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HWS モーゼル HSC モーゼルロゴ刻印加工

さて今回は、HWS モーゼルHSCのモーゼルロゴ刻印加工です。ロゴ加工といってもハンドメイド書こうができるわけが無いので、当然外注です。イベントで刻印加工の受付を始めると聞いたKM企画さんに発注しました。

モーゼルロゴ3

KM企画のオンラインショップから注文して、スライドアッセンブリーをKM企画に送ります。自分の場合発送してから8日間で加工されて戻って来ました。

元から入っていた文字の刻印と違和感の無い彫りの深さとロゴサイズには満足していますが、「MAUSER」文字の上下の楕円内に縦線が無いのが気になります。もっとも、予めHPの刻印サンプル画像で分かっていた事ですけどね。

モーゼルロゴ2

代金は2,700円となっていたので妥当な価格だと思いましたが、支払いが代引きのみなので手数料がプラス500円、それに返送代が500円と、スライドの発送代が別にかかります。合計で4,270円となるので、実質的には高い気もします。

ショップオリジナルでフル刻印のHSCが4万円半ばで売られていたりするので尚更ですね。とは言え既に本体を購入していた場合は新たにフル刻印モデルを購入するわけにもいかず、手軽にネットで刻印注文できる便利さには惹かれます。

今回のロゴ刻印加工やZEEK製の内部ウェイトパーツ等、HSCの関連商品がHWS以外から出るのは需要があるって事だから、良いことなのかもしれないですね。

今日はここまで!!!!!!!

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GunProfessionals &コンバットマガジン 2016年9月号

毎月恒例の専門誌の発売日。最近はトイガンの新製品もぱっとしないのと、実銃情報もM4系カスタムとポリマーオートばかりなので、惰性で購入している感じになっていましたが、今月は久々のアタリでした。

9月専門誌

専門誌の編集の方々も同じように考えているのか(購入者層が高齢化しているためかもしれませんが)GunProfessionals(以下ガンプロ)の特集は「メタルフレームの時代」と題して、実銃メーカー各社がオリジナリティーを発揮していた1984年以前のモデルをクローズアップしています。

ピックアップされたモデルはカテゴリーの統一性はありませんが、モデルガン化されていたものがピックアップされているようです。個人的には「ウッズマン」「AR18」「S&W M76」「ウィルソンカスタム」の記事が良かったですね。

欲を言えば「ウッズマン」は2ndタイプにもう少し焦点を当てて欲しかったですけど。

2016年になってから編集に力が入っているコンバットマガジンは、「ミリタリー映画 特集」年代が廣すぎて総花的になりすぎた感はありますが、見落とした映画やもう一度見てみたい映画を発見することができました。

惜しくらむは、膨大な戦争映画の紹介と、戦争映画に関わる銃器や兵器の記事を詰め込んだので、漏れている映画や、上っ面だけの解説や説明になっているところですね。雑誌の性格上銃器だけに絞れないのは理解できるので、3回ぐらいに分けてやって欲しかったです。

従来はトイガンの新製品や話題の実銃をその場その場で取りあげていけば、専門誌としてのカタチになっていましたが、先に書いたようにトイガンの新製品も少なく実銃もM4系カスタムとポリマーオートばかりになると、雑誌本来の編集で魅力を作る方向になるのは、正しい変化だと思います。

後は毎号ネタが続けられるのか知力体力勝負になるんでしょうが、各社頑張って欲しいところです。

今日はここまで!!!!!!!

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タナカ 九九式狙撃銃 スコープ交換 その弐

さて今回も「タナカ 九九式狙撃銃スコープ交換」です。

九九式狙撃銃スコープ改10

タナカから新しく入手したマウントベースを、以前のマウントベースを外したレシーバーに乗せてみると、取り付け用のネジ穴が左下にズレています。幸い左右の穴の幅は同じだったので、マウントベースの穴を左下側に削る加工をすることで対処できました。

九九式狙撃銃スコープ改11

マウント右側の裏側から脱着レバー取り付け用のパーツを入れてから、マウントベースをフレームにネジ止めします(画像では取り付け用パーツが裏表逆になってます)。

最後にスコープをマウントに挿入するときにフレーム後部にある「游底止めバネ」を固定するネジの頭がスコープに引っかかるため、予め「游底止めのバネ」を外しています。

九九式狙撃銃スコープ改12

脱着用レバーを取り付けたらスコープをマウントのアリ溝に後方から差し込んで、脱着レバーでロックされる位置までいったら、スコープ固定用レバーを回転させてスコープを固定します。

