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MG511 MGC コルト MKV ピースキーパー その弐

さて今回は「MGC コルト MKV ピースキーパー 」の続きです。

MGCピースキーパー14

外見上は雰囲気を上手く再現していたMGC ピースメーカーですが、新規に作られたパーツがバレルだけということもあり、細部を見ていくと色々アラも出てきます。フレームは流用したMKⅢフレーム自体がアレンジメカなので、ここでは触れません。

MGCピースキーパー2

新規制作されたバレルはバランス的にも良く出来ています。フロントサイトのレッドランプも台形状に加工されているのがリアルです。この頃はまだ組み立て加工の精度が維持できていたんですね。

バレル左側の刻印は「PEACEKEEPER ☆357 MAGNUM CTG ☆」と実銃どおりの製品名と使用カートリッジ表記です。刻印自体は薄めですが、恐らくレーザー刻印だと思われます。

MGCピースキーパー4

バレル右側刻印は「COLT'S PT FA MFG CO HARTFORD CONN U.S.A.」の製造者・所在地で。何故かカンマとピリオドが省かれていますが、ほぼ実銃どおりです。バレルの金型代だけでも結構コストがかかるようですけど、このモデルは元が取れたんでしょうか。

MGCピースキーパー3

グリップは木目調プリントの入ったHW製で、HW化されたトルーパーやパイソンに使用されたのが最初だったようで、このモデルも当然ながらトルーパーの流用です。木グリが手に入りにくい今となっては、ケミウッドグリップよりは数段良い雰囲気です。

MGCピースキーパー11

実銃のシリンダーは、シリンダー後面全体が一段凹んだトータルカウンターボアードのはずですが、MGC はMKⅢシリーズ発売時から普通のカウンターボアードになっています。当然ピースキーパーもそのままです。

MGCピースキーパー12

実銃のハンマーは新規デザインのものでスパー部の滑り止めもセレーションタイプになっていますが、MGCのものはトルーパーの流用なのでスパー部の形状も違い、滑り止めチェッカリングになっています。

MGCピースキーパー13

フレームのコルトロゴは、実銃が「V]の文字と組み合わせたMKVシリーズ独自のものになっているのに対し、従来通りのコルトロゴのまま。直せなかったって事は、フレームの金型に入っているんでしょうか。惜しいところです。

気になる細部に関しては、ほとんどMKⅢシリーズのパーツ流用によるものです。このモデルが発売される10年前だったら、大目に見られたかもしれませんが、90年代半ばは実銃情報も豊富になって、モデルガンがリアルなのは当たり前と思われていた時代だったので、人気が無かったのも頷けます。

実銃も「ピースメーカー」にあやかって、「ピースキーパー」と名付けた割にはヒットしなかったようですから、モデルガン化するのに無理があったって事ですねw

今日はここまで!!!!!!

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MG511 MGC コルト MKV ピースキーパー

さて今回は久々のモデルガン「コルト MKV ピースキーパー」です。

MGCピースキーパー

発売されたのが1994年5月頃。MGCの休業が決まる最後の年に発売されたニューモデルでした。実銃のコルトMKVフレームが発売されたのが82年頃だったので、遅すぎたモデルアップですね。

しかも新設計なのはバレルのみでフレームは既存のローマン/トルーパーのMKⅢフレームのままだったので、なんちゃってMKV的な扱いで、あまり話題にもならなかったような印象です。

MGCピースキーパー5

そんな印象のモデルだったので、MGCが健在だったことは買う気にもならず完全スルー状態でした。結局入手したのは、2000年代になって中古ショップで見かけてから。KSCからMKVリボルバーが発売された後の事で、最新のKSCのモデルと違和感が無かったことが驚きでした。

結果的にオクで入手することになりましたが、使用感のほとんど無いモデルが定価以下で手に入りました。やっぱり人気が無かったんでしょうね。

MGCピースキーパー10

驚くことにパッケージはMKV用の新デザインのもの。この時期発売された「SFハイキャパ」や「M586HW」シリーズなどと共通する英語表記だけのシンプルなデザインが良いですね。内側の発泡スチロールがM29の流用みたいなので8インチと6インチが入るサイズになっていますが、結局4インチモデルしか発売されなかったと思います。

