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MG556 タナカ SIG SAUER P226 MK25 マガジン調製

さて今回は「タナカ SIG SAUER P226 MK25」の付属マガジンの調製です。フォロアーの動きが悪くて11発しかカートが込められなかったMK25のマガジンを何とか改善してみました。

タナカP226MG7
上:P226MK25マガジン、下:P226レイルドフレームマガジン

最初にマガジンを分解してみました。比較のために調子の良いレイルドフレームEvoモデルのマガジンも合わせて分解したところ、マガジンの仕上げが変わった以外は,ほぼ同じ仕様でした。

当初怪しんでいたマガジンSPも同じモノのようなのでSPの強度変化による不調ではなく、単にマガジンフォロアーの滑りが悪いことが不調の原因と当たりを付けました。

タナカP226MG2

早速マガジンフォロアーの側面を磨いて細かいバリ等を無くし、マガジン内部も真鍮ブラシで軽く磨いた後注油。その後フォロアーの上から棒で何度かフォロアーを上下させてから、再度分解して汚れを拭き取り再度組み立てました。

タナカP226MG3

EVO2カートを装弾してみると、何とか15発込めることが出来ましたが、最終弾はかなりキツイ状態です。KさんからのアドバイスではSPの一巻きカットを進められましたが、個人的にマガジンSPのカットは良い思い出がないので(適当に切った自分が悪いんですけど)、それは最終手段として暫く様子見することに。

タナカP226MG6

マガジンの装着時に引っかかる感じがあったので、マガジン側面をバイスで締めてみたらスムーズにマガジンの脱着が出来るようになりました。これもKさんのアドバイスのお陰です。

マガジンケースのスポット溶接の強度はあまり強く無さそうなので、強めに締めたり叩いたりすると破損しそうなので、調製には注意が必要です。

タナカP226MG5

調整後のマガジンを15発フル装弾で本体にマガジンを装着して手動で作動させてみたところ、特にジャムる事も無く全弾装弾&排莢する事ができました。これなら発火しても大丈夫そうです。

反面、マガジンの装着時にかなり力が必要だったので、本体への負荷を考えて1発減らした14発で使った方が良さそうです。

今日はここまで!!!!!!!

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MG555 MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ 完結編

さて今回は「ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ」の完結編です。完結編と言っても、調整したベルトクリップを装着した画像を載せたかっただけなんですけどね。

MGCボブチャウS20

いつも違ってベルトクリップのある右側の画像から。実銃の画像を見ると、ベルトクリップはスライドセレーションの後ろから3本目まで削られているようなので、4本目まで行きかけている今回のは削りすぎ。Rを上手く付けるために仕方なかったので、気にしないことにしてます。

母V¥ブチャウS27

左側を上にすると、ベルトクリップの弾性が強いので、浮き上がった感じになります。アンビセフティもWAのステンレス製にしたかったんですがオリジナルのセフティが、しっかり後加工でエッジが丸められていたので、そのままにしました。

MGCボブチャウS21

BWCから発売されたボブ・チャウ スペシャルは手が出せなかったし、イベント限定のタニコバGM7版はリアサイトがボーマーだし。最も手に入りやすいWA版はエアガンなので、未だにMGC版がモデルガンとしては最大公約数的にはベターなんでしょうね。

トイガンの購入を年間一挺だけに絞って、BWC版の再販に備えようかな(日々の物欲に全く勝てる気がしないんですけどw)。

今日はここまで!!!!!!!

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MG556 タナカ SIG SAUER P226 MK25

さて今回は、2020年度の初購入モデルガン「タナカ SIG SAUER P226 MK25」です。

タナカP226MK25-2

タナカのSIG SAUER P226のモデルガンの発売は1994年。以後数々の改良を重ねながら四半世紀も販売され続けてきました。同時にバリエーションも増えてレイルドフレームモデルが加わり、オリジナルモデルが現アーリーモデルに。そして今回発売されたのが現行カタログモデルのMK25となります。

このMK25はアメリカ海軍SEALsの制式ハンドガンだったモデルで(現在も一般市販はされています)新しい防錆処理が施されたスライドやピカティニー規格のレイルの装備など、現役のミリタリーハンドガンとしての改良が至る所に施されています。