九九式狙撃銃スコープ改13

最後に「游底止めバネ」を取り付ければ、九九式狙撃銃のスコープ載せ替えは終了です。これで20年以上経って、ようやく写真等で見慣れた九九式狙撃銃の姿になりました。

九九式狙撃銃スコープ改16

多少スコープと本体の仕上げが異なっていますが、許容範囲です。実銃の仕様なのでしようがない部分ですが、左にオフセットされたスコープを覗くには頬付けがし難いです。本来チークピースが必要と思われますが、専用のものは無かったと聞いてますので、現場対応だったのでしょう。

九九式狙撃銃スコープ改

弄るのが楽しいモデルになりましたが装弾&排莢不良の調整があるのと、タナカの旧軍小銃はロットによっては亜鉛ダイキャストの自然崩壊が散見されるので、頻繁に動かすのには一抹の不安があります。もっとも調製したり、遊ぶのならタナカにパーツの在庫がある今ということなんでしょうね。

今日はここまで!!!!!!

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タナカ 九九式狙撃銃 スコープ交換 その壱

さて今回は九九式狙撃銃の続きで、スコープ(旧軍的には照準眼鏡ですが、格好良い名称ですが他のパーツとの兼ね合いもあるので、以下現代風に統一します)交換についてです。

九九式狙撃銃スコープ改14

入手した九九式狙撃銃用のスコープは、実銃の4倍スコープをモデルアップしたもので形状は中々リアル。スコープを覗くと最新の九七式用と異なり単なるクロスヘアーで少々ガッカリ。倍率も2倍ちょっとぐらいの感じで、お世辞にも明るいスコープではありません。

スコープ基部には「九九式短」の文字とスコープ固定用のレバーが付いています画像は脱着ポジションで、レバーの下に「脱」の文字が入っています。

九九式狙撃銃スコープ改15

スコープ裏側の装着面中央部(T字型の凹みが付いているパーツ)が固定用レバーを回転させると下に下がって、マウントベース(装着台)の溝を押しつけてスコープを固定する仕組みです。この部分の再現は、ほぼ実銃どおりです。

九九式狙撃銃スコープ改8
(上:当初付いていた九七式用スコープ、下:入手した九九式用スコープ)

未だにどの時期のロットが九七式用スコープを付けて販売されていたかが不明ですが、生産初期の九九式狙撃銃は2.5倍の九七式狙撃銃のスコープが付いていたようなので、この組み合わせ自体は間違いではありません。

スコープの載せ替えに至った最大の理由は、この九七式用スコープがレンズの組み方を間違えているようで、スコープの機能が全くないことです。ちょうど双眼鏡を逆さに見たような感じの見え方です。

この辺りの記事もどこかの専門誌に載っていたはずなので、購入時は納得していましたが、徐々にガッカリ感が募ってきました。スコープ付きの銃は弄るときに自然にスコープを覗くものですね。

九九式狙撃銃スコープ改7
(左:九七式用スコープ、右:九九式用スコープ)

当初は単に載せ替えれば済むと思っていましたが、よく見ると装着面のアリガタの幅が異なることに気がつきました。九九式用の方が3mm程度太いので、マウントベースのアリ溝を削らないと入りません。

試しにタナカに問い合わせをしたところ、九九式用のマウントベース一式の在庫があると言うことなので、新たにパーツを発注することにしました。

九九式狙撃銃スコープ改9
(上:九九式用マウントベースのパーツ、右:九七式用マウントベースのパーツ)

余計な出費がかかりましたが、タナカに発注してから1週間ほどで九九式用マウントベースが届きました。九七式用と比較すると基本構造は同じものの、九七式用が脱着レバー自体にスプリング機能を持たせているのに対し、九九式用は専用のスプリングパーツを追加しています。

組み込んでしまえば見えないところですが、九九式用の方がパーツ点数は増えているものの、トイガン的に改良されている印象を受けます。

取付については次回以降で。今日はここまで!!!!!!