MGCピースキーパー6

実銃でもMKVのフレーム自体は外見的にMKⅢと、ほぼ同じだったと言うことが幸いして結構リアルな外見にし上がっています。モデルガンではベースとなったMKⅢフレーム自体がモデルガン独自の構造だったので、フレームの違いにこだわる事は最初からあまり意味の無かったことだったようです。

時期的にモデルガンのリアル化が当たり前だった時代の新製品としては、ネガティブな捉えられ方をされることになり、実銃自体の人気もイマイチだったためにパッとしないまま消えていくことになりましたが、個人的には悪くないモデルだと思っています。

最も今だから感傷気分もあって、そう感じるだけかもしれないですけど。

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「新ワイルド7ファンブック」モーターマガジン社刊

さて今回もワイルド7ネタで「新ワイルド7ファンブック」です。以前紹介した「ワイルド7ファンブック」の続刊ですね。

新ワイルドFB

内容的には「ワイルド7」連載終了翌年の「優しい鷲」から、さらに7年後に連載が始まった表題の「新ワイルド7」をメインに、続編の「続・新ワイルド7」「ロゼ・サンク」「「飛葉」「W7」最終作品「ワイルド7R」までに触れられています。

生前の望月三起也氏による新旧ワイルド7に対するインタビュー記事(月刊オートバイからの再録)は短いながら興味深いものです。他にもメインキャラクターや使用銃器やバイク、クルマ等を登場シーンとともに解説する前作と同様のスタイルは、過去の記憶を呼び起こしてくれるきっかけになります。

「新ワイルド7」の飛葉はワイルド7時台の記憶を無くしているのと秘熊大臣も出てこない世界なので、続編と行っても1回リセットされたパラレルワールド的な設定になっています。また飛葉以外のワイルド7のメンバーはエンゼルとクロス以外影が薄く、名前すら出てこなかったりするメンバーもいたりして、当時それほど入り込めなかったのが正直なところです。

今回ファンブックを読んでみて、それでも結構シーンごとに覚えているのには、我ながら驚きました。やっぱり絵のインパクトが強いんでしょうね。最も「ロゼ・サンク」以外は手元にあるんだから、当然と言えば当然かも。

老けた飛葉も悪くは無いんですが、全盛期の飛葉の活躍が見られるという点でも「新ワイルド7」「続 新ワイルド7」は、自分の中で見直すべきですね。絵のタッチも全盛期のままなので、その意味での違和感もありません。早速手持ちの全巻を読み返すことになりそうですw

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ワイルド7 1973-4 地獄の神話(生原稿ver.)上巻

さて今回は「ワイルド7 1973-4 地獄の神話(生原稿ver.)上巻」です。

地獄の神話 上

歴代作品の中でも人気作の「地獄の神話」ですが、作品として一番脂の乗っていたいた時期だったんでしょうね。ストーリーの長尺化(単行本で5巻)が始まったにもかかわらず、ストーリーの破綻の無く、展開もスピーディーで一挙に読ませる巧さがあります。

個人的にも印象の強いシーンが多く、B17と零戦に始まりモンスタートレーラー(ベースはAirfixから1/76スケールで発売されていたスキャンメル タンクトランスポーターですね)や、CH54タルヘ(これもタミヤから1/100スケールでCH54スカイクレーンという名称で発売されてました)等のミリタリーものが重要な役回りで使われていました。

当時はミリタリープラモに嵌まっていましたから、出てきただけで嬉しかったですね。他にもガバメントの2挺拳銃を使って刑務所所長の自宅を襲撃時するシーンがあり、これに影響されて、MGCのプラガバを買いました。

久しぶりに読みましたが、上巻は水族館のシーンで終わっています。正にこれからってところで終わるのは残念ですが、今回は入手が遅れたため、25日に発売される中巻の待ち時間が少ないのが救いです(コミック版は未だに持っていますが、先読みはしません)。

