバメント用グリップはホーグ製等数社から出ていたと思いますが、最近はCAW製以外は、ほとんど見かけなくなりました。トイガンのグリップ交換は手頃なドレスアップだったんですけど、限られたメーカーの物しか手に入りづらくなったのは、少々残念です。

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MG450 タニオコバ GM7 キャスピアン・カスタム

さて今回は「タニオコバ GM7 キャスピアン・カスタム」モデルガンです。

タニコバキャスピアン5

本当はスルーしているはずのキャスピアン・カスタムを新品で購入したのはショップのメール。普段はほぼ正価販売の渋谷にある高級ホビーショップ(専門誌も出版してるところです)で、期間限定のほぼ半額で売られていました。

時期的にはGM7.5が発売される前ぐらいだったので、一瞬躊躇しましたがポチることに。ラッキーだったのか、余計なモノを買う羽目になったのかは分かりませんが、こうして所持することになりました。

タニコバキャスピアン3

GM7も数が増えてきましたが、このモデルはその中でもカスタム感満載。リアのボーマーサイトにセレ−テッド・スライドで、マグウェル付き。しかもブッシングレスのブルバレル先端はフラッシュカット・リバースクラウンバレルと呼ばれる手の込んだもの。

キャスピアン刻印も初めてでしたから、似たようなモデルでもひと味違った感はありますね。

タニコバキャスピアン2

表面仕上げは、例によってナチュラルのまま。
コストダウンのためだとは思いますが、素手で触ったままにしておくと地肌が黒っぽく酸化するのが悩みの種です。一旦黒ずむと表面を軽く削って磨くしかないので、仕舞うときに気を遣います。

ブルーイングするか塗装すれば良いんですけど、ブルーイングはそれなりの覚悟が無いと取りかかれないし、塗装だけなら黒ずんでからでも可能なので、結論は先延ばし。

そういうときに限って酸化しなかったりするから、不思議です。

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マルベリーフィールド マルシンM39用 木製グリップ

さて今回は「マルベリーフィールド マルシンM39用 木製グリップ」です。

M39マルベ グリップ

先に紹介したマルシンM39を入手する前に、手持ちのM39用に購入して、そのまっまにしていたものです。購入時にはCAW製のM39用グリップも発売されていて、悩みましたが色目と雰囲気でマルベリーフィールド製にしました。

M39マルベ グリップ2

CAW製は木質は良いんですけど、色目が濃いのとチェッカリングが細かすぎたのがイメージと違ってました。ちなみにマルシン製M39もMGC製M39と同様、実銃グリップは付かないようです。

M39マルベ グリップ3

木製グリップに付け替えたら、実銃の写真の雰囲気そのものになりました。馴染んでいたMGC製M39はグリップ部分のシルエットがかなり違うのが、分かりますね。

M39マルベ グリップ4

前にも書きましたがABS製モデルガンって画像にすると、実銃のガンブルーの地肌の雰囲気そのものですね。ヒケの多さや手にしたときの軽さで、HWよりも安っぽい印象になってますけど個人的にはABS地肌のモデルガンは大好きです。

自分では、単なるノスタルジックな思いだけでは無いと思ってますが、どうなんでしょうねw

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MG449 マルシン S&W M39 ABS

さて今回は「マルシン S&W M39 ABS」モデルガンです。

マルシンm39

このモデルは今年になって入手したもの。パーツに錆が出ていたジャンク扱いレベルのものでしたが、床井氏監修の28Pカタログが付いたので最初期モデルと当たりを付けて購入しました。

入手後確認したら未発火のデッド品で、ロストパーツの錆がマガジン等にも付着していただけでしたので得した気分になりました。

マルシンm39−2

M39と言えば長年MGC派でしたけど、こうして見るとマルシン製も中々良いものです。今思えば、発売当時はMGCのM59〜M39と続いたシルエットを見慣れていたので、マルシンM39の微妙なバランスの差が受け入れられなかったのだと思います。

ショートリコイルに加えハンマーやマガジンフォロアー、ダストカバー部の溝の再現等、M39−2のモデルガンとしてはマルシンの方がリアルだったのにね。

マルシンm39−4

フレームから見えるトリガーバー(ドローバー)等がロストワックス製なのが最初期型の特徴です。マルシンのM39はスプリング類が強いので、ダブルアクション時の安心感が後期のモノとは段違いです。ロストワックスという言葉自体に弱いのは世代ですねw

マルシンm39−3

このモデルは80年か81年の発売だったと思いますが、今でも再生産が続いている息が長いモデルです。30年以上前の製品が中古とは言え流通しているのって、凄い事ですよね。アンティークトイ並です。