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MG462 タナカ 九九式狙撃銃

さて今回は「 タナカ 九九式狙撃銃」モデルガンです。

タナカ99式狙撃銃8

購入時期は90年代半ば頃で、当時盛んに行われていたポストホビーの掘り出し物市での購入だったと思います。既にモデルガンも下火となっていたので、かなりの割引率に引かれての購入だったと記憶しています。

タナカ99式狙撃銃7

タナカの旧軍軍用銃シリーズは80年代中田ブランドで出された九九式短小銃を皮切りに、以降九九式、三八式の各バリエーション、百式機関短銃とリアル路線のモデルガンとして発売され何度か再生産されて現在まで販売され続けています。

タナカ99式狙撃銃6

所持モデルのバレルはフロントサイトより後ろがスチールとなっていて、ダイキャスト部分と色合いが違うのが気になりますが、気分的には良い感じです(現行モデルがどうなっているのかは不明です)。

タナカ99式狙撃銃3

九九式短小銃の特徴でもある単脚は九九式狙撃銃にも当然装備されていて、ストックから起こすことができます。知識として知ってはいましたが、実際に動かしたときは感心したと同時に華奢な感じに驚きました。やっぱり立体として体感すると、いろいろ違いますね。

タナカ99式狙撃銃4

タナカ99式狙撃銃5

対空照尺が付いたリアサイトも九九式の特徴で、かなりリアルに再現されています。対空モードに起こしてみると、多少左右部分がフラットにならないものの、雰囲気は抜群ですね。狙撃銃に必要かどうかは別にしても、良くできているパーツです。

タナカ99式狙撃銃2

トリガー内のレバーでマガジン底部の蓋を開くことができます。これも九九式になってからの装備です。マガジンスプリングやフォロアーが一体化されているので、マガジン内の実包を抜く際にパーツの紛失が無いようになっています。

タナカ99式狙撃銃

クリップにセットされたカートリッジをマガジンに押し込んでからボルトを操作して、クリップをはじき飛ばすのが、ボルトアクションの醍醐味です。所持モデルはそこまでは良いのですが、マガジン左側(エキストラクターの反対側)の装弾が上手くいかないのが難点です

フォロアーを削ったりエキストラクターに手を入れたりすれば直るようですが、購入以来手を付けていません。元々ボルトクローズ時にコッキングをするメカが重いので余り動作させていない事もあって、未だに破損箇所も無い良い状態を保っているので、無精が必ずしも悪いことではないようです。

タナカ99式狙撃銃10

所持モデル最大の問題が、このスコープ。何故か九九式のものとは異なる(九七式のような)スコープが純正で付いています。当初は最初期モデルだからと思っていましたが、今回古い専門誌を調べた限りでは、最初期モデルは現行モデルと同じ、正しい九九式タイプのスコープが付いているようでした。

90年代の専門誌で、このタイプのスコープが付いた九九式狙撃銃の記事が掲載されていた記憶があるんですが、今回見つけることができませんでした。

ネットで検索すると希に同じ仕様の九九式の画像が見つかるので、所持モデルに限ったミスではないようです。もしかすると90年代の再生産ロットがこのタイプだったのかもしれません。

今回九九式狙撃銃を引っ張り出してきたのは定期メンテのためと、本来の九九式狙撃銃のスコープを入手したのが理由です。

スコープの載せ替えについては次回以降に。
今日はここまで!!!!!!

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2016年 KSCの新製品発表

7月17日に「APSカップ」と併催された「マルゼン KSC展示販売会」に行ってきました。
3年前のトイガンフェスタに比べて少なめでしたが新製品の発表もありましたので、紹介します。

KSC2016新製品2

M4A1に続き新たににERG(エレクトリック リコイルガン)化された「AK74M ERG」が展示されていました。撃ち尽くすと作動が停止し、マガジン交換後ボルトを引いて再発射するリアルなメカニズムはそのままに、発射時にリコイルが発生する独自メカも搭載されています。

会場には試射できるモデルが用意されていて実際に撃ってみたところ、気になるリコイルは体感的には前作M4ERGほどではありません。構造的にストック内にリコイルメカを納めていない影響と考えられます。

あくまで今回のはイベント用の試作品とのことで、仕様についても今後変更される可能性があるので、今後の煮詰め方しだいでしょう
発売日はまだ未定とのことでした。

KSC2016新製品

もう一つは「SIG &SAUER P226R HW」の展示もありました。単なるバリエかと思ったら、システム7が改良されて、新たにピストンを中心にパーツを大幅に見直しているようです。

それによって作動性や耐久性も向上しているとの事。合わせて実銃に準じたフレーム形状となりHOAG社製のラバーグリップが標準装備となるようです。従来のマガジンがそのまま使えるのも嬉しいところです。年内中には発売となりそうです。

他にも「CZ75 1st」のHWモデルも展示されていました。バリエモデルですが、1stモデルのHWは07化以前を含めても初のモデルアップですね。

個人的にはKWAがらみでMP40のGBBでもあるかと期待してたので、寂しいラインアップです。3年前の「トイガンフェスタ」のようにGBBのノウハウを生かした、KSCらしいアプローチの新製品が見たかっただけに残念です(販売会の方は堪能できたのは救いかな)

今日はここまで!!!!!!!