望月三起也氏は、やっぱり絵が上手いですね。今見てもアクションシーンやカット中のポージングは最高ですw

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MULE ベビー南部用木製グリップ その弐

さて今回も前科に引き続き「MULE ベビー南部用木製グリップ 」です。

ベビー南部グリップ6

ACGの南部式小型拳銃(東京ガス電工)に付けてみました。スクリューの問題はありますが、フレームとのガタや浮いた部分も無く、ピッタリと取り付けできました。若干グリップの厚みは増していますが、握ってみてもほとんど違いが分からないぐらいです。

ベビー南部グリップ7

46年規制直後には金色のモデルガンに対する拒否反応が強く、汚いメッキでも当初はMGCの虹色メッキの方がマシに感じていた時期もありましたが、ベビーナンブやマルシンのP08が発売される頃には、拒否感が全く無くなっていました。

金色メッキに対する慣れもあるんでしょうけどメッキ自体が綺麗になったのも影響していそうです。マルシン製になってから波動なったか不明ですが、ACG時代は24Kメッキを謳ってましたからね。

ベビー南部グリップ8
左:東京ガス電工+MULEグリップ、右:恩賜刻印+マルゴーグリップ

ようやく2挺とも木製グリップに付け替えることができました。右のマルゴー製グリップはMULE製に比べて赤みがありますね。木製グリップの場合は、同じグリップでも素材を変えれば違う表情になるので、面白いです。

ベビー南部グリップ9
左:東京ガス電工+MULEグリップ、右:恩賜刻印+マルゴーグリップ

刻印バリエーションモデルを2挺並べてみると、折角の刻印バリエーションなのにシリアルNOが全く同じという残念な部分があるのに気づいてしまいます。自分も2挺目の東京ガス電工を入手するまで知りませんでした。高級モデルガンとして売っていた割には見え見えのローコストです。

グリップの縁取りが微妙に違いますが、写真などでよく見かけるタイプはMULE製グリップの方ですね。特にマガジンキャッチ周りの縁取りは、写真では必ず付いていますね。

昔に比べると木製グリップの値段も高くなりましたが、モデルガンの数が少ない上に、アクセは、その十分の一も売れれば良いという世界だから、妥当な価格って事になるんでしょう。折角だから木質を変えたり色目の違うバリエーションもあると、もっと楽しめるんですけどね

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MULE ベビー南部用木製グリップ

さて今回は「MULE ベビー南部用木製グリップ」です。

ベビー南部グリップ

マルシン製ベビー南部はACG時代から販売が続いていますが、実銃に高級イメージがあるにもかかわらず、過去にメーカー純正の木グリが発売されたことがありません。24Kメッキ仕様のACG時代からプラグリップだったのは、何故なんでしょうね。

同時期に発売されている、量産モデルのルガーP08が最初から木グリ仕様だったのと比べると不思議な感じがします。桐箱に入れるんだったら木グリが先でしょう。

ベビー南部グリップ2

過去には一度だけマルゴー商店から、ベビー南部用木グリが発売されたことがありましたが、短期間の限定的販売に終わっていたので、今回が実質的に、初の量産木グリと言うことですね。

製品を見ていくと、全体はMULE(CAW)製グリップの特徴でもある濃いめの茶系のオイル仕上げになっています。普段は細かく感じるチェッカリングのピッチもあまり違和感を感じません。何よりもチェッカリング周りの縁取り部分にチェッカリングのキズが全く無いのが良いですね。

ベビー南部グリップ3

材質は特に記載がありませんが、ウォルナットあたりでしょうね。表から見ると複雑なベイーナンブ用グリップも裏から見ればただの平面。

マガジンキャッチ部分がザグってあるのが唯一の加工のようで、固定ピン用の穴すら無いのは立派ですけど、フレーム側の形状に手間がかかっているって事じゃないですけね。

ベビナンブグリップ

実際にグリップを取り付けてみるとガタも無くピッタリで、取り付け手間取る程でした。マガジンキャッチを押しながら取り付けるとか、手順を考えれば問題ないレベルですけどスクリューなしでも外れないぐらいピッタリです。

