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VFC MP5ストック分解とボルトキャリアーの組み込み

さて今回は前回の続きで、VFC MP5ストックの分解についてです。

VFCMP5ボルトアッシー15

VFCのストック分解は入手から10年経って初めてです。取説にも分解方法は無いので、主にSTRIKE ARMSさんのブログを参考に作業を進めました。最初にストック基部とストック部を分解します。これはストックリリースレバーを引き出す側に回しながらストックを最後まで引き抜くだけです。

VFCMP5ボルトアッシー11

次にストックリリースレバー基部にある、小さなイモネジ(丸で囲った部分)を6角レンチ(1.27mm)を使って外します。この部分にはSPのテンションがかかっているので、組み立て時の位置合わせが面倒な部分ですが、分解時はには特に問題はありません。

VFCMP5ボルトアッシー3

ストックリリースレバー基部にある大型のCリングを外します。Cリングの片方の爪を押さえながら、もう一方をドライバーなどで少しずつ押す感じで外します。力を入れすぎるとドライバーの先端でけがする可能性があるので注意です。

VFCMP5ボルトアッシー4

イモネジとCリングが外れれば、ストックリリースレバーが外せます。あとはネジを2本外すだけです。

VFCMP5ボルトアッシー12

ストック基部の内側にある2本のネジを6角スクリューで外します。

VFCMP5ボルトアッシー6

ストック基部のカバーが外れ、大きめのネジが顔を出します。アルミのバッファー部分を押さえながら6角スクリューでネジを外しますが、ネジにはロックタイトが付いているので多少力が要ります。

VFCMP5ボルトアッシー7

無事バッファー部分が外れました。後はバッファーとネジを外したまま逆の手順で組み立てます。面倒なのはストックリリースレバー基部の小さなイモネジの位置合わせだけです。最初にイモネジを軽くねじ込んだ状態で、SPのテンションを片手で押さえながらネジ位置を感で合わせる感じです。

分解する前に画像を撮っておくと、大体の位置がイメージできるので作業しやすいと思います。

VFCMP5ボルトアッシー8

組み立て終わると、バッファーを止めてたスクリューの穴が空いたままですが、最新のMP5SD3のストックもこのままのようです。

VFCMP5ボルトアッシー14

SD3用の新型ボルトキャリアーを組み込んで、ストックを装着。無事組み立て終了です。

VFCMP5ボルトアッシー9

組み立て後試射してみると、旧型ボルトキャリアーに比べて反動は軽めですが、ボルトの後退スピードとキレが断然良くなった感じです。セミはもちろん、室温18度でバーストも問題なしです。フルで全弾撃ちきるのは、この季節では難しそうかな。

本体の動きが良くなったので、気化効率が良くなった新型マガジンを購入しようと思ったら、どこにも在庫がありません。海外からの個人輸入も、航空便が停滞している現状では難しそうなので、暫くは旧マガジンで楽しむしか無さそうです。

夏場には完全版に仕上げたいですねw

今日はここまで!!!!!!!

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VFC MP5SD3用ボルトキャリアーセットの組み込み

さて今回は先日入手した「VFC MP5ボルトキャリアーセット」のMP5の旧モデルへの組み込みです。

VFCMP5ボルトアッシー13

VFC製品の良いところは、交換パーツ単体の販売があることですね。バージョンアップキット等も出してくれるので旧モデルのアップデートができる点は国内メーカーにも見習って欲しいところです。逆に悪い点は、一旦パーツが市場から無くなると再生産まで時間がかかる事と、情報不足な事。

これは海外メーカーである以上、仕方ないところですね。

VFCMP5ボルトアッシー

このボルトキャリアーセットは昨年発売されたMP5SD3用に新たに開発されたもの。当初はボルトやリコイルSPがセットのなったので不評でしたが、作動性は良くなったと言われていました。その後旧モデルのMP5にも使用できると聞いたので、入手してみました。

VFCMP5ボルトアッシー2
上:旧モデル用ボルトキャリアー&リコイルSP、下:新型ボルトキャリアーセット

旧モデルはボルトヘッドがメッキの別パーツであったり、リコイルSPアッシーが独立したパーツだったりして、実銃に非常に近い構造でした。反面高圧ガスの使用が前提だったため、国内フロンで動かすにはバーストがやっとというレベルでした。