ビクトリーショーで見た新製品も含めた紹介ページはこちら

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AJAX製 ブラックパールグリップ ベレッタM92FS用

さて今回は「AJAX製 ブラックパールグリップ ベレッタM92FS用当然フェイクです)」の取り付けです。

AJAX M9用パール3

かなり以前に見た目の良さに惹かれて購入(当然売れ残りのバーゲン価格でしたが)したものの、当時はM92F熱が冷めていたのでモスボール状態でした。今回KSCのM9をレストアしたのを機にようやく日の目を見ました。

AJAX M9用パール4

裏面の加工を見る限り、今では当たり前のラージピン加工がされていますが、M9のトイガンが発売された当時は、これが無いものも多かったんですよね。と言っても20年以上前の事です。

実際の取付ははフレームにはぴったり合いましたが、グリップスクリューの頭がギリ入らなかったので、安易にルーターで削りを入れましたが、2箇所失敗して穴が歪んでしまいました。雑にやった自分がいけないんですが、萎えますね。

AJAX M9用パール

後から考えたら、グリップスクリューをルーターに挟んで頭を削った方が楽で確実でしたね。無計画過ぎましたが、取付は無事終了。個人的にパール系のグリップは好きですね。特にグリップサイズが大きいと見栄えがします。ぱっと見、失敗箇所がが余り目立たないので気休め的に良しとしました。

AJAX M9用パール2

握った感じは分厚さが増して、グリップの角が手に当たる感じなのが気になります。作動させるとグリップがトリガーバーに干渉している事が分かり、ダブルアクションが効かなくなりました。無加工で取り付けられないグリップは久々ですね。

裏面の溝をルーターで加工すれば良さそうですが、猿でも同じ失敗をしたくないので慎重にに加工方針と方法を考えて、作業に当たる事にします。

今日はここまで!!!!!

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MG461 MGC S&W M59 オールブラック

さて、今回は「MGC S&W M59 オールブラック」モデルガンです。

MGC M59発火2

M59は複数所持しているのですが、これは発火用にジャンク扱いの中古で入手したもの。外見のキズや内部パーツの変形の少なさから考えると、使用期間も少なめだったと思われます。

ただしバレル内部がボロボロでデトネーターを止めるイモネジがオーバーサイズのネジに変えられていたので、発火後のメンテが悪く放置されていたもののようです。

MGC M59発火3

内部が錆々だったのをパーツをばらしてメンテをし、マガジンは分解して錆を落として塗装仕上げにしました。後は各パーツの汚れ落とし程度で、外見上は取りあえず見られるようになりました。

MGC M59発火

特にダメージの大きかったバレルは破棄して、バレルは手持ちの発火済みバレルと交換し、錆々のデトネーターの代わりにタニコバのオープンカート用デトネーターに交換しました。同仕様のM39が不発が頻発したので、ファイアリングプレートもセフティが通る穴を後ろに広げて、前進距離を増やしました。

MGC M59発火4

実際に発火してみると、5〜6発は上手くBLKしますが直ぐにBLKしなくなります。バレルを分解して調べると、毎回デトゴムが定位置の段部分を超えてバレル方向にズレてしまっていました。一応BLKしない理由は分かりましたが、そうなる原因が分かりません。

仮説として「(1)カート内の汚れが抵抗になっている・クリアランスが無くなっている」「(2)デトゴムのロットによるモノ」が考えられましたが、(1)は再度洗浄しようが、オイルを注そうが改善せず。(2)は違うパッケージのデトゴムを使っても改善しなかったので、お手上げ状態です。

次回は試しにMGC時代のデトネーターに戻して発火して見るつもりですが、さてどうなるか。比較のためにM39も同じ状態で試してみるべきでしょうね。大昔にM59を撃ったときは快調だったんですけどね。

今日はここまで!!!!!!!