ベビー南部グリップ4
左:純正プラグリップ、右:MULE製木グリ

唯一気になったのは、グリップ下のスクリューヘッドが当たる部分。純正のプラグリップに見られるような一段下げる加工がされていません。前述したマルゴー製の木グリも、この部分の加工はされていませんでしたけど、同じような結果になりそうです。

ベビー南部グリップ5

グリップスクリューを締めてみると、フレームとの間に大きなスキマが。プラグリップよりも若干厚みが増しているので、余計スキマが目立ちます。プラグリップのように、ここを一段下げる加工さえしてくれていれば、残念な感じにならなかったんですけどね。

グリップ自体がピッタリ本体に固定されるので、この部分の強度はそれほど高くないはずですけど、そんなに加工が面倒なんですかね。自分で加工するしかないのかな。

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2018第57回 静岡ホビーショーに行ってきた!

5月10日(木)から開催された「第57回静岡ホビーショー」をに行ってきました。
今年で5回連続。恒例行事になったとは言え、我ながらよく続きます。

2018静岡ホビーショー

一般公開初日に行きましたが、例年以上に混んでいる気がします。いつもより1時間遅く来場したのが原因かも。模型マニアの人と一般の家族客が混ざっているのが、このイベントの面白いところです。

2018静岡ホビーショー2

昨年も会場エントランスに展示されていた「16式機動戦闘車」(昨年は試作 機動戦闘車という名称でしたが)。今年は量産型と思われるモデルで富士教導団の戦車教導第4中隊所属車両と思われます。

個人的に16式は調達単価が高すぎるのと車体の汎用性が無いので好きでは無いのですが、実際に見ると格好良いのは確かです。

2018静岡ホビーショー3

自衛隊の隊員が扮していた「軽装甲機動車ベースのトランスフォーマー」。自衛隊広報の手作りでしょうけど、最高のデキですね。プラモかフィギュアで発売されたら買っちゃいそうです。

2018静岡ホビーショー4

目当ての東京マルイのブースは、今年の夏頃までに発売予定の新製品が勢揃い。

その中でメインは「89式小銃 GBB」今回は試射できるモデルが用意されていました。構造が違うためかM4よりも反動が強く感じました。セミ・3バーストはすごぶる快調。フルオートは後半息切れしましたが、これは装弾数35発分よりも空撃ちの弾数が優に超えているからと思われます。

89式小銃GBB 会場試射動画


発売は当初より伸びて、6月頃になるとのこと、販売価格は6万円前半とのことです。

2018静岡ホビーショー5

一部情報だけが先行していた「バイオハザード アルバート.W.モデル 01P」の展示されていました。サムライエッジの名称が付かなくなり、新アンブレラ社の量産ハンドガンと言う設定になったようです。ブリガデールスライドでは無いのが、寂しいですね。こちらは通常の量産モデルとして6月頃に発売されるとのことです。

2018静岡ホビーショー6

同じく試作モデルが展示されたのは「グロック19 3rd」。グロック17のバリエモデルかと思ったら、ブローバックエンジンやフレームの厚さ、マガジンを含めて新規開発しているんだそうです。作動モデルまで持ち込めなかったのは、ほぼ新規開発だからのようです。

そこまで一から作り直すのなら、個人的には5thモデルか、19X辺りの新型モデルにして欲しかったですね。USPみたいに性能自体が良くてもインパクトに欠ける新製品はどうかと思うんですけど。

他にもM4GBBの16インチバレルバリエーションの「MTR16」や次世代電動ガンの「HK416 デルタカスタム ブラック」などが展示され、夏頃までの発売をスタンバっているようでした。

2018静岡ホビーショー7

タミヤブースでは既に発表されていた1/700「空母いぶき」が展示されていました。いずも級を空母に改装したイメージで、久々にウォーターラインシリーズを作ってみたくなりました。

2018静岡ホビーショー8

同じく欲しくなったのが「マークⅣ メール」のRCタンク。以前組み込み用のキットが発売されていましたが、これはその改良モデルのようです。ドイツ軍鹵獲モデルに塗装して遊んでみたいです。

今回は会場の混み方に疲れて、早々に退散。生しらすや、生桜エビなどの美味いもの満喫大会に切り替えましたので、見落としが多そうです。でも静岡は美味いもの多いんですよねw