この時期のモデルには妙な愛着があるので余計な物まで手を出してしまいますが、昔のモデルの方が実銃・モデルガンを問わず個性があって面白い気がしますw

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電動ドライバーでポリマーCPカートの分解組立をやってみた

前々回ぐらいに書きましたが、タニコバ製のポリマーCPカートの分解組立の面倒くささは、「キャップ詰めもモデルガンの楽しみの一つ」なんていう自己暗示もかからないレベル(個人的にはです)だったので、何とか楽に作業ができないかと考えたのが電動ドライバ−の利用でした。

タニコバカート7

たまたま見つけた、水栓用ドライバービットの先端を、ポリマーCPカートヘッドの溝に合いやすいよう逆V字に加工(あまり効果はありませんでしたが)して使ってみました。

タニコバカート9

分解に使った結果はビットの軸が長く先端部の厚みがカートヘッドの溝とぴったりすぎたので、垂直にセットする必要があり、思ったほど簡便にはなりませんでしたが手で回すのに比べれば早く疲れずにヘッドの分解ができるようにはなりました。

タニコバカート6

組立時には最初に手で、カートヘッドをケースのねじ部に軽くねじ込む必要があるので、これまた簡便にはなりませんが、電動ドライバーでねじ込む作業自体は一瞬で終わるので、手で回すよりは楽ですね。

一方で分解時には、先端と溝の合わせが不十分で溝を舐めたり、組立時にはヘッドの締めすぎでケースのネジ山を舐めそうになったりする力を加減できない電動工具ならではの課題も出てきました。トータルでは微妙な結果ですね。

真鍮製で長さが25mmぐらいで先端部の幅が15mm程のビットがあれば、もう少し楽にできそうな気もしますが、さらに弱いトルクの工具も必要ですね。何とか楽にできないかな〜

今日はここまで!!!!!

▼▼ 実際にポリマーCPカートを分解したときの動画はこちら



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AG284 WE製 FN P90TR GBB(海外版)

さて今回は「WE製 FN P90TR(海外版)」ガスブローバックガンです。

WEP90TR

入手したのは半月ほど前に国内価格があまりに高いので個人輸入で購入したら、通関書類に変更があったとかで、通関に手間取った末、ようやく入手したところまでは以前紹介しました。

その後、3週間ほど弄ってみましたが、作動性は以前動画紹介したとおり、海外版と思えないレベルだし、トイガンとしての作りも国産に近いレベルで本当に最近のWE製品は良くできていて感心します。

WEP90TR2

FN P90と言えば90年に発表されて以降、ブルパップ形式のデザインと銃身と平行に装着されたマガジンレイアウトの外見的特徴が際立っていたせいで、早い段階でトイテックやマルイからトイガン化されてきましたが、何れも可動部分の少ないガスフルオートか電動ガンだったので購入には至りませんでした。

WEP90TR13

GBBだと、チャージングハンドルやボルトが可動(P90は外からボルトが動きが見えない構造ですが)するだけでなく、実際にボルトが動く反動が楽しめる点で撃つ楽しみがあります。さらに実銃に近いパーツ構成で、通常分解程度までは実銃同様の工程で分解できるモデルガン的な楽しみもあります。

WEP90TR12

GBBとしては、取り立てて目新しい部分はありませんでしたが、マガジンがフレーム上部に位置する関係で、マガジンからのガス供給には苦労をした様子が窺えます。

初期のMGC以外のガスガンのようにマガジンに発射用のバルブがなく、マガジンからフレームへはジョイント方式でガスを繋いでフレーム側のサブガスタンクにガスを溜めるような方式です。その割にはマガジンの着脱時にそれ程ガスが漏れないのは立派ですが、素早いマガジン交換は出来ません。

WEP90TR11

海外版GBBなので初速は気になる点ですが、実測してみると、室温20℃・0.2g BB弾で70m/s前後と基準内で数値的には夏でも問題無さそうです。

WEP90TR3

サイトは簡易サイトしか付いていないので、手持ちのブッシュネル製ホロサイトを付けてみました。EO−TECHのものよりもガードが無い分幅がぴったりで、デザイン的にも違和感がないので暫くはこのまま使い続ける予定です。

P90あたりも本来は国内メーカーから出して欲しかったですけど、もう無理なんでしょうね。子供が買えない玩具に未来は無いって事でしょう。寂しいことですw

今日はここまで!!!!!!