所持モデルも社外品のSPに交換したりはしていますが、昨今のGBBとは比較できない作動性の悪さです。新型のボルトキャリアーセットはパーツの一体化と簡略化で、リアルさは損なわれていますがリコイルSPの軽さと、ボルトのガタの少なさ等、作動性の改善が感じられます。

VFCMP5ボルトアッシー10

早速組み込んでみようと思ったら、ストック基部にある金属製のバッファーに干渉するのに気付きました。どうりでネットではストックとセットの販売が多い訳です。電動用のストックが流用できそうですが,既に品切れ状態なので、購入後初めてストックの分解を行うことになりました。

ストックの分解は次回に。
今日はここまで!!!!!!!

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FAB DEFENCE グロック用COBRAフォールディングストックの加工

グロックFABストック加工

今回は「FAB DEFENCE グロック用COBRAフォールディングストック」に行った加工について紹介します。アダプター部分を加工して、UMAREX製グロック18C用に取り付けできるようにしました。

グロックFABストック加工3

グロック18Cにアダプターをセットすると、内側のアーチ部分が干渉してロック位置まで入らない事が分かりました。さらにバックストラップ部の角も干渉しそうなので、現物合わせで削る事にします。

グロックFABストック加工8

ちょっと加工が粗いですが、干渉する部分をモーターツールで加工しました。これで問題なくロックできるようになりました。アダプターの太さや長さには問題なかったので、実銃のグリップ部分が微妙に形状変化したのかもしれませんね。

グロックFABストック加工4

G18Cに取り付けると、こんな感じです。これは折りたたんだ状態で、前方に回ったストック部分を掴むとフォアハンド代わりに使えそうです。本当に想定してデザインされたか不明ですが、エアガンならば雰囲気として楽しめそうです。

グロックFABストック加工5

グリップ近くのフォールディングボタンを押して、折りたたんだストックを展開します。この時箱出しのままだと、ストックの固定がタイトすぎてボタンを押しても展開できませんでした。どのアダプターでも同じだったので。もう一つ加工が必要になりました。

グロックFABストック加工2

その加工とは、アダプター左側のロックが入る溝の後部を軽く削る事。ここの傾斜がキツいのでロックが食い込んでいるようです。使用時の摩耗を考えて作られているのかもしれませんが、トイガンで使う限りは加工するべきでしょうね。たまたま所持モデルだけのことかもしれませんが。

グロックFABストック加工9


もう一つの問題は、ロングマガジンを使うとマガジンが邪魔でフォールディングボタンを押しながらストックを握れないので、グロックを構えたままストックを展開しづらい事。ボタンを押しながらストックを腿等に当てて展開させるなどの工夫が必要です。

ストックを銃から外すためのリリースレバーもロングマガジンを付けたままだと操作しにくいので、設計上ロングマガジンの使用は優先されていなかったようです。

グロックFABストック加工6

その割には、ストックを装着したままホルスターに納めることができるように基本的な部分は充分に実用的に作られているので、不便な所は運用面でカバーするということなのでしょう。

フルオーツのグロック18Cには、やっぱりストックが似合います。ストックが取り付けられるハンドガンはホント魅力的ですねw

今日はここまで!!!!!!!

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FAB DEFENCE グロック用COBRAフォールディングストック

さて今回は、今年入手した「FAB DEFENCE グロック用COBRAフォールディングストック」です。

グロックFABストック

昨年輸入されていた実銃用のグロック17・19用のストックですが、イベントで1/3ぐらいの価格で投げ売りされていたので、思わず入手したものです。

投げ売りの理由が「そのままでマルイのグロックに取り付けできないから」というものでした。確かにマルイのグロックはバックストラップ部にウェイトが入っているのでこの手のアクセはポン付けできないんですよね。

グロックFABストック7

ストック本体と、グロック取り付け用のアダプターが4種(グロック17 Gen3、Gen4用とグロック19 Gen3、Gen4用)付属しています。

グロックFABストック2

アダプターは、折りたたみロックボタンを兼ねるスクリューを外すことで交換できる仕組みになっています。

マルイのグロックやKSCのグロックにはポン付けできない(取付にはかなり手を加える必要がありそうです)のを確認した後、手持ちのUMAREX製グロックで各アダプターを試してみました。