2018静岡ホビーショー 東京マルイの新製品の詳しい記事はこちら

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AG339 マルシン SIG P210−6 ブラックHW


さて今回は「マルシン SIG P210−6 ブラックHW」GBBです。

マルシンSIGP210-1

2008年に発売された、マルシン製SIG P210−6 GBB。当時は8mm仕様と6mm仕様の2本立てのラインナップでしたが、仕上げが違うので2挺とも入手しましたが、作動性がイマイチだったので、早々に手放すことになりました。

今回10年ぶりにマガジンを改良して再発されたので、再度入手してみました。結構この銃好きなんですよね。

マルシンSIGP210-2

外見は従来製品そのままで、フレーム&スライドは10年前と「ASGK」マーク以外は違いは見つからず。仕上げ自体は刻印の過剰なホワイト入れも無く、至ってシンプル。パーティングラインはトリガーガード内まで綺麗に消されているので、上々な感じです。

内部を見てみると、こちらも全く変化は無し。シリンダーストロークの小さなブリーチ部もそのままだし、唯一違っていたのはインナーバレルでしたけど、6mm専用にしただけのようです。

売りのマガジンは給弾レイル部分が6mm専用になって装弾数が12発になったのは分かりました。他はガスパッキンのガスルート口の形状が変わって、以前よりも小さくなってました。これで作動性は改善したのか、疑問だらけです。

マルシンSIGP210-3

手動操作をしてみると、スライドの動きはスムーズ。気温23℃で撃ってみると、なんと4発目で生ガスを吹き出してしまいました。いくらHWモデルで、スライド重量が増えた空と言ってもあんまりです。マガジンの冷えが取れてから、何度かチャレンジしても同じような結果になりました。

マガジンをポケットに入れて、表面温度が30℃になったところで再チャレンジしてみると、ようやく12発全弾撃ちきって、ホールドオープンしました。普通にゆっくり撃ってのホールドオープンなので、今どきのGBBとは思えない作動性の悪さです。

スイスアームズから図面を提供して貰って制作したものだけあって、外見的には良く出来ているだけに残念すぎます。もっと暖かくなったら少しは作動が改善するのかもしれませんが、何らかの手を加えないと、これ以上劇的に動きが変わることは無さそうです。

期待していただけに残念ですが、マルシンはCO2モデル以外のGBB期待できないメーカーになってしまったんですかね。所持個体だけの問題だったら、まだマシな気がしますw

マルシン SIG P210−6 ブラックHWの詳しいレビューはこちら

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MG510 MGC コルト ウッズマン スポーツ3rdカスタム

さて今回は「 MGC コルト ウッズマン スポーツ3rdカスタム」です。

ウッズマン3rd

お馴染のMGC コルト ウッズマンスポーツですが、このモデルは3rdモデル風された個人カスタムです。GWに開催されたビクトリーショーで入手したモデル。あいにく購入したブース名を正確に覚えていないので紹介できませんが、何度か拝見した記憶があるので常連の出店者さんですね。

ウッズマン3rd4

カスタム箇所はトリガーとマガジンキャッチ、それに関わるフレーム&グリップ、スライドストップレバー周り。個人カスタムっぽさはあるものの、全体に丁寧な仕上げで価格的にも十分納得できるものでした。

ウッズマン3rd5

ボトム式のマガジンキャッチが、実銃の2段式ロックになっていなかったり、リアサイトがアクロサイトになっていなかったり、あくまで3rd風ですけど、雰囲気的には充分ですね。MGCウッズマンで気になる、チャンバー周辺の凸部も綺麗に消してあるのも良いですね。

ウッズマン3rd2

CAW製ウッズマンのイライアソン仕様のスライドを移植すれば、もう少しリアルになるとは思うんですけど、現状のままの方が味がある気がするんですよね。

ウッズマン3rd3

自分も過去に何度か3rdモデルを作ろうかと思ったこともあるんですが、地味な変化の割に加工が大変そうなので、手を出しそびれていましたから、今回の購入は自分ができなかったことを代理でやって貰ったような感じで、妙に嬉しかったりします。