タナカP226MK25-3

タナカのモデルガンも実銃をリアルに再現をしていて、パーカーライジング風のナイトロンコーティングされたスライドをABS素材で。ハードアノダイズド処理されたフレームはHW素材で上手に再現しています。

ピカティータイプのレイルの付いたフレームだけでなく、デコッキングレバーやマガジンキャッチ等の金属パーツや一見同じに見えるグリップ等も専用の新規パーツになっています。

タナカP226MK25-1

前作のEvo2レイルドフレームモデルから採用された、新型バレルやリコイルSPユニット。スライド内の金属プレートによるノッチ削れ対策等、耐久性や作動性を向上させる新規パーツも全て仕様として取り込まれています。フレームとスライドの素材を変えたのも作動性向上のためのEvo2の特徴です。

タナカP226MK25-6

残念ながら所持個体は、マガジンに11発以上カートを込められない不具合があって手放しで褒められない状態ですが全体の再現度はかなり高く、発火性能も期待が持てる仕様になっています。単価が高いので直ぐには難しいですけど、発火用の個体を確保したいですね。

タナカP226MK25-5
左から P226レイルドフレームモデル Evo、MK25、初代HW

我が家のP226は、初代HWモデル(現アーリータイプ)、レイルドフレームモデル Evo、MK25 Evo2とバリエーションが揃いました。色々あった初代モデルですら、バレルの自然崩壊以外(発火していないので)は原形を保っています。

3挺の間に25年もの時間の流れがあるなんて、感慨深いですね。タナカから完全新規モデルガンがしばらく作られていない証明みたいなものですけどw

▼ タナカ SIG SAUER P226 MK25の詳しいレビュー記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=7382

今日はここまで!!!!!!!

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MG555 MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ その参 ベルトクリップ

さて今回は「MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ 」の続きで、実銃のアイコンにもなっている、ベルトクリップの取付です。

MGCボブチャウS23

MGCのボブ・チャウス ペシャルは、最後までベルトクリップは省略されたままだったので、実銃の雰囲気を再現するためには自前でベルトクリップを用意する必要があります。

MGCボブチャウS24
左から、BROWNE&PHARR製、HARTFORD製、WA製

手持ちのベルトクリップは実銃用のBROWNE&PHARR製、HARTFORD製、WA製の三種。BROWNE&PHARR製は最近手に入りづらく、HARTOFORD製は一番入手が簡単ですけど刻印がオリジナル。WA製は単体では販売していないようですけど、同社ボブ・チャウ スペシャル用のパーツがオークションや中古ショップでときどき見かけます。

今回は、ちょっとおごってBROWNE&PHARR製をチョイス。以前紹介した箱入りのBROWNE&PHARR製クリップを保存用にキープしているからというのも理由の一つですが、やっぱり雰囲気に浸るのは実銃と同じモノにするのが一番です。

MGCボブチャウS15

実際の取付時に問題が発生。アンビセフティ用の加工をする必要があったので、直ぐに加工したんですけど、現物合わせをしてみるとセフティレバーの先端がクリップの根元に干渉するのが新たに分かりました。

WA製のベルトクリップでも同じように干渉しますが、WAのボブ・チャウの場合はセフティレバーを若干短くして対応しているようです。実銃の写真を見てみるとベルトクリップ自体を削っているようだったので、今回は面倒でもベルトクリップを加工することにしました。

MGCボブチャウS16

加工自体はドレメルを使って15分程度。仕上げとブルーイングして30分ぐらいで完成です。形状的にも実銃のモノに近くなったと思います。

MGCボブチャウS225
BROWNE&PHARR製ベルトクリップ 左:加工後、右:加工前

ドレメルを使ったから比較的簡単でしたけど、ヤスリで手作業でやるのはしんどい加工ですね。80年代の正価が$4.95のはずなので、スエンソンのセフティを加工するよりは、こちらを加工するのが妥当でしょうね。

MGCボブチャウS18

アンビセフティをONにしたときの、グリップとベルトクリップとの関係はこんな感じ。ベルトクリップの根元を削っているので、左手で操作しても指がベルトクリップとは干渉しません。R部分も一部角張ってる気もしますが、概ね満足の行く仕上がりです。