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AG298 KSC U.S.M9 HW(レストア済)

さて今回は、改めてレストアが無事終了した「KSC U.S.M9 HW」GBBです。

KSCM9レストア済み

外見がボロボロだったので、レストア作業のほとんどがキズの補修と塗装による再仕上げだったんですが、実銃がマットブラック仕上げなので最終の磨き上げをしていません。そうするとやっぱり塗装のザラザラ感が残るので、塗料の選択をミスったかもしれませんね

細かく見なければWAのカーボンブラックHWぽい感じなので、雰囲気的には気に入っています。どちらにしても真っ黒なマットブラックのスプレーは無いんですよね。

KSCM9レストア済み2

前に別のM9の個体を紹介したときに、KSC製のプロポーションの良さを褒めたんですが、一つだけ気になるところがあります。それがハンマーでサイズが小さいと言うよりも高さが足りない気がします。

逆にWAとかマルイは形状的には良いのですが、ハンマーダウン状態でスライドに密着できないので、シルエット的にはこちらもイマイチ。開発自体が古いモデルガンでは普通に再現できているのに、エアガンでは3社とも再現できていないのは、構造上の違いがあるとは言え不思議です。

KSCM9レストア済み4

KSCロゴのグリップはさすがに嫌なので手持ちのグリップに付け替えましたが、中途半端な光沢があるのがイマイチです。ミリタリー仕様ということを考えずに別のグリップに付け替えようかな。

先月末再販されたKSC製M9を見てきましたが、気になっていたスライドのベレッタマークは従来品と同じ「PP」でした。

これで余計な出費は防げましたが、ベレッタ表記をスライドに入れる事は日本国内では商標侵害にならなくても(実銃の販売が認められていないから)、ロゴマーク自体は意匠の侵害になるからダメなんでしょうか。判決を調べてみないと分かりませんね。

今日はここまで!!!!!!!

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KSC U.S.9mm M9 HWレストア 組立編2

KSC U.S.9mm M9 HWレストアの完成編です。
前回フレームまで組み立てたKSC製M9HWですが、今回バレル&スライドの組立と合わせて、唯一のメカ調整を行いました。

KSCM9組立8

最初にバレルユニットを組み立てましたがインナーバレル部分には手を付けていないので、インナーバレル部をアウターバレルに入れた後、ロッキングブロックをセットするだけです。

面倒だったのは、ロッキングブロックピンに入れる方向があるのと(自分のはバレル左側から挿入)、ロッキングブロックスプリングが組み込み時に外れやすいので、軽く瞬接でロッキングブロックに固定する必要があった事ぐらいでした。

KSCM9組立9

スライドの組立は、最初にブリーチユニットをスライドに嵌め込みますが、気をつける点は、ブリーチがきちんと定位置で固定されるようにブリーチ前端を若干外側に広げておくことと、セフティカムを忘れずにブリーチに付けてセットすることです。

セフティはスライド左から差し込みますが、その際セフティディテントとスプリングを飛ばさないように。右側のセフティレバーをスクリューで固定すればスライドの組立は完成です。

KSCM9組立10

最後にスライド、バレルユニット、リコイルスプリングユニットを組み込めばスライド部は完成です。本来は完成したスライド部をフレームに組み込めば終了なんですが、その前に今回唯一の調製作業をします。

KSCM9組立13

KSCのM9シリーズの欠点が、暫く使っているとセフティをONしても、ハンマーデコッキングができなくなるというもので、所持モデルは入手時からこの症状が出ていました。

原因はスライドとフレームのガタと、上の画像にあるセフティカムと次の画像のセフティリンクの変形摩耗によって発生すると思われます(上の画像のトリガーバーディテントは、セフティON時にトリガーをフリーにするために、トリガーバーを下げるだけの機能なのでデコッキングとは無関係)。

KSCM9組立12

対策としては、フレーム上のセフティリンク先端の位置を調製し(自分の場合は若干外側に向けました)、ポンチを使って高さを少し伸ばしました。これによってセフティカムの動きに合わせて、セフティリンクが確実に押されてデコッキングするようになりました。

KSCM9組立11

これでようやくM9のレストア終了です。外側がボロボロの割には新型チャンバーのモデルなので、集弾性は中々です。手間のかかった分愛着もあるので、普段手の届くところに置いて気軽に撃って遊ぶ用にする事にします。実はもう一挺レストアが必要なM92F系があったりするので、勢いで手を付けようかなw

今日はここまで!!!!!!