これで何挺目のウッズマンになるのか、数えていませんが所持しているのはMGC(CAW)のウッズマンばかりなんです。「秘密探偵JA」から「ワイルド7」になってMGCウッズマンに繋がっ他と思っているので、実銃のウッズマンよりもMGCのウッズマンが好きということなんでしょう。

だからワイルド7の原画に忠実なカスタムには興味が行かず、MGCウッズマンのシルエットが生かされた飛葉カスタムに惹かれるんですね。ホント個人の嗜好ってヤツですね。同じブースに置かれていたMP38カスタムも魅力的だったなぁw

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WA セキュリティシックス エジェクター修理 その弐

さて今回はWA セキュリティシックスのエジェクター修理の組み込み編です。

セキュリティシックス修理6

実際にポン付けで組み込めるかが楽しみなところですけど、一応最初にエジェクションロッドとエジェクターのネジを仮組みしてみます。ネジの規格とかは社外パーツで心配な部分ですが、問題なく取り付けできました。ネジ込むときに何の抵抗もなかったので、加工精度はかなり良いようです。

セキュリティシックス修理13

エジェクターをシリンダーに組み込む前に、エジェクターと2分割されたエジェクターガイドを組み上げておきます。分割されたエジェクターガイドをスキマ無く圧着させるにはラジオペンチなどが必要となります。

組み込む前にエジェクターガイドのスクリュー用の窪みの位置を確認しておきます。

セキュリティシックス修理14

シリンダーにあるスクリュー穴とエジェクターガイドの窪みの位置を合わせて、エジェクターガイドをシリンダーに取り付けます。

セキュリティシックス修理15

エジェクターを突き出したままドライバーを使って、スクリューでエジェクターガイドをシリンダーに固定します。エジェクターガイド、エジェクターも無加工でシリンダーに組み込めました。

この後シリンダー前方からシリンダーセンターロックピン、スプリング、ピンロッドを入れてからエジェクターロッドをエジェクターにねじ込んで、修理完了です。

セキュリティシックス修理8

ラチェット部分の表面が粗いので心配でしたが、シングル・ダブルアクションともにスムーズに作動します。カートの出し入れは多少キツメの感じはありますが、こちらも問題はありません。


セキュリティシックス修理10

カートを入れると、入れないときに比べシングル・ダブルともにアクションが気持ち重くなります。かどうもカートリッジヘッドがフレームに僅かに接触しているようです。エジェクターの厚みを若干薄く研磨すれば解決しそうです。

今回のパーツは初回生産分と言うことで1セットのみの購入としましたが、このデキならばセキュリティシックスの保有数だけ購入しておきたいですね。問題は当時4〜500円のパーツが10倍以上の価格になってしまうことですが、既存パーツは対策をしても劣化が進む上以上やむを得ないでしょう。

長年の懸念だったセキュリティシックスの欠陥が解決してしまうとは、半年前までは想像もできませんでした。技術の進歩とそれを活用するアイデアは素晴らしいですね。

今日はここまで!!!!!!

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WA セキュリティシックス エジェクター修理


さて今回は、「WA セキュリティシックス 」のエジェクター修理です。

セキュリティシックス修理3

WAのセキュリティシックスはモデルガンブームがピークだった80年代後半に発売されただけあって、ディテールやアクションがリアルに再現されていましたが、最大の欠点がエジェクター。

パーツ自体がタイトに設計されているのは良いのですが、亜鉛ダイキャストの質が悪いせいか経年でパーツが膨張して、ほぼ100%エジェクターとエジェクターガイドが固着して動かなくなります。それ以外にもエジェクターロッドをねじ込む部分の肉厚が薄過ぎて直ぐにひびが入ってエジェクターロッドがガタガタになります。

セキュリティシックス修理4

所有しているセキュリティシックスは、早めに欠陥に気づいたためエジェクターガイドの穴を広げて事なきを得ていましたが、修理するモデルは亜鉛ダイキャストが劣化しすぎて動きが渋く、今回分解時にエジェクターが2つに折れてしまいました(リムを支える腕も一緒に折れたのには驚きました)。