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MG555 MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ その弐

さて今回は「MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ」の続きで、詳細編です。

MGCボブチャウS4

ブログを始めて10年以上も経つのに、今まで細部の紹介したことがないのに気がつきました。今回引っ張り出したのを機に、色々観ていきたいと思います。

MGCボブチャウS5

スライド左側の刻印は「NM7791435」はシリアルナンバーでは無く、1963年〜68年までのUSナショナルマッチのスライドの固有ナンバー。ロット番号なのかパーツナンバーなのかは不明ですが、同ナショナルマッチのスライド刻印は調べた限り同じです。

ちなみにミッキー・ファラーがビアンキカップで使用したホーグの6inchカスタムのスライド刻印も同じナンバーなので、ベースモデルはUSナショナルマッチって事ですね。スライドストップの角も後加工で丸められています。

MGCボブチャウS7

右側スライド刻印は「COLT’S PT.F.A. MFG.CO. HARTFORD.CONN. U.S.A.」で、これもUSナショナルマッチの刻印通り。画像では一部しか見えませんがフレームのグリップ上部にも「COLT’S PT.F.A. MFG.CO. HARTFORD.CONN. U.S.A.」と入っているのは実銃がフレームとスライドが別個体のものを組み合わせているためです。

フレームの「13365B70」はシリアルナンバー。フレームの角もしっかりと丸められています。

MGCボブチャウS9

チャンバーには[45 AUTO]の口径表示とUSナショナルマッチ固有のバレルナンバー「NM7791414」。制作者ボブ・チャウの「CHOW」の刻印が実銃通りに入っています。エジェクションポートの角も丸められていて、ポート自体も大きく広げられています。

MGCボブチャウS22

バレルブッシングは「CHOW」の刻印が入って角が丸く加工されたボブ・チャウオリジナルブッシングを再現してあります。スライド前部野門も丸く加工されていますが。こうしてみると加工跡がしっかり残ってますね。

MGCボブチャウS6

トリガーガードとフロントストラップ部にはステッピング加工が施されています。パターンが一定ではないので、手作業による加工のようです。トリガーはオリジナルの長さですが、トリガーストップスクリューが付け加えてあります。

木製グリップはマガジンキャッチ周辺が削り込まれています。この当時のグリップはヘレッツ製では無いと思いますが、綺麗なチェッカリングの質感の高いもの。恐らくレーザー加工機が導入されたのでしょうが、この点だけはMGC時代よりも良くなっています。

MGCボブチャウS10

リアサイトは実銃通りに、先に発売していた「USナショナルマッチ M1964」で作った専用サイトを加工。 ローマウント化してスライドに取り付けてあります。MGCの最後期に生産されたボブ・チャウ スペシャルではパーツの在庫が払拭したのか、リアサイトがボーマーサイトを加工したものになっているようです。

MGCボブチャウS14

オリジナルのままのグリップセフティやトリガーを見る限り、できあがった当時のボブ・チャウカスタムをモデルアップしているのが分かります。ほとんどのパーツに後加工が加えられていているので高価だった理由が良く分かります。

エッジの丸め方が浅い部分もありますが、量産モデルとしては及第点でしょう。新日本模型時代は組み立てが雑になったり、パーツの精度が落ちたりしてイマイチなイメージがありますけど、幾つかのモデルは、本当に手が込んでいて良くできてましたね。

今日はここまで!!!!!!!

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MG555 MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ

さて今回は「 MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ」モデルガンです。

正月休み期間中にMGCガバのメインSPをタニコバ製に交換しながらメンテ作業を行ったモノの一つです。今回のモデルは10年以上前に紹介したモデルとは別個体ですが、既に紹介したモデルを含めて作業が終わったモデルを、今後順に紹介して行く予定です。

MGCボブチャウS11

このモデルはMGCの製造部門解散後に新日本模型から発売されたモノ。「ボブ・チャウⅠ」と「ボブ・チャウⅡ」の2モデルが販売され、当時の販売価格は何とそれぞれ45,000円でした。「ボブ・チャウⅠ」はそれでも人気が高かったようで、何度も再生産されています。

MGCボブチャウS
(左:タニコバ製メインSP、右:MGC製メインSP)