グロックFABストック8

グロック19Gen3用アダプターは、UMAREX グロック19Gen3にジャストサイズで、ガタツキも無くしっかりロックもかかりました。

グロックFABストック9

グロック19Gen4」用アダプターも同様にUMAREX グロック19Gen4にピッタリ合う事が確認できました。さすがグロックの正式ライセンス品だけあって、実銃と同じサイズになっているようです。

グロックFABストック10

ストック取付の本命だったグロック18Cにグロック17Gen3用アダプターを差し込んでみると、切り欠きが合わずロックする手前までしか入らないことが判明。アダプターの加工が必要のようです。

グロックFABストック12

グロック17Gen4はトイガンを所持していないので試せませんでしたが、グロック19はGen3、Gen4ともポン付けする事ができました。実銃用ストックだけあって剛性も高く、変なシナリもガタも一切ありません。結果として久しぶりの良い(挺お買い得の)買い物でしたw

次回は、G18Cへの取付と、使い勝手の悪い部分の修正です。
今日はここまで!!!!!!!

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AG361 UMAREX(VFC)グロック 18C JP ver. その弐

さて今回は前回の続き「UMAREX(VFC)グロック 18C JP ver.」です。

UMAREX G18C9

ロングマガジンが標準装備なのは嬉しいですけど、いつもとは逆にノーマルマガジンを購入する事になるので、結局あまり変わらない気がします。国内メーカーのG18Cと異なり、ロングマガジンにエクステンドマグバンパーが付いていないのも寂しい気がします。

UMAREX G18C7

ロングマガジンのガス注入ノズルは、バルブの直ぐ下に付けられています。ガス注入時にマグバンパーをずらす必要が無いのは大変便利。何でノーマルマガジンをこの仕様にしなかったのかんでしょうか。

UMAREX G18C3

例によって刻印を見ていきますが、左側スライド刻印はグロックロゴと「18C」のモデル名「AUSTRIA」の国名と「9×19」の口径表記です。

G18Cがアメリカで生産されているかは不明ですが、アメリカで販売されているモデルは、パーツの生産はオーストリアで組み立がアメリカなので生産国表記ががオーストリアなのだそうです。

UMAREX G18C12

スライド上面の切り欠きと、バレルのガスポートが、グロック18Cの外見上の特徴です。この部分のデザイン変更が無いのは、効果的だから? それとも開発が継続されていないから? 気になるところです。

UMAREX G18C5

グリップにはグロックロゴ、正式ライセンスモデルならではですね。馴染みのあるGen3グリップですが、握りやすい気がするのは実銃データーの提供を受けているからなのかな。ちなみに国内メーカーでグリップにロゴが入っているものは、国内販売限定だからと思われます。

UMAREX G18C4

このモデルで気になるのはセレクターのパーティングライン。他の部分の仕上げが良いだけに気になる部分です。セレクター自体の動きは大変スムーズなだけに惜しいですね。

UMAREX G18C6

スライド右側には「BSE023」の製造NOとグロックロゴが。チャンバー部にも「BSE023」の製造NOが入っています。

実銃では製造国・生産者名「MADE IN AUSTRIA GLOCK, INC., SMYRMA, GA 」が入っているフレーム部分にには「Offichiality Licensed Product of GLOCK」の刻印になっているのはUMAREX製グロックに共通しています。

正式ライセンス製品の良さは、刻印のリアルさと再現度の高さだと思っています。本来加算されているライセンス料も大量生産によって、割高感の無い価格に抑えられているので満足度も高いです。できれば今後、MOSモデルやG45等の最新モデルのバリエをスピーディーに展開して欲しいですw

今日はここまで!!!!!!!

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AG361 UMAREX(VFC)グロック 18C JP ver.