セキュリティシックス修理

今回修理ができたのは、新造されたチタン製のエジェクター&ガイドセットを入手できたからで、このパーツが無ければ、そのまま放置するしかなかったでしょうね。このエジェクター&ガイドは5日前のVショーで、K.T.REDさんのブースで手に入れました。

3Dプリントで作ったパーツと言うことですが、絶版モデルガンのパーツがこのように第三者の手によって量産できるということは凄いことですね。一昔前だったら削り出しのワンオフパーツということになったでしょう。

セキュリティシックス修理2

素材がチタンということで強度や膨張の問題は解決済みで、エジェクターロッドを固定するネジ部分も、形状を変更して肉厚を増やして改良してあります。そのため、エジェクターガイドが2分割されています。取付のためパーツ同士を2つに分けるのに苦労するほど、パーツの精度が高いのには驚きました。

セキュリティシックス修理5

今回修理と言っても、上のオリジナルのエジェクター&ガイド(既に残骸ですね)を新規パーツのエジェクター&ガイドに交換するだけの作業です。純正パーツでは無いので心配な部分は若干ありますが、組み込みについては勿体付けて次回に。

今日はここまで!!!!!!

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AG338 ARMORER WORKS(WE)製 M712 ブラスター その参

さて今回も「ARMORER WORKS(WE)製 M712 ブラスター」の続きです。

M712ブラスター2

当初はそのままにしようと思っていましたが、グリップしたときにギシギシ感のあった樹脂製グリップは、やはり交換することにします。マルシン製の木グリが、ほぼポン付けできるのは良いですね。

M712ブラスター20

CAROMショットから発売された琥珀グリップにも惹かれましたが、ここはストックがあったオーソドックスな木グリにします。設定上はやっぱりこちらですね。


M712ブラスター6

個人的にハイダーユニットを固定する六角穴ボルトが、やっつけ仕事っぽくて気に入らないので普通のイモネジに交換します。実際のプロップはしっかりネジの頭が出ているのが正しいので、これは個人の好みです。自分的には、こちらの方がすっきりしたと思うんですけどね。元に戻すのは簡単なので当面このままで行くことにしました。

M712ブラスター10

マガジン交換がやり難いのとサイトが無くて正確に狙えないので、マガジンにフォロアーストッパーを組み込んで、空撃ち専用にしました。プロップでは発射時にボルトは後退してませんが、やっぱりGBBですからね。

M712ブラスター5

最終形態はこんな感じ。右側から見るとEP4時の「DL−44 ヘビーブラスター」の雰囲気そのままです(主に後半で使われているもの)。スコープ&マウントとハイダー&バレルの形状が、結構リアルなんですよね。

M712ブラスター4

上部から見た感じも良いですね。スコープの調整ノブは映画では黒色のままですが、真鍮にしたことで良いアクセントになっています。

M712ブラスター7

左側から見ると、M712のセレクターが邪魔ですね。フルもできると考えれば無理になくす必要も無いのでしょうけど、やっぱり気になります。

もっともM712をベースにしたからトイガンとして日の目を見たのでしょうから、目をつぶるべきでしょう。とりあえず撃って遊べる「DL−44」が手に入ったことを素直に喜ぶべきですね。

今日はここまで!!!!!!

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AG338 ARMORER WORKS(WE)製 M712 ブラスター その弐

さて今回は「ARMORER WORKS(WE)製 M712 ブラスター」の続きです。
組み立ては、ユニットごとに分かれたパーツを本体に組み込むだけです。最初にバレル&ハイダーユニットを組み立てます。

M712ブラスター21

本体のバレル部分にバレル&ハイダーユニットをかぶせて、ユニット下部にある六角穴付きボルトをねじ込むだけです。このときユニットを本体バレル根元まで押し込むことと、ボルト位置が真下に来るように位置あわせに注意が必要です。

