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2020年購入トイガン BEST10(後編)

さて今回は私的「2020年購入トイガン BEST10(後編)」ということで、第5位から1位までの紹介です。今回は上手くすると2020年中にUPできそうです。

第5位 WA コルト ニューエージェント

2020BEST-2

こちらも再販モデルで、最初に発売された2012年から気になっていたモデルです。今回入手したのはガンブラックverというHWをブルーイング処理した仕様。トレンチシステムという独特のサイトやスライド先端の加工が、カッチリとして精密感を出しています。

WAのコンパクトガバシリーズは、全て3.5inchサイズでモデルアップされているのでこのニューエージェントやディフェンダー等はリアルサイズではありませんが、デフォルメ処理が上手いのでバランス的には実銃よりもよく見えたりします。ひいき目ですかね。

▼WA コルト ニューエージェントの詳しいレビュー記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=7573

第4位 タナカ S&W M19 4inch HW

2020BEST-19

久々に再生産されたKフレームのモデルガンで、忙しさにかまけてまだ紹介していないモデルです。旧作との違いはフレーム刻印とグリップ内のウェイトぐらいですけど、過去M19の4inchモデルとは縁が薄かったので(メッキ時代のコクサイぐらい)、バレルのシャープさやきっちりしたエッジに惹かれました。

後から発売された2.5inchと優劣が付け難かったんですが、馴染みの薄い分4inchの方が新鮮に映ったので、こちらを選びました。モデルアップしているのはカウンターボアードとバレルピンが廃止されたM19-5(1982〜88年)だと思われますが、ガスガンからの流用のハンマーが唯一残念です。

第3位 タナカ I.M.I. デザートイーグル 50AE

2020BEST-8

ハドソン産業から金型を買い取っていたのは知ってましたが、情報が出されてから発売までが急だったのに驚かされました。発売にあたり全体の仕上げの改善は当然としても、ハドソン時代に問題とされていた発火時のフレーム各部の耐久性を細かく改善してあるのに驚かされました。

未だに発火できていませんが、何れは発火させたいモデルです。スライドを引いたときの感触がGBBとは別物なのも良いですね。このモデルの成功によって2020年度のタナカはモデルガンの新製品が続いたと思うと、余計印象深いです。

▼タナカ I.M.I. デザートイーグル 50AEの詳しいレビューはこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=7757

第2位 タナカ SIG SAUER P228 M11 frame HW

2020BEST-15

先に発売されたオリジナルのSIG SAUER P228の方が、GBB発売から35後のモデルガン化という意味で印象深いんですけれど、バリエモデルとして発売されたM11の方がスライドの仕上げやレバー類などの金属パーツの表面処理が異なっているので、カスタム感は上ですね。

M11と言えば、GBBとして発売されていた1992年にアメリカ軍に採用されたモデルが知られていますが、今回のM11は2011年にアメリカ空軍が追加発注したモデルを再現したようです。マイナーながら、できるだけ新しいモデルをモデルアップするという開発姿勢も好きですね。

▼タナカ SIG SAUER P228 M11の詳しいレビューはこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=8006

第1位 (旧)和室工房 ジャッカルの日 ライフル

2020BEST-20

1973年に公開された映画「ジャッカルの日」で使われた、ドゴール大統領暗殺用に作られた分解可能な単発式狙撃銃を再現した蓄圧カートリッジ式ガスガンです。過去にADVENが販売していたトイガンよりもサイズ、プロポーション共に勝っています。

映画のプロップと同様分解組み立てが可能で、実際に手に取ると本体の細さや加工精度の高さに驚かされます。ほぼ機械加工で作られた本体の加工精度が高いので、質感も充分。分解組み立て&発射もスムーズに行えるので、発射プロセスから楽しめるエアガンになっています。

半ば諦め欠けていただけに入手できただけで嬉しかったのと、期待を裏切らなかった製品のクォリティに満足度は今年一番ですね。こちらも紹介記事はまだですけど、キチンとレビューしたいと思います。


トイガンBEST10は以上ですが、2020年度に入手したお気に入りのトイガンアクセサリーや、ガレージキットに属するトイガン等を最後に紹介します。

Mafiso Airsoft社製ハードボーラー用レーザーサイト

2020BEST-17

台湾のMafiso Airsoft社製レーザーサイトは、映画「ターミネーター」で使用されたハードボーラー用レーザーサイトを再現したアクセサリーです。本体はアルミの削り出しで、マウント形状は映画で使われたものにソックリです。

WAのハードボーラーに付けていますが、雰囲気は最高です。グリップスクリュー1本で固定する構造に難がありますが、このレーザーサイトに勝る形状のものは無いだけに、手に入れて良かった製品です。

Pocket ワルサー・モデル9

2020BEST-7

イベントで購入した、Pocketさんという個人が製作販売した樹脂製ディスプレイガンです。トイガンのガレージキット完成品と言うべき製品ですけど、昔のガレキのイメージとは別次元のデキです。

表面の平面出しもしっかりしていてパーツ同士の組み合わせもタイトで、フレームとスライドのスキマごく僅かです。実銃同様にスライドが引けたり分解できたりしますが、モデルガンの法規制に抵触しないよう各種SPや撃発機構は省略されているのが勿体ないぐらい。