さて今回は「UMAREX(VFC)グロック 18C JP ver.」ガスガンです。

UMAREX G18C

今年の1月に発売になった、グロック社の公式ライセンスモデルです。グロック18シリーズはエアガン向きの素材だけあって、MGCのGBBからモデルアップされてきました。今回モデルアップされたG18は、バレルに反動制御用のガスポートが付いたG18Cと呼ばれるモデルで、オプション装備の30連タイプのロングマガジンが標準装備なのが特徴です。

UMAREX G18C11

実銃がローエンフォースメント専用のため、G18シリーズは知名度の割には情報に乏しく、特に最近の情報は皆無です。今回モデルアップされたお馴染みのGen3タイプが現行モデルなのか、それとも新世代モデルがあるのかは不明。個人的にはGen5フレームのG18Cが存在すると嬉しいのですが。

UMAREX G18C2
上:グロック18C、下:グロック19X

スライド内部を見て見ると、ブローバックエンジンは改良されたグロック19Xと同じものが使用されているようです。リコイルSPシステムの違いから、HOPUP調製は旧タイプのチャンバー下のダイヤルで調製するタイプになっています。

UMAREX G18C8

海外製品で気になる初速は、室温23℃で東京マルイ製0.2gBB弾を使用して75m/s前後。ノーマルサイズのマガジンを使用すると70m/s前後に下がります。これなら真夏日でも規制値をオーバーすることは無さそうです。

UMAREX G18C10

室温23度で実射性能を試してみると、フルで1マガジン50発を1トリガーで撃ちきることは出来ませんでした。今の時期はバーストで使うのが現実的でしょうね。

個人的にマシンピストルの類いは大好きで、G18シリーズもMGC、KSC、マルイ、UMAREXと買い続けています。グリップの良さと刻印のリアルさはUMAREXとなりますが、作動性能は実際どうなんでしょう。もう少し暖かくなったら同条件で比較してみようかな。

今日はここまで!!!!!!!

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MG210 MGC ウィルソン LEコンバット リーサムモデル MCW その弐

さて今回は「MGC ウィルソン LEコンバット リーサムモデル MCW」の続きです。細部を見ながらMGCのイージーオーダーカスタムの実例を確認していきます。。

MGCリーサムモデル8

イージーオーダーカスタムとは、MGCとWAが同時に始めたガバメントカスタムのオーダーシステムで、既存の単品販売されていたカスタムパーツ以外に、専用のスライド&フレーム、コンペ等の専用パーツや刻印、せーレーション等の後加工メニューを用意し、ユーザーがそれぞれを組み合わせて、自分だけのオリジナルカスタムガンを発注できるシステムでした。

誰もが直ぐに飛びつきそうな仕組みでしたが、問題点がひとつ。それが価格で、特に変わった組み合わせをしなくても、直ぐに40,000円近くになりました。1,3000でピンガンカスタムのキットが買えた時代で その価格だと、限られた人しか注文できないですね。

MGCリーサムモデル9

スライド刻印は、ノーマルのシリーズ70タイプ。他に一世代前のMKⅢ コマーシャルタイプのものもあったようです。スライドストップはWA製のステンレス製。ポリッシュされた手の込んだモノです

MGCリーサムモデル10

右側スライドにはオーダー刻印の「Wilson Combat COMPETITION GRADE」がホワイトで入れられています。ウィルソン刻印は他に2パターンあったようです。

MGCリーサムモデル13

スライドはフロントサイト無しのフルストライプ加工が施された「ウィルソンDタイプ」。他にもウィルソンスライドだけで3パターン存在していました。コンプはノンブッシングの「ウィルソンLE リーサムタイプ」が使用されています。バレルはシルバーメッキのBARSTOタイプです。

MGCリーサムモデル7

フレームはシルバーの丸トリガーガードのチェッカータイプ。チェッカリングが後加工のようで、量産フレームの角トリガーガードの倍の値段が付けられていました。マガジンキャッチはWAのステンレス製ロングマガジンキャッチを、ノーマルの長さに加工して使用しているようです。

MGCリーサムモデル15

リアサイトはMGC製のBO-MARサイト。アンビセフティはポリッシュされたWA製ステンレス。ハンマー&シアーもWA製ステンレス オーバルハンマーが使用されています。スライドエンドのストライプ加工も別途オーダーメニューです。

MGCリーサムモデル12

ビーバーテイルグリップセフティとメインスプリングハウジングもWAのステンレス製で、こちらもポリッシュされています。WAのステンレスハウジングのアーチ型は、このモデルで初めて見ました。

MGCリーサムモデル4

一部入手後に交換したパーツもありますが、WA製のステンレスパーツ(しかもポリッシュタイプ)が多く使用されているので、かなり手間とコストがかかったカスタムモデルだったようです。

当時ウインドウのウィルソンLEカスタムを指を咥えて眺めていた身にとって、憧れのカスタムだっただけに中古で入手できてラッキーでした。

今日はここまで!!!!!!!