今回引っ張り出したのはMGC時代の強いメインSPを、弱めのタニコバ製SPに交換するため。以前同様の作業をしたGM2よりもフレームにかかる負担は少ない設計のようですが、実際にABS製GM5のフレームのハウジングピン部分にヒビが入ったこともあるので、予防のために実施しました。

新日本模型時代のメインSPはABS時代のものよりも径が少し太く、メインSPキャッチピンがメインSPハウジングを貫通した形状に変更されているので、SPの交換自体は簡単です。メインSPを変えたことでハンマーのコッキングやスライドの操作が、非常に滑らかになりました。

MGCボブチャウS12

フレームやスライドのメルトダウン加工やステッピング加工は手作業の後加工で行われているようなので実銃に比べて加工が甘い部分もありますが、恐ろしく手間がかかっているのが窺えます。店頭で加工不良があるモデルも見ましたけど、よく量産販売したものです。

MGCボブチャウS13

現在では過去のカスタムになってしまいましたが、今でもWAが継続的にガスガンとして販売を続けているのは昔からファンによる人気だけでは無く、昨今のCQBカスタムに準じた機能美があるからだと思います。

専門誌で最初に見たのは40年程前ですが最初のインパクトは今でも鮮明に覚えていまし、今でも好きなガバカスタムのひとつですw

今日はここまで!!!!!!!

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AG359 AEG SIG P320-M17 GBB TANカラー

さて今回は「AEG SIG P320-M17 GBB TAN」GBBです。

WE P320-1

最初に販売されたSIG P320-M17のトイガンでしたが、刻印が全くないので当初は入手に躊躇していたモデルです。しかもAEG(ASIA Electric Guns)という聞き慣れないメーカー。

結局入手に至ったのは、製造はWEぽいであるとかSIG者公認を申請中とかの噂に乗せられたから。入手後、1ヶ月ぐらいで本家SIG AIRSOFTからP320-M17の発売がアナウンスされたのには苦笑しかありませんでした。

WE P320-2

本体を手に取ってみるとスライド刻印が全くないのでのっぺりとはしていますが、それ以外は実銃のSIGP320-M17を上手く再現しているようです。色目の違いが気になるサンドカラーは黄色みが少ない文字通りのTANカラー。実銃はもっと黄土色っぽいコヨーテタンですけど、無難?な色目です。

最も市販モデルのP320をベースとしているようで、太めの旧型トリガー(暴発問題が起きたとき野タイプ)や小型のスライドストップレバー、チャンバー側面の形状が現在のP320-M17とは異なります。

WE P320-4−5

恐らく実銃ともっとも異なるの(撃発方式は除く)がシャーシをフレームに取り付ける構造で、シャーシがトリガー前部でネジ止めされています。実銃ではフレームとテイクダウンレバーのみで固定されているので、少々興ざめ。後発のSIG AIRSOFT版では再現されているので、尚更です。

WE P320-3

もっとも後発でもあり、実銃メーカーが自社ブランドで発売しているSIGP320-M17と比べると色々アラが出てきてパチモノっぽい印象にもなりますが、トイガン自体の性能自体は昨今の海外製トイガン同様、国内モデルと変わらないレベルです。

気温が低いと流石にスライド動作はモッサリしますが、冬場以外であればブローバック作動も快調で集弾性も悪く無さそうなフラットな弾道です。

WE P320-4
(左:SIG AIRSOFT製P320-M17、右:AEG製P320-M17)

実銃メーカーのSIG社がエアガンを発売したことで、P320-M17は形状そのものにまで商標が及ぶ可能性が出てきています。今後他メーカーがSIG社に無断で同モデルをトイガン化することは、日本国内限定であっても難しいでしょうね。

その意味ではSIG社のエアガン発売前に出たこのモデルは、貴重な例外になるモデルかもしれません。

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MG554 Pocket ワルサー・モデル9

今回紹介するのは、先日のビクトリーショーで入手した「 Pocket ワルサー・モデル9」というPocketさんという個人が製作販売した樹脂製ディスプレイガンです。