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KSC U.S.9mm M9 HWレストア 組立編1

取りあえず、キズの補修と塗装の済んだパーツの組み立てを行いました。

モデルガンの92Fシリーズの分解組立のかすかな記憶を元に勢いで分解しましたが、組立だと順序立てて行わないといけないので多少悩む事になりました。

KSCM9組立

まず最初にインナーフレームにハンマーを取り付けますが、ハンマーピンでは無くハンマースリーブというパーツ(中空になったハンマーピン)でインナーフレームに固定します。この時ハンマーとシアーのかかり具合を確認しておきます(写真を撮るのは忘れました)。

次にインナーフレームをフレームに入れてハンマーピンとシアーピンで固定します。次にメインスプリングハウジングにメインスプリングと真鍮製のリテイナーをセットしてフレームに挿入後、2本のピンで固定します。

KSCM9組立2

次はフレームにトリガーを取り付けますが、フレームとトリガーの穴にトリガーピンを差し込みながらトリガースプリングをセットします。トリガースプリングの向きは段のある方がフレーム下側&前方に向くようにします。

KSCM9組立3

トリガーの次はトリガーバーのセットですが、トリガーバーのトリガー側のピンを途中まで差し込みながら後端をシアー側にの定位置に合わせ、トリガースプリングの一端を圧縮してトリガーバーのピンに引っかけるのが少々面倒です。

トリガースプリングが無事引っかかれば、トリガーバーをそのまま押し込んで、トリガーバースプリングをセットします。この段階でトリガーバーとハンマー&シア回りの動きを確認しておきます。

KSCM9組立4

次にフレーム左側のスライドストップの入る凹みの穴ににスライドストップスプリングの一端をセットして、スプリングをスライドストップにセットしながらフレームにスライドストップ軸を通します。

KSCM9組立5

フレーム右側からスプリングをセットしたディスアッセンブリーボタンを通し、フレーム左からディスアッセンブリーレバーを上に回した位置で入れて組み込みます。

KSCM9組立6

マガジンキャッチを先に組み上げてからフレームに入れます。その際フレーム内側からマガジンキャッチをボタン側をフレーム外に出すようにマガジンキャッチのスペースに入れて、最後にフレーム外側からマガジンキャッチブッシングをドライバーなどで押しながら、マガジンキャッチをセットします。

KSCM9組立7

これでフレーム部分の組込は完了です。組込に夢中で、肝心の組込途中の画像が撮れず文字のみの説明になって、大変分かりにくいですが組立順としてはこのような感じです。当然分解はこの逆ですね。

今回内部機構にほぼ問題が無かったので、フレームの組立は20分程度で終わりました。悩んだ箇所も多かったのですが、分解したときにパーツをブロックごとに小分けていたのが大変役立ちました。もう一挺KSCのM9を所持していたのも大きかったですね。

取説に必要以上の分解組立図を載せないのは、改造防止の意味から仕方の無いことかもしれませんが、もう少し配慮が欲しいですね。

メーカーが配慮すると、ユーザーの自己責任じゃなくなるって事なのかなw

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AG297 KSC U.S.9mm M9 HWレストア その弐

さて今回は前回に引き続き続き「 KSC U.S.9mm M9 HWレストア」です。

KSCM9レストア8

キズの補修とペーパー掛けが一通り済んだので、一旦スライド&フレームとバレルを中性洗剤で洗ってから下地塗装をしました。

使用したのはトビカのトップガード”ブルーイング”で、24時間乾燥させてから、仕上げ塗装に移るはずがこの段階で「PP」ロゴ周辺に平面がでていない部分や、スライド後部のエッジがだれているところが見つかりました。

刻印を消したくなかったあまりペーパー掛けが弱かったのと、補修箇所が多すぎた為の見落としや作業ミスでした。この段階で再補修となりましたが、仕上げ塗装前で良かったかな。

KSCM9レストア10

サイト回りはそれ程問題が無かったので、スライドの他の部分の補修と下地塗装のやり直しを済ませた後で、1500番の耐水ペーパーで仕上げ磨きをかけました。

KSCM9レストア11

グリップ前部のセレーションは凸部は良い感じに仕上がっていますが、凹部の仕上げが粗いところが散見されました。同様にグリップ後部のセレーションにも気になるところがあったので、スライドと同じく再補修と再塗装となりました。

KSCM9レストア9

バレル部分は問題が無かったので、こちらも1500番の耐水ペーパーで仕上げ磨きをかけます。

KSCM9レストア12

スライドだけはこの後も、研磨のしすぎによるエッジの誰や側面の平面の歪みなどが発生し、さらに2度ほどやり直して、ようやく満足するものになりました。今回は金属パーツも同色仕上げにするため、樹脂パーツと一緒にトップガード”マットタイプ”で仕上げ塗装をしています。