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MG210 MGC ウィルソン LEコンバット リーサムモデル MCW

さて今回は「MGC ウィルソン LEコンバット リーサムモデル MCW」モデルガンです。これも10年前に紹介したモデルですが、メインSPを交換したついでの再登場です。

MGCリーサムモデル

このモデルは中古で入手したものなので詳細不明ですが、一般市販モデルでは無く、MGCが84年頃から始めたイージーカスタムでオーダーされたものと思われます。限定販売モデルとして、MGCのウィンドウに同タイプのカスタムが「リーサムモデル」「イーノスモデル」としてディスプレイされていたのを覚えています。

モデル名のリーサムモデルは、TOPシューターのロブ・リーサム氏からとられたもの(ガスガンのウィルソンLEはロブ・リーサムとブライアン・イーノス両氏のイニシャルから名付けられています)。

MGCリーサムモデル5

「リーサムモデル」「イーノスモデル」の違いはコンプのガスホール。「イーノスモデル」がサイト前の大型のガスホール一つに対して「リーサムモデル」はサイトの左右にガスホールが2つ追加されています。

時期的に実銃をモデルにしていると思われますが、写真などで確認したことはありません。MGCのイージーカスタムのパーツ表にも3つ穴のガスホールタイプのコンプを「リーサムタイプ」としていました。

MGCリーサムモデル3

LEモデルがガスガン化される前の84年当時は、コンプ付きカスタムがとにかく新鮮でした。実銃でも試行錯誤の時代らしく、専門誌には毎号新しい形状のコンプ付きカスタムが掲載されていましたが、実銃のコンプ付きカスタムがモデルガン化されたのは、このモデルが初だった気がします。

MGCリーサムモデル11

以前紹介したときとは異なり、グリップはウィルソン純正グリップに交換しました。時代的にはこの時期純正木グリは作ってない気がしますけど、イメージ的に違和感もないのでこれにしました。コルトメダリオン付きの木グリよりも似合ってると思います。

MGCリーサムモデル6

モデルガンメーカーカスタムモデルを受注するイージーオーダーシステム」は大々的に始まった割には短期間でひっそりと終了したように記憶しています。

トイガンの流れが、モデルガンからエアガンに移りつつある時期だったので仕方ないとは思いますが、膨大なカスタムパーツや機械加工によって仕上げられる半加工のパーツの在庫管理を考えるとビジネス的に無理があったんじゃないですかね。

手元のリーサムモデルを見ると、モデルガンブームの徒花というか一抹のはかなさを感じてしまいます。

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AG360 タナカ S&W M65 3inch ver.3 グリップ交換

さて今回は「タナカ S&W M65 3inch ver.3 」のグリップ交換です。

M65グリップ交換3

タナカのM65に付いているグリップはサービスグリップタイプのケミウッド製グリップで、見た目的にはイマイチなもの。その上、付属のグリップアダプターの固定が甘く自分の手にも合わないので、グリップの交換を行いました。

M65グリップ交換

交換用グリップは手持ちのキム・アーレンズ製「レトロバナナグリップ」です。過去に中古で入手したので詳細は不明ながら、おそらくはココボロ材と思われます。今年になってキム・アーレンズ グリップが廃業されたようなので、貴重なグリップになりました。

M65グリップ交換2

裏側にキム・アーレンズ氏のサインが入っているので、国内正規輸入品のようです。アメリカ流通品はサインでは無くスタンプが押されているようです。

M65グリップ交換4

最近の国内正規品の殆どはタナカのグリップに合わせて作られているようなので、大丈夫と思っていましたが。バックストラップ部分もピッタリ合っています。この部分が合うと気分が上がります。

M65グリップ交換7

クラッシックなデザインのグリップなので、M65に付けても違和感はありません。ほど良い厚みで、握った手にフィットします。フィンガーグリップ付きも良いですけど、スムーズグリップの方が握りやすい気がします。濃いめの色会いもシルバーの本体に良く合ってるので、見た目的にも気に入っています。

M65グリップ交換6

S&W製の純正木グリも既に生産中止になっていますし、アンクルマイクスやサファリランド(ロジャース)のグリップもとっくの昔に生産中止。個人的に気に入っていたグリップが殆ど無くなってしまいました。G10グリップも悪くは無いですけど、古いモデルには似合わないし・・・

寂しいですけど、グリップ交換で楽しむこと自体が今の時代に合わなくなってるって事なんでしょうねw

今日はここまで!!!!!!!