ワルサーモデル9-5

ディスプレイガンとして紹介したのは、模型としての再現度を重視した、モデルガン的要素を持つ新しいジャンルのトイガンだからです。モデルガンと違って撃発機構やスプリング類はありませんが、文鎮モデルと異なりスライドの可動やマガジンの脱着等のアクションや内部パーツなども再現されています。

今回入手したのは塗装済み完成品として2種類発売されていた内の「メタリック調ブラック仕上げ」です。

ワルサーモデル9-1

本体はレジン製でABSモデルのような強度はありませんが、表面の平面出しもしっかりしていて、レジン成形でイメージされる気泡なども一切無いように仕上げられています。パーツ同士の組み合わせもタイトで、フレームとスライドのスキマごく僅かです。

ワルサーモデル9-3

付属の分解ツールを使えば、実銃のように分解することも可能です。グリップスクリューがレジン製であったり、スプリングの代わりにレジンの弾性を利用しているパーツもあるので分解自体は簡単ですけど作業は慎重に行う必要があります。

ワルサーモデル9-4

重量は約80gほどしかありませんが本体サイズが全長10cmと小さいため、軽くてスカスカな感じはありません。スライドオープン時にエジェクションポートを覗くとエキストラクターやエジェクター、モールドながらファイアリングピンも再現されているので、かなりリアルです。

ワルサーモデル9-2

マルシン製のPPKと並べてみるとサイズの小ささに驚きますが、完成度の高さはメーカー製品に引けを取りません。個人でこのレベルの製品を量産化できる事自体が凄いですね。

今後は、今回のPocketさんや以前紹介した(旧)和室工房さんのような、レベルの高い個人製作のトイガンが増えていくのでしょうね。喜ばしいことですw

▼ Pocket ワルサー・モデル9のもう少し詳しい記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=7341

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特撮のDNA展(平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮)を観てきましたw

東京蒲田の日本工学院専門学校「ギャラリー鴻」で開催されている「特撮のDNA展(平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮)」に行ってきました。

特撮のDNA9

昨年同期間、同会場で開催された「特撮のDNA 東京展」の第2弾は「ガメラ」。平成ガメラシリーズを中心に大映時代の特撮も網羅した展示会です。サブタイトルの「平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮」だけでワクワクしますね!

特撮のDNA

会場入り口にあったのは平成ガメラの第一作「ガメラ 大怪獣空中決戦」で使用されたスーツの型から再現された、後年作られたCM用スーツ。頭部のみ型が不明で、原型から新たに型を起こしたんだそうです。

特撮のDNA10

特撮のDNA11

残念ながら相手役のギャオスのスーツは撮影時に燃やしてしまった現存せず、残った頭部や映画で印象的に使われた「遠景用ミニチュア」が展示されていました。

特撮のDNA13

映画の中でも屈指の映像美を誇るシーンですけど、ミニチュアを使ってオープンセットで撮影したのだそうです。てっきり背景の夕焼けは合成だと思っていたんですけど、実際の夕焼けだったんですね。光が違うわけです。

特撮のDNA2

会場内2体目のガメラは「ガメラ2 レギオン襲来」に使われたスーツ。顔つきや肘の角等、精悍さが増した造形になっています。

特撮のDNA7

相手役の巨大レギオンは、残念ながらスーツは撮影で爆破したので存在しないので、頭部だけの展示になっていました。

特撮のDNA3

その分、ドラマ編で使用されたソルジャーレギオンのスーツが展示されていたので、メタリック感のある塗装部分や、印象的な複数ある目の様子などを確認することが出来ました。

特撮のDNA4

3番目のガメラは「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」の撮影用スーツと同じ型から作られた展示用スーツ。FRPで表面加工され、恐らく芯も入っているので他のスーツと違ってポージングが決まっています。個人的には、この「ガメラ3」の造形が一番好きなので、30分ほどいろんな角度から眺めてました。

特撮のDNA8

こちらは相手役の「イリス」。撮影用スーツに芯を入れて、今も映スタジオで展示されているのだそうです。ギャオスの進化形とは思えない形状ですけど,巻き貝を意識したデザインというのには納得感があります。