KSCM9レストア13

無事仕上げ塗装が終了しました。思っていたよりもガンメタっぽい色合いになりましたが、これはこれで良いとしましょう。エナメル系ホワイトでサイトのドットやセフティの○部の下地塗装を行って、最後にアクリル系のレッドでセフティの○部を塗装して完了。後は仕上げクロスで磨くだけです。

KSCM9レストア19

リアサイト回りも中々良く仕上がりました。リアサイトのエッジもしっかり出ています。反面リアサイト前の平面のエッジが少しダレているのが残念です。

KSCM9レストア17

グリップ前部のセレーションも何とか形になっています。こういう部分の補修は思っている以上に手間がかかるので、中古買うなら平面のキズよりも要チェックです。

KSCM9レストア15

レストア中、もっとも手間がかからなかったのはバレルでした。単純な形状の部分の補修はキズが深くても楽ですね。バレルだけ素材が違うのも関係あるのかもしれません。

やり直しが多かったのと天候の影響で仕上げ塗装完了まで3週間近くかかりましたが、作業前の画像と比べると、自画自賛ですが頑張りました。ともあれここまで来たら、後は組み上げるだけです。

今日はここまで!!!!!!

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KSC U.S.9mm M9 HWレストア その壱

以前紹介したKSCのベレッタM9とは別に付属マガジンと安さに釣られてオクで落札した、放置状態のM9をレストアしました。

入手後放置していたのは想定以上に状態が悪かったため。レストア作業に踏み切ったのは、折からのM92Fシリーズのマイブームによって多少のやる気が出たためです。レストア前のチェック時に分解を始めてしまったので、レストア前の状態の写真を撮るのを忘れました。

KSCM9レストア

チェックしながら細部を見てみると、サバゲで酷使していたとあったので多少のキズやパーツの摩耗は予想していましたが、一度や二度落としたぐらいではこうはならないだろうという感じです。

モニター上では本体がマットブラックだったので傷が見えなかったんですが、目立つ部分だけでも画像でお見せします。

KSCM9レストア3

スライドはあちこちにキズがあり、特にアサイト付近は傷だらけで、サイト上面が変形していて、ホワイトドットの凹みが繋がっていました。

KSCM9レストア4

フレーム全体も傷が多く、グリップ前後の滑り止めセレーションは前後ともセレーションの山が潰れて凸凹になっていました。

KSCM9レストア2

バレルにも大きな凹みやマズル部分の削れがありました。

全体のキズは樹脂製のフレーム&スライド、バレルに集中しているのでパーツを購入すれば簡単にレストアできるレベルですが、コストがかかりすぎるため断念。各部のキズをプラリペアや瞬接で補修・成形した後に、塗装で仕上げる事にしました。

KSCM9レストア5

細かいキズは瞬接で、大きめのモノや形状を整える必要があるところはプラリペアを使って埋めた後耐水ペーパーを使って平面を出します。キズ自体の数が多いのとエッジ部分に集中していたり、刻印付近にあったりしたので、ペーパー掛けに手間取りました。

KSCM9レストア6

最初のスライドの補修では、リアサイト上部の厚み不足や、スライド上面のファイアリングピンロック部分の欠け、肉盛り不足やペーパー掛け不足等があり再修正となりました。

KSCM9レストア18

グリップ前面セレーションの復元も瞬接の肉盛りで行いましたが、セレーションの厚みが不揃いで、凸凹が目立つので、こちらも再度修正となりました。

KSCM9レストア7

バレルは形状が単純なので、初回修正で概ね満足できました。バレル付近に見落としたキズがあったので追加修正です。

ペーパー掛けが終わって上手くいったと思っても、水洗いした後見てみると大抵加工不足が見つかります。キズの見落としも多いので、この後更に2回ほど肉盛りペーパー掛けを繰り返して、下地塗装に入ります。

今日はここまで!!!!!!