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AG360 タナカ S&W M65 3inch ver.3

さて今回は「タナカ S&W M65 3inch ver.3」ガスガンです。

タナカM65FBI

M65はFBIスペシャルで有名なM13のステンレスバージョンです。以前もタナカから発売されていましたが、先月ver.3となって再発されました。本当はHWモデルのM13が出るのを待っていたのですが、タナカの3月の発売予定商品に入ってなかったので、我慢できずに購入しました。

タナカM65FBI2

M65は旧モデルも所持していますが、K-COMPのver.3で実射性能が良くなったのが実感できていたのも、購入に踏み切った大きな理由です。実際に撃ってみると初弾から普通にBB弾が発射できるので旧モデルの不満は解消されています。

タナカM65FBI3

ver.3になって外見上変わったのは、フレーム右側の刻印「MADE IN U.S.A.」「 MARCAS REGISTRADAS SMITH &WESSON SPRINGFIELD. MASS.」が実銃通りになっています。MARCAS REGISTRADAS(登録商標) がスペイン語表記で、南米に向けたコピー対策表記って事ですね。

画像では分かりにくいですが旧モデルのハンマー等の金属パーツがつや消しのサーチライトクロームだったのが普通のつや有りクロームメッキになっているので、ステンレス感が薄くなっているのが少し残念。

タナカM65FBI5

残念と言えば、ペガサスシリンダーのガスの注入も相変わらず入れにくい。付属の延長ノズルを使うと途中のガス漏れが酷いし、ロングノズルのガスボンベも使用できません。ベストはタナカ純正のガスボンベなんですが、これも最近入手できない。

ガスの注入が一番ストレスがたまるかも。何か良いやり方は無いですかねw

タナカM65FBI4

KフレームもM19はモデルガン化されてますけど、M13やM65はモデルガン化されないですね。シリンダーまで作っているんだから後はバレルだけだと思うのですが、コスト的に難しいんですかね。そんなに売れない機種では無いと思うので、ガスガンが再販された今年はK-COMPとともにモデルガン化、ちょっと期待してますw

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ガバメントタイプの輸入トイガン


さて今回は以前入手した「ガバメントタイプの輸入トイガン」です。

トイガン

随分前に「世田谷ベース」か何かで取り上げられていた記憶がありましたが、某ネットショップで発見。1,000円ちょっとだったので2挺購入しました(最近見たら値上がりしてました。今の値段だったら買わないな〜)。

一応箱入りで(ボコボコでしたが)、いかにも子供向けってっ感じです。

トイガン2

パッケージの中は、バラバラの弾と本体が一緒にビニールに入っています。弾の数が2挺で微妙に異なっているのが海外製品らしいです。

トイガン3

マガジンキャッチは可動で、マガジンも脱着できます。リアルサイズよりも大型のマガジンに弾を装填して発射するのがリアルな感じ。発射プロセスはスライドを引いてコッキングと同時に弾を装弾。トリガーを引くと発射できます。

トイガン4

弾の飛距離は2〜3mといったところ。カートリッジ部分も一緒に飛ぶのがちょっと違和感。弾の形状がリアルっぽいからそう感じるだけで、所詮は子供向けの玩具なので変に感じる方が間違ってます。

トイガン5

WAのガバメントと比べてみると、中々リアルなサイズ。ミリタリーのM1911A1をモデルアップしているのが分かるのが凄いですね。反面2挺の内の一挺は、最初のコッキング時に内部パーツが折れて発射不能になりました。返品するのも面倒なので放置しましたが、昔ながらの海外クオリティです。

駄菓子屋さんのオモチャレベルの感覚でで購入すれば楽しめると思いますw

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MG171 WA コマンダー カッツコンペンセイター・カスタム(Re.) その弐