特撮のDNA12

紹介した展示物以外にも平成ガメラ3部作の各ミニチュアやギニョール等や「小さな勇者達~ガメラ~」のミニチュア撮影用スーツなどもありました。旧大映時代のガメラの展示物はスーツなどは全て現存しないため、ポスターやデザイン画、台本等による展示でした。唯一展示されていたのが「大怪獣ガメラ」用に使われたと思われるタンク車でした。

特撮のDNA5

旧大映のもう一つの特撮シリーズ「大魔神」関係では高山良策氏が作った大魔神の雛型をFRPに置き換えて作った遠景用と言われるミニチュアが展示されてました。

特撮のDNA6

他にも高山氏が個人的に氏のスタジオ展示用に制作した大魔神の頭部等もあり、実際に使われたスーツの雰囲気を感じることが出来ました。また、館内で観られる関係者(樋口真嗣監督、若狭新一氏、伊藤和典氏、村瀬継蔵氏他)のビデオ映像も必見です。

展示物も充実していて、マニアックな部分でも充分楽しめた展示会でした。是非本年度末には第3弾の開催も期待したいところですw

「特撮のDNA展(平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮)」は1月26日(日)まで。

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第92回 ビクトリーショーに行ってきたw

1月12日(日)13日(月祝)に開催される「第92回 ビクトリーショー」の初日に行ってきました。

92Vショー

開場1時間前に到着しましたが、既に入場待ちの行列が6階会場から一階まできてました。年初のイベントというのもあるでしょうけど、相変わらずの人気でした。

今回は会場で見かけた発売予定の新製品と、個人的に気になったモデルを紹介します。

92Vショー2

(旧)和室工房さんのブースで見かけた固定スライドガスガンの「TAURUS CURVE」は,今回サンプル展示のみ。独特のカーブしたフレームが魅力です。発売は2月開催のイベントに合わせ津予定とのこと。開場では再販された「B&T VP9」が人気でした。

92Vショー6

carbon8さんのブースにあった新型CO2ガスガン「STRIKER-9(仮称)」。オリジナルデザインのモデルで販売予定日等は未定との事でしたが、グロックよりも握りやすいグリップが印象的でした。

92Vショー7

プラウダさんのブースにあったルガー.22オート風GBB。マガジンはマルイグロックシリーズと同タイプのダブルカラシアムマガジンを使用して、セミ・フル切り替え可能。1万円に近い予定販売価格と、かなり魅力的なモデル。グリップも細身で握りやすく、色々楽しめそうなモデルです。

92Vショー5

ハートフォードさんのブースにあった「コスモガン」の粉体モデル。まさかと思って聞いてみると、製作予定との事。具体的な計画までには至っていないようでしたが、ワクワクしますね。フル稼働でモデルアップされるのを期待しています。

92Vショー3

92Vショー4

一品モノとして販売されていたモデルで気になったのが、シュワルツローゼM1898とFNブローニングM1900の樹脂製ディスプレイモデル。両者とも原寸モデルで、スライド(ボルト)が可動してマガジンの脱着もできるスグレモノ。

オートマチックピストルの黎明期のモデルならではの独創的なメカとデザインが良いですね。写真の2次元でしか見たことが無いモデルを、立体モデルとして手に取れて感動しました。ブース名を失念したのでネットで調べたら、キノハナさんという方の製作と思われます。再現度の高さに脱帽です。

92Vショー8

今回の戦利品は、ゆも庵さんのブースで入手した「ワルサー モデル9」。Pocket's gunsmithingさん製作の樹脂製ディスプレイモデル。最初に狙っていたマットブラックモデルは売り切れで、メタリック調ブラックモデルを入手しましたが、仕上げが良いので超満足。

実物は想像していた以上に小さくて、スプリング類こそ仕込まれていませんが、スライドやセフティが可動してマガジンの脱着もできるのには驚きました。実銃に準じた構造で、分解も出来る再現度は個人製作とは思えない完成度です。

92Vショー9

(旧)和室工房さんのB&T VP9とPocket's gunsmithingさんの「ワルサー モデル9」。トイガンとしての性格や、素材もサイズも異なる両モデルですけど、目の付け所が凄いですね。しかも工作精度や仕上げの良さは個人製作のレベルを超えているのが凄いです。

海外モデルベースの輸入トイガンは、相変わらず元気ですね。それに負けないぐらい個人製作トイガンにインパクトがあったのが印象的だった、今回のビクトリーショーでした。

今日はここまで!!!!!!!