WE FN P90 GBBの詳しいレビュー記事はこちら

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タニオコバカートのジレンマ

タニオコバのGM7が発売されてから20年ぶりぐらいのモデルガンの発火に戻って来ましたが、その最大の理由がプラ製のオープンカートだったこと。

これで「キャップ込めが簡単」で「単価が安い=カート数を増やせる」という手軽に大量の発火ができる条件が揃ったわけですが、発火用カートを大量に揃えることが出来るようになると、今度はモデルガン本体の連続発火数の制限(3マガジンぐらいでデトネーターゴムの洗浄&冷却)が面倒に感じるようになります。

タニコバカート11

次に開発されたのが連続発射数を高め、かつCPカートよりもキャップ込めを簡易化したEASY−CPカートリッジでした。

確かに連続発射数はほぼ無制限になり、CPカートよりは楽になったとは言え、プラカートのメリット「キャップ込めが簡単」「単価が安い」が失われ「キャップ込めが面倒(2工程増)」「単価が高い(1発約320円)」に再度戻ることになりました。

今年になって発売されたGM7.5と同時に発売されたポリマーCPカートは1発あたり約130円ほどになりかなりの低価格を達成。これでカート数も増やせて連続発火もほぼ無制限、ということで良いことずくめのように思われました。

タニコバカート4

問題の一つは従来のEASY−CPカートはカートヘッドは全長が11mmほどあり指で回して組むことが可能でした。ところがポリマーCPのカートリッジヘッドの長さは2mmほどで、コインかドライバーを使わないと組めなくなってしまいました。

タニコバカート5

2つめは強度の関係でカートボディの内側に固定ネジを切っているので、カートの内径が途中まで7mmよりも大きくなっています。そのため、インナーを入れるときに上手く入らず途中で引っかかる事が頻発します。

タニコバカート3

カートリッジ1つの手間としては些細なことでも50発を詰めるとなると、ポリマーCPカートの構造上発生した問題は改悪に近いものです。少なくともEASYーCPカートの方がキャップ込めは遙かに楽です。

タニコバカート

工具を使わないと組立できない問題は、発火後の分解時にも顕著になります。これを1発づつコインやドライバーを使ってヘッドを外すのは、面倒以外の何者でもありません。

結局モデルガンの発火の問題は「オープンカート」「キャップ込めが簡単」→「カート数増」→「連続発火数の制限」→「カートのCP化」→「キャップ込めが面倒」の中を堂々めぐりしているように思えてなりません。

せっかくポリマー化して価格を安く、というユーザーメリットのある要素が加わっても、全体の構図は何も変わっていません。

素人考えでは「オープンカートで連続発射数を伸ばす技術」か「CP系のカートを楽にセットできるローディング機器」の2方向で考えるべきだと思いますが、商売的にはコストは掛けられないでしょうね。コバ社長に頑張って欲しいものです。

今日はここまで!!!!!

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WE FN P90TR GBB 試射動画

個人輸入したWE製 FN P90TR GBB(海外版)を試射してみました。

海外版でしかもこの季節なので正直不安でしたが、箱出しで、フルで1マガジンを1トリガーでなんとか撃ちきることができました。

特異なマガジン形状と配置でマガジンの着脱に注意が必要なのを別にしても、ガス圧やマガジン自体の温度にも通常タイプのGBBよりも神経質な印象です。

トイガンとしては、セレクターの動きが固いとか、セミのトリガーが重いとかの課題がありますが、サイズの割にはライフルのような構え方しかできないところが、取り回しの悪さを感じます。

弾道はフラットな感じで集弾性も良さそうですが例によって近距離でしか試射をしていないのではっきりしたことは言えません。

気になる初速は0.2gBB弾使用で70m/s弱なので、完全な規制内でした(購入ショップの数値よりもかなり低いのは低圧フロン使用だからでしょうね)。

▼▼ WE FN P90TR GBB 試射動画はこちら ▼▼


室温20℃、東京マルイ0.2g BB弾&フロン134a使用

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モデルガン用カートリッジ ローダー

カートにキャップを込めるときには昔のMGCのビニールチューブやマルシンの付属ローダーを使っていましたが、タニコバのGM7を頻繁に発火するようになると、どうにも使い勝手が悪く感じて社外品のローダーを入手して使うようになりました。

タニコバカート2

上は、昨年ぐらいから使っていだした、○ゴーさんで購入したメーカー不明の真鍮製ローダー。途中のOリングは深さの目安?の役割だと思いますがGM7のオープン型カートには最適です。