さて今回は「WA コマンダー カッツコンペンセイター・カスタム」の続きです。

WAコンプカスタム6

WAコマンダーカスタムは、オリジナルのハーフシルバーモデルが発売されて3ヶ月も経たないうちに、オールシルバーモデル、ステッピングフレームのブラックモデル、ハーフシルバー、オールシルバー、角トリガーガード&ステッピングフレームのブラックモデル、ハーフシルバー、オールシルバーが発売されます。

その後、オリジナルフレームのマズルブレーキモデル、カッツコンペンセイターモデル、5インチバレルモデル等が加わり、あっという間に10醜類以上のバリエ展開になりました。センターファイアー化されたのはバリエ展開された辺りだと思いますから、初期のサイド発火式モデルの方が数が少ないかも。

WAコンプカスタム7

スライド左刻印は2行の「COMBAT COMMANDER」のモデル名と「COLT AUTOMATIC 」「CARIBER.45」ランパントコルトロゴが入っています。コンバットコマンダー カスタムは全て共通スライドだったので、この刻印も共通です。

ロングスライドストップレバーはステンレス製。初期のものは研磨されていましたが、バリエ展開が始まった辺りから、砂型の痕が残ったままの仕上げに変わっています。ノーマルサイズのシルバートリガーと共に、コンバットコマンダーカスタムの共通パーツです。

WAコンプカスタム8

左側スライド刻印は「COLT'S COMBAT COMMANDER MODEL」。エジェクションポートは、この時期のカスタムによく見られる形状に広げられています。フレーム刻印は「12581C70 MGC」でMGCのGM5と同じもの。フレームはMGCからパーツ供給されているのが分かります。

WAコンプカスタム9

リアサイトはBO-MARサイト。刻印やネジなどの細かいパーツを見る限り、MGCからの供給では無くWAオリジナルパーツのようです。ハンマー、アンビセフティはステンレス製でこれもコマンダーカスタムの共通パーツです。

このモデルのアンビセフティは、オプションのワイドセフティに交換してありますが、量産(カスタム)モデルで、ステンレスパーツが3点も付いてくるのは当時としても破格でした。パーツ自体も別売されていたので、セフティなんかは随分購入しました。

このモデルの特徴の各トリガーガードとステッピング加工。角トリガーガードはGM2時台のカスタムと同じ後加工によるもの。ステッピング加工も手作業で刻んでいるようで、モデルによってステッピングのパターンが微妙に異なります。

WAコンプカスタム15

アルミ製のカッツコンペンセイターは、8ポートタイプ。他にもマグナポートタイプがありました。スライド上部にはナショナルマッチのようなリブが付けられていますけど、本来はコマンダースライドにはないものです。カスタムモデルなので気にするところではありません。

WAコンプカスタム17

前回述べたように、このモデルはオリジナルのコンペモデルでは無く、角トリガーガード&ステッピングフレームモデルに別売のコンペパーツを付けたものです。当時はオプションパーツも豊富だったので、購入後にいろんなパーツを組み込むだけでオリジナルカスタムが作れました。

今のエアガンの外装カスタムと同じですね。この手の趣味は時代が変わっても、やってることに大差が無いのが面白いw

今日はここまで!!!!!!!

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MG171 WA コマンダー カッツコンペンセイター・カスタム(Re.)


さて今回は「WA コマンダー カッツコンペンセイター・カスタム」モデルガンです。これも年初にメインSPを交換した内の一挺で、10年ぶりの再掲載になります。

WAコンプカスタム3

WAのコンバット コマンダーカスタムが発売されたのが83年。5月の後楽園モデルガンショーで初お目見えだった記憶があります。その後センターファイアー化と、フレーム&スライドのし上げ違いのバリエ展開があり83年の暮れぐらいに発売されたのが、今回のカッツコンペンセイターカスタムだったと思います。

WAコンプカスタム4

所持モデルは。既存の「ステップッドブラックフレーム&角トリガー カスタム」に別売のコンペセイターパーツを組み合わせたもの。アルミコンプとスライドの地肌の色違いが気になって、コンペとスライドにブラックスプレーで塗装しています。

WAコンプカスタム
左:タニコバSP、右:WAオリジナルSP

WAのメインSPはMGC製よりも径が太くて長さが短いもの。ハンマーコッキングが硬く感じられるので、フレームへの負担はMGCよりも強いかもしれません。SP交換後はスライドの動きも軽くなりました。