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キム・アーレンズ Kフレーム用タクティカル スムースグリップ

さて今回は「キム・アーレンズ Kフレーム用タクティカル スムースグリップ」です。

タナカM19コンプ8

このグリップは昨年中古で入手したもの。実物は画像と違ってオレンジ系が強い色目ですけど,パッケージにはココボロ材となっています。最近は輸出管理が厳しくなって流通在庫か中古でしか見かけなくなりました。

タナカM19コンプ9

グリップ裏面左右には「K/L」対象フレームサイズと「AHRENDS GRIPS」のスタンプが押されています。お馴染みのサインが入っていないのは、アメリカ国内流通品ということのようです。ようは並行輸入品ですね。

タナカM19コンプ10

タナカ M19 K-COMPにグリップを取られてしまって、グリップレスになっていたコクサイ M13 3inch に取り付けました。元のグリップもキム・アーレンズ製だったのですが、バックストラップ部のラインが合ってなかったので、少々不安でした。

タナカM19コンプ11

取り付けてみると今回はバックストラップ部のラインもピッタリで少々驚きました。元のグリップは同じキム・アーレンズ製といっても国内正規品だったので、タナカ製にサイズを合わせているのかもしれません。同様にコクサイのKフレームの方が実銃グリップにサイズが近いのかもしれません。

タナカM19コンプ12

握り心地は薄く適度の丸みがあるので、手のひらにフィットします。小指がしっかりかかる長さがあるのも良いですね。色味が明るめなのも良いコントラストになっています。

最近はKフレームに限らずリボルバーの実銃用グリップは、入手できるモノの種類が限られてきました。オリジナルの木グリが高騰している上に、サードパーティ製の木グリもアルタモントとHOGUEだけになってきているので、気に入ったグリップを見かけたら即決しないと駄目ですね。

今日はこここまで!!!!!!!

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2019年購入トイガン BEST10(後編)

明けましておめでとうございます。
本年も本ブログを、よろしくお願いします。

さて今回初めて、旧年中(元日にも)に間に合わなかった「2019年購入トイガン BEST10」の後編です。
2年連続で年をまたいでしまいましたが、ようやくUPできましたのでお付き合いをお願いします。

第5位 NORTHEAST STEN MK2 初期モデル GBB

トイガンBEST13

購入してから、未だに紹介していないモデルです。発売されたのは2018年だったと思いますが、2ndロットで漸く手に入れました。

NORTHEASTという知らないメーカーの製品でしたが、全体の仕上げも悪くなく(グレーっぽい仕上げはモデルガンのSTENを見慣れているので違和感がありましたが)、細かい部分までリアルに再現されています。

マガジンハウジングも回転させて収納位置にする事も当然できますし、初期モデル特有のコッキングノブの形状もキチンと再現されています。横置きマガジンでのガスブローバック作動も生ガスを吹くことも無く、しっかり作動します。

唯一の問題は入手後直ぐに、ループストックの後期モデルの発売がアナウンスされた事。T字ストックは握りにくいんですよね。

第4位 Carbon8 M45 CQP 2nd Lot GBB

2019トイガンBEST18

Carbon8が発売するSTGA公認のCO2ガスガンの第2弾。1st Lotでスライド破損が起きた事に対するバッファー強化ととノッチ削れ対策が施された改良モデル。作動性に関しては1st Lotの段階から絶好調だったので、耐久性が増して安心して撃ちまくれるモデルになりました。

オリジナルの刻印や中途半端なダストカバー部のレールはイマイチ好きになれませんが、圧倒的な実射性能が全てをカバーしています。ボンベが入るフレームの膨らみも最小限にとどまっているので、加工次第で実銃グリップが付けられそうな所も魅力です。

Carbon8 M45 CQP 2nd Lot GBBの詳しい記事はこちら

第3位 SIG Airsoft P320-M17 GBB

2019トイガンBEST2

実銃メーカーのSIG社が販売する、アメリカ軍制式ハンドガンの民間仕様モデルのエアガン。自社モデルをエアガン化しているだけあって、再現度は高くフレームのモジュラー構造もしっかりとと再現されています。再現し難いTANカラーも、実銃のコヨーテカラーの写真と違和感の無い仕上がりです。