下は最近入手した、タニオコバ製のカートローダー。同じく真鍮製ですが先端の凸部にEASY−CPカート用のピストンカップを嵌めて押し込むのに使います。

特にポリマーCPカートの場合はカートの口が7mm以上もあるので、ローダーを使わないとピストンカップが斜めって、とんでもなく手間がかかるので必需品です。

タニコバカート10

GM7だけでなく発火モデルガンには大抵ローダーは付属していますが、樹脂製だったり長さが短かったりするので、使いやすさという面ではイマイチです。

個人によって使いやすさは違うと思いますが、今回紹介した真鍮製のローダーは、滑りが良い上にしなりがなく適度な長さがあるので、思っていた以上に使い易かったです。

唯一の難点はカートによって似たローダーを使い分けないと行けないこと。ポリマーCP用のローダーを間違ってオープンカートに使ったら、超怖い事になりそうです。

何にせよ便利になりましたねw

今日はここまで!!!!!

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MG448 MGC コルトガバメント コンバットカスタム

さて今回は「MGC コルトガバメント コンバットカスタム」モデルガンです。

>MGC GM2カスタム丸トリ

1978年に発売されたMGCのGM2ベースのコンバットカスタムは長い間憧れの的でしたが、同時期のWAのカスタムよりは安価だったとは言え、中々手が出せないモデルでした。

その後GM5の時代になると旧モデルのGM2ベースのカスタムは安く放出されたり、ネットオークション初期の頃は手を出せる価格だったりしたので、何丁か入手することが出来ました。

MGC GM2カスタム丸トリ2

これもそのうちの一つで、コンバットカスタムモデルの中でも廉価モデルの「丸トリガー」、当時の正価は15,000円だったと記憶しています。フレームの金属パーツが全てシルバーメッキになっているので、後期のモデルだと思います。

MGC GM2カスタム丸トリ4

MGC GM2カスタム丸トリ5

スライド左側刻印は「角トリガー」初期の戦前ナショナルマッチ刻印とも、後期のコマーシャル刻印とも違うミリタリー刻印からランパントコルトロゴを外したような独特の物が入っています。

右側刻印も「角トリガー」の物とは異なり「CAL..45A.C.P.BLK MGC MODELGUN CORPORATION」となっています。もしかすると輸出を考慮した刻印だったのかもしれません。単に「角トリガー」モデルとの差別化だったのかもしれませんが。

MGC GM2カスタム丸トリ3

「角トリガー」モデルと異なりメッキバレルは付いていませんが、恐らく廉価モデルとしての仕様だったものと思われます。長く販売されたカスタム?モデルなので、いろいろな仕様が合ったようなので推測ですけれども。

40年近く前のモデルガンを手にすると一瞬だけ昔に浸れます。段々骨董の世界に近づいて来たようなw

今日はここまで!!!!!

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MG447 MGC レミントン M1911 UMC

さて今回は「MGC レミントン M1911 UMC」モデルガンです。実銃は第一次大戦中にレミントンアームズ UMC社には注されたモデルで、完成したのは2万1千丁ほどのレアモデルです。

MGC UMC

タイトー時代のM1911バリエの一つで、ネービーとかアーミーとかオールシルバーモデル、シャトーテリーとかもそうですね。発売時期は、リアルマッコイの第2弾、コルトM1911が発売された後で、二番煎じ的な印象を持ったことを憶えています。

MGC UMC2

興味を持ったのはかなり後になってからで、トリガー周りのフレームのカットはどう処理したのかが気になって、在庫品の店頭展示品を購入しました。疑問のフレームのカットは樹脂で上手に埋め戻してあるのが、正面から見るとわかります。この時期のMGC(タイトー)には新規金型作る余裕はなかったですものね。

かといって雑な処理ではないのが凄く、左右から見たらフレームの平面に段差もなく加工跡が見つかりません。

MGC UMC4

MGC UMC5

スライド刻印は円の中にレミントン UMCの社名が入った有名な物が上手に再現されていますが、薄いのが何点ですね。昔みたいにホワイトレターを入れるべきか悩んだ末にそのままになっています。フレーム右側のダストカバー部に刻印が無いのが少し残念です。

MGC UMC3

ロングトリガーは既存のカスタムパーツでしょうけれど、先に述べたようにフレームは後加工で、ストレートのメインスプリングハウジングも後加工でしょうね。グリップも純正で木グリが付いていましたので、結構手間がかかっていますね。

タイトー時代のものは、仕上げが悪い物が多いのと安直なバリエ展開で、余り評価していませんでしたが、初期の物はMGC時代と変わらない仕上げだし、途中までは時代考証のしっかりしたバリエをだしていたので、最近は大いに見直しています。もっと買っておけば良かったです。

今日はここまで!!!!!

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