重量のあるバレル&ハイダーユニットをボルト1本で固定するので、しっかりボルトを締め付ける必要があります。

M712ブラスター12

スコープ&マウントユニットの取付には、若干注意が必要です。海外用のM712ブラスターのフレームは金属製ですが、日本仕様は樹脂製となっています。スコープマウント取付用のネジが直接樹脂フレームに開けられているので、強度の問題以外にもネジの回しすぎ等でネジ穴を舐めてしまう可能性が大です。

M712ブラスター8

そこでスコープマウントから取付用のネジパーツを外し、ネジ山の塗装を磨いて落として固定ナットがスムーズに回るようにします。

M712ブラスター19

次にネジパーツを本体にねじ込みますが、その際強度確保のために多用途接着剤(セメダイン スーパーX)をフレーム面に付けて面で接着固定します。今回は瞬接では無く弾性のある接着剤を使用したので、降下するまでバイスを使用して圧着しました

M712ブラスター16

24時間程度置けば、接着剤が乾いてネジがフレームに固定されます。普通に作業すればネジ穴からフレーム内部に接着剤が入る可能性は無いはずですが、念のためこの段階でハンマーの作動やマガジンの脱着に支障が無いことを確認しておきます。。

M712ブラスター9

スコープ&マウントユニットを2つのネジに通してから中央のネジを締め付けて、スコープとマウントを密着させます。この状態ではマガジンキャッチが半分隠れますけど仕様です。マガジンキャッチがかなり押し難くなりますが、マガジンの脱着は可能です。

M712ブラスター22

最後に前後のナットを締め付ければ取付は完了です。今回、思っている以上にスコープ&マウントユニットに重量があったのでマウント固定に接着剤を使用しましたが、その辺りは個人の判断ですね。自分的にもトイガンに接着剤とかを使うのは抵抗があります。

M712ブラスター17

なんだかんだで、無事組み上がりました。金属パーツが大幅に増えたので重量もかなり増加しています。グリップするとプラのグリップがしなる感じがしてチョット嫌ですけど、ルックス的には格好良いですね。イメージ的には「DL−44 ヘビーブラスター」です。

今日はここまで!!!!!!

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AG338 ARMORER WORKS(WE)製 M712 ブラスター GBB


さて今回は「ARMORER WORKS(WE)製 M712 ブラスター 」GBBです。
以前紹介したモーゼルM712 JP .verのバリエーションモデルです。

バリエーションモデルと言っても、M712そのもののバリエではなく、映画スターウォーズに登場する「DL−44ヘビーブラスター」のEP4版をイメージして作られているようです。

M712ブラスター11

パッケージ内には、バレルをカットした本体とハイダー付きバレル、スコープ&マウントそれぞれがユニット化した状態で入っています。

M712ブラスター15

アウター&インナーバレルがカットされた本体のフレーム右側にはスコープ&マウント取付用のネジ穴が2つ開けられています。マガジン部分には放熱板を模した樹脂製パーツが取り付けられています。

映画プロップがモーゼルC96をベースに作られていたのに対し、このモデルのベースはモーゼルM712。シルエットは似ていますが、細部はかなり異なっているので、プロップというよりはイメージモデルですね。

M712ブラスター14

フラッシュハイダー&バレルは金属製のもので、パーツ単体としてみれば良く出来ています。形状からは酒場で使ったタイプでは無く、中盤以降使われたモデルをベースにしているようです。

M712ブラスター13

スコープ&マウントも金属製なので、それなりに重量があります。日本仕様モデルは本体フレームが樹脂製になっているので、マウントの取付の強度には不安があります。何度も脱着を繰り返すとフレームのネジ山をなめる可能性もありそうですね。

スコープの前後レンズ部分と調整ダイヤルは真鍮パーツが使用されていて、良いコントラストになっています。レンズは素通しで内部にレティクルが再現されていますが、スコープ機能はありません。もっともも設定上では「動体センサー」となっているので、無理にスコープに寄せなくても良かったような気がします。

本体自体はM712に手を加えたレベルですけど、スコープ&マウントやハイダー&バレル部はそれぞれ新規のパーツで、それなりに手間がかかっています。オリジナルモデルよりも価格も上がっているので、バリエというよりもカスタムモデルとかんがえた方が良さそうなモデルです。

今日はここまで!!!!!!!

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