生産はVFC社とされているだけあってブローバック作動はスムーズで実射性能も国内メーカーに匹敵します。本来は国内メーカーが出すべきモデルですけど、実銃メーカーが出張ってくると太刀打ちできないですね。

第2位 UMAREX グロック19X GBB

2019トイガンBEST11

アメリカ陸・空軍のモジュラー ハンドガン システム トライアル用に作られたモデルの民間仕様モデル。グロック社の正式ライセンスによって作られているだけあって刻印や各部の寸法等、再現度の高いモデルです。トライアル用モデルがベースのためミリタリー色の強いモデルとなっています。

G19サイズのスライドにG17サイズのフレームを付けたスタイルは、思いのほかバランスが良く、ヒンガーレストの無いグリップも非常に握りやすくなっています。内部メカも新しくなってブローバックの作動もスムーズで反動も強めです。

何よりもグロックの最新モデルの一つがいち早くトイガン化されたことが、凄いですね。今後、最新モデルのグロック19MOS等のバリエ展開も期待したいです。
UMAREX グロック19X GBBの詳しい記事はこちら

第1位 ショウエイ G43 ABB

トイガンBEST14

昨年入手したモデルの中で、最も高価だったモデル。還暦記念と言うことで入手しました。モデルガンがベースになっているだけあって再現度は高く、個々のパーツの加工精度も高く丁寧に仕上げられています。

新開発のエアーブローバックシステムは、マガジンにフロンの代わりにエアーを充填するシステムで、気温の影響を受けない代わりに一回のチャージで1マガジン10発しか撃てないのが欠点です。また操作性もシビアで、ボルトをフルに引かないと発射できなかったりするので、快調に作動させるには慣れが必要です。

それでも高く評価するのは圧倒的な存在感と、モデルガンのようなセミオートマチックライフルのブローバックを火薬を使わないで楽しめる事につきます。M4系に比べると重くて取り回し難い長さですけど、二次大戦のドイツ軍好きには堪らないモデルです。

トイガンBEST10は以上ですが、2019年度に入手したお気に入りのトイガンアクセサリーや中古で入手したモデルも付け加えておきます。

WA スターム・ルガー スーパーブラックホーク 7.5inch モデルガン

2019トイガンBEST22

イベントで入手した中古の発火済みモデルを、クリーニング後欠損パーツを流用自作してレストアしたもの。グリップも実銃用のモノに付け替えています。

スチール製のハンドが組み込まれているので作動に不安はありません。元々シリンダーに作動痕が残っていたりもするので、気楽に弄じれるのも良いですね。手間をかけた愛着もありますが、普段使いできる気楽さが最大の魅力です。

タニオコバ コルトM4CQB 10,5inch モデルガン


タニコバM4-1

発火用に入手した未発火の中古モデル。付属品が欠けていたりした割には本体が思った以上に状態が良かったので、まずはドレスアップのベースにするつもりです。ボルトを手動で動かしてみても各スプリングのバランスが良いせいか、動きがスムーズなのが素晴らしいです。

できるだけ早く撃てる体制(予備カート&マガジンの入手と発火スペースの確保)が急務です。

StereamLight TLR-6 Tactical Gun Light

2019トイガンBEST15

グロック42用に入手したウェポンライト。トリガーガードの固定するタイプですが、装着するとガタツキも一切無く、銃と一体となるデザインが良いですね。性能的にもトイガン用としては充分以上で、実銃用なのに比較的安価で国内入手が可能なのが魅力です。


振り返ると昨年も相変わらずの散財でした。2018年に比べて海外製品が増えた事、マルイ製品が無かった事(年末に安売りしていたライトニングホークを入手したのみです)が印象的です。

特に海外製品の購入が増えた理由は、海外メーカーの技術の向上と強力な新製品開発力が上げられます。背景にあるのは海外トイガン市場の拡大で、実銃メーカーのエアガン市場の直接参入やライセンスビジネスの本格化がそれを裏付けています。先細り感のある国内メーカーですが、今年こそは活性化して欲しいですねw

今日はここまで!!!!!!!

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