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MG460 HWS モーゼル HSC

今年前半で、個人的にもっとも期待値が高かったトイガン「HWS モーゼル HSC」を入手しました。

HWS HSC

モーゼルHSCと言えば、世の中的にはワルサーPP・PPKの影に隠れた感のある、よく言って準メジャー級のモデルですが、古くはMGC、国際から同時期にモデルガン化されていたり、故大藪春彦氏や、故望月三起也氏の作品で取りあげられたりしていたので、個人的には結構身近なモデルでした。

HWSがイベントでHSCの製作発表したから1年半、ようやく手にすることができました。

過去のHSCのモデルガンが金属製・タニオアクション(MGCのシングル&ダブルアクションモデルは52年規制で早々に姿を消しています)の発火モデルだったのに対し、HWS製HSCはHW樹脂製・シングル&ダブルアクション・ダミーカートリッジモデルとして作られています。

HWS HSC2

コストダウンと、ユーザーが後から手を加えやすいように、HWのナチュラル仕上げなので触った後の酸化が気になりますが、最新の技術で作られているだけあって、全体のラインもシャープで、厚ぼったいところもありません。

標準装備の木製グリップも実銃の雰囲気が良く出ていて、多少厚ぼったい感じもしますが握った感じは独特の形状のグリップラインが手にフィットするので、良い感じです。

HWS HSC4

スライド刻印は三本線のある大戦前頃から大戦中に生産されたモデルのものですが、残念ながらモーゼルロゴやイーグルの受領印やシリアルNO等がありません。商標取得やコストの問題だと思いますが、ちょっと残念な部分です。

HWS HSC5

HWS製HSCの最大の特徴は、実銃メカの再現でしょう。HSC独自のマガジンによるスライドリリース機能やフィード・カムによるカートリッジのフィーディングサポート機能を始め、セフティやマガジンセフティの特徴的な動きも再現しています。

実銃同様リアルに肉抜きされたフレームにも驚かされますが、少ないパーツの組み合わせで多様な機能を再現しているメカそのものが驚きですね。

HWS HSC3

付属のカートリッジを使った手動での装弾排莢は大変スムーズでしたが、カートリッジ自体は他社と共用できないようで試してみたCAW製PPKとでは、残念ながらそれぞれ互換製がありま

異なるメーカーの違う製品のカートに互換性が無いのは当たり前のことですが、それぞれデキが良いだけに期待しちゃいました。

ハートフォードからHSCが発売されたことで、52年規制で生産中止になったセミオートハンドガンは、ほぼリメイクされたことになるので、それも含めて自分には嬉しいモデルですw

今日はここまで!!!!!!!!

HWS モーゼルHSCの詳しいレビュー記事はこちら

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CTC ベレッタM9用レーザーグリップ

さて今回は「CTC ベレッタM9用レーザーグリップ」です。

KSC USM9HW4

まだ円安の時代に海外で入手したものですが、トイガンに装着せずに仕舞い込んでいたのをKSCのM9を引っ張り出してきたのに合わせて、こちらも出してみました。

KSC USM9HW5

樹脂グリップ内に電池とレーザー・スイッチが組み込まれているので、トイガンに装着するだけでレーザーエイミングが可能になります。実銃用に作られているだけあって、樹脂部分の劣化も無くテストしたら問題無く作動しました。

KSC USM9HW8

KSCのM9へは無加工で装着できました。スイッチ部分がグリップのフロントストラップ部を覆うような形状ですが、フィンガーチャンネル付きのラバーグリップと異なり無理に引っ張ったりすることなくジャストフィットしましたのには驚きました。KSCのM9が正確なサイズって事ですかね。

レーザーのサイト調整はイモネジを回して行いますが、レーザー発光部がバレル軸線に近いので比較的簡単にゼロインできます。それでも5mと10mではズレがでますが、精密射撃用では無いので最大公約数的に遠目に合わせるようにしました。

KSC USM9HW6

左側グリップ下にあるのがメインスイッチで、ONにしておけばグリップを握る(厳密には握った中指でスイッチを押します)だけでレーザー照射ができます。ハンドガンでレーザーサイティングをすると、腕の悪さが災いして中々レーザーポイントが一点に固定できないので、良い練習になります。

KSC USM9HW7

グリッピングは、それ程厚みも無く違和感なく握れます。老眼でアイアンサイトが使いにくくなっているので、レーザーサイトは楽で良いですね。もっとも室内撃ちがほとんどなので、実用性よりも雰囲気重視の面は否めませんが、楽しく遊べるアクセサリーにはなっています。

もっとコスパの良いトイガン用のレーザーグリップを国内メーカーが作ってくれると、ありがたいんですけど規制やら認可の問題があって難しいんでしょうね。残念ですw

今日はここまで!!!!!!!

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