WAコンプカスタム2
リコイルSPハウジングはこの時期のMGCと同様、メインSPキャッチピンが貫通しない構造になっています。救いはピンが割ピンになっていないので、ドライバーでピンをこじって外すのは比較的簡単に行えます。細かいパーツはMGCと共用だと思ってましたが違うんですね。

WAコンプカスタム5

アルミ製コンプは、ピッチを切ったマズルに前方からネジ止目で固定されています。バレルスリーブはスチール製で、全体バランスはマズル側にあるので実際の重量よりも重く感じます。

今見ると塗装したコンプやスライドの粗さが気になります。当時は満足してましたが、若気の至りそのものですね。塗装を落としてオリジナルの地肌に戻そうかと真剣に考えています。

今日はここまで!!!!!!!

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MG500 MGC コルト ガバメント スタビライザー カスタム(Re.)その弐

さて今回は「MGC コルト ガバメント スタビライザー カスタム」の続きです。

MGCスタビカスタム8

前回も触れましたが、このモデルは特に実銃に決まったモデルがあったわけでは無く(似たような特徴を持ったカスタムはあったと思いますが)、既存のパーツ(GM6用のスタビライザー等)の流用が目立ったので、入手の時点では、寄せ集めパーツのカスタム程度に思っていました。

確かに寄せ集めパーツで作られてはいますが、細部をみるとそれなりに手間がかかっています。この時期のMGCには、まだ余裕みたいなものがありました。

MGCスタビカスタム9

スライド刻印はノーマルのGM5と同じ「COLT'S MKⅣ / SERIES'70 」「GOVERNMENT MODEL」と口径表示「,45AUTOMATIC CALIBER」。スライド自体の長さはコマンダーサイズよりも少し短めにに短縮してあります。前方のセレーションは後加工によるものです。

アルミ製のスタビライザーは、フレーム側に金属製のネジ受けを付けて2本のスクリューでネジ止めされています。固定自体はしっかりしていますが、フレームの強度面では若干不安があります。

MGCスタビカスタム10

右側スライドはオーソドックスな「COLT'S GOVERNMENT MODEL」。エジェクションポートのカットを見る限り、スライドのベースはピンガンのようです。

フレーム刻印は「COLT'S PT.F.A.MFG.CO.HARTFORD.CONN. U.S.A.」とシリアルNO「70G13184」とMGCカスタムワークス刻印の「MGC-MCW」が入っているので、こちらもピンガンに使われている共通のカスタムフレームが使われています。

MGCスタビカスタム11

スライドはブッシングタイプで、バレルとコンペンセイターは固定されていません。スライド上部はコンペンセイターと同じセレーションが刻まれています。

コンペは2ポートのボランドタイプとして販売されていたもの。フロントサイトはGM6のナストフカスタムなどに使われていたものが流用されています。

MGCスタビカスタム5

リアサイトは定番のBO-MARサイト。サイトベースとサイトブレードの角が後加工で丸められています。こういう細かいところに手が加えられているのが良いですね。オーバルハンマーはホーグNMカスタムのもので、サムガードはパックマイヤータイプが装着されています。

MGCスタビカスタム13

グリップは当時人気のスキップドチェッカータイプですが、左側はサムガード加工がされている上に、グリップ下部がマグウェル加工されたすら日ライザーカスタム専用のグリップになっています。

MGCスタビカスタム12

GM5やGM6用のカスタムパーツの蓄積に加え、カスタムのイージーオーダーシステムの受注を行っていただけあって、この時期のMGCカスタムは手慣れた感じにまとまっています。それでいて細かい部分を少し変えるだけで、オリジナルカスタム感を演出しているんですから、立派なものです。

現存するメーカーで、この手のカスタムモデル製作の残滓が残っているのはWAぐらいですけれど、最近は少量生産のカスタムメーカーみたいになってるので、意味合いが違ってきてますね。

昔みたいにベーシックなトイガンが量で売れない以上、メーカーがカスタムモデルを作る余裕が内のでしょうね。寂しいことですw

今日はここまで!!!!!!!MGCスタビカスタム8
MGCスタビカスタム8
MGCスタビカスタム8


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