▼Pocket ワルサー・モデル9の詳しいレビュー記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=7341

タナカ S&W M1917 .45 5.5inch U.S.ミリタリー HW

2020BEST-13

今年発売したモデルだったら,恐らくBEST10入りは確実だったモデル。買い逃し続けてようやく今年、店頭在庫を見つけて手に入れました。

入手前は同じNフレームのM29のバリエ的なイメージを持っていましたが、5スクリューのフレームや独自形状のハンマー&トリガー、シリンダーロッド。バレル、シリンダーも新規造形なので、ほぼニューモデルです。ミリタリーティストが強いのも魅力です。


2020年を振り返るとコロナの影響もあってか、海外製品含めて新製品は低調だった気がします(イベントなどが無くなり、外出自粛もあって情報収集力が減ってただけかも)。その中タナカのモデルガンは勢いがありました。

よく考えると80年代の古いモデルばかりですけど、モデルガン化されていなかったり長らく生産されていなかったりして、全て新鮮に感じられたのが大きかったのかも。小さい市場ながら存在感を出していました。来年はS&W M13やSIG SAUER P229が予定されてるみたいですけど期待大ですね。

その他の国産メーカーはどうなるんでしょう。
マルイは大物AKM GBBが予定されていますが、それ以外のメーカーは今年同様、再販とパーツカスタムモデルや海外製品ベースのトイガンの販売し終始するんでしょうか。海外製品ベースでもLaylaxのSIG P320M17には期待してるので、一概に悪い訳では無いんですが。

来年はコロナの流行収束を期待していたんですが、大晦日に東京都の感染者が1337人全国で400人超えたとなると、いよいよ一線を越えた気もして、危機感を抱きます。

何はともあれ、それでは皆さま来年は良い年になりますようにw
今日はここまで!!!!!!!

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2020年購入トイガン BEST10(前編)

さて、いよいよ2020年 令和2年が終わるまで、あと1日。今年は過去に例の無い、大変な1年になりました。購入したトイガン数は減ったと思っていましたが、恒例のBEST10を楽に選べるぐらいは買っていたのが判明。進歩が無いですねw

今回は前編として、第10位から6位までをご紹介します。基本、個人の嗜好と偏見で選んでますのでご容赦ください。

第10位 UMAREX グロック45

2020BEST-4

昨年発売されたグロック19Xのコマーシャルverのような位置づけのグロック45ですが、実銃が発売されると間を置かずトイガン化するパワーは海外メーカーならではです。似たシルエットながら、スライド&フレーム共に新規で、特にフレームは新規金型で作られていると思われます。

見た目以上にコストがかかっているモデルでデキも悪くないんですけど、G45よりもFBIで採用されたと言われるG19Mや、最新モデルのG19 GEN5MOSでなかったのが残念。グロックのバリエーションはどれも同じように見えるから、最新モデルやストーリー性のあるモデルじゃないとインパクトが弱いんですよね。

第9位 KSC Cz75 2nd ホーグカスタム

2020BEST-18

今年限定発売されたCz75のバリエーションで、未だに紹介していないモデルとなります。過去にイベント限定モデルとして発売されたデュアルフロストの延長線上にあるカスタムモデルで、リングハンマーと、ホーググリップが特徴です。

ノバックタイプのリアサイトとホワイトドットの入ったフロントサイトはどちらも過去に生産したモデルのパーツから流用したりしているので、どうしても末期のMGCカスタムを連想してしまいます。

第8位 タナカ スモルト 4inch HW

2020BEST-1

タナカの「スマイソン」が「スモルト」と名前を変えて久々に再販されました。個人的には「スマイソン」の砲が馴染みがありますけど、どちらも正式な名称という訳でも無いので大した問題では無いですね。メカは最新のVer3になっているので弾ポロも無く、普通に箱出し状態で楽しめます。

全体的にシャープな作りでルックス的にも良いんですけど、唯一気になるのがグリップフレームをラウンドバットにしてM500と同じグリップを付けたこと。バックストラップ部をカバーするタイプのグリップは格好が悪いし交換したいけど、ラウンドバット用のグリップはイマイチに合わないんです。

第7位 タナカ P226 MK25 frame HW

2020BEST-9

94年に発売されたタナカのSIGシリーズを現行カタログモデルのMK25として生まれ変わらせた、バリエーションモデル。フレームやグリップは新規設計。基本SPECは現行のEVO2シリーズに準じているので発火性能も向上しているようです。

基本設計が古いモデルながら、最小の改良で最大の近代化が図れたことが素晴らしいですね。何よりも手持ちの資源を最大活性しようとしたタナカの姿勢が素晴らしく感じられました。これは1年を振り返るとタナカのモデルガン攻勢の始まりでした。

▼タナカ P226 MK25 HWの詳しいレビュー記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=7382

第6位 WA コルト M1911 ヒートカスタム

2020BEST-10

ヒート・カスタムは95年に公開された映画「HEAT」で、主演のアル・パチーノが使用していたプロップガンがベースになっています。

何度も再販されていますが、今年になってようやく入手したのは「リアル スチール・フィニッシュ」と呼ばれるモデルで、ガンブルー仕上げをした後にエッジ部分に軽めのダメージ加工が入っています。再販される度に価格が上がるのが難点ですけど、その分仕上げは量産モデルでは再現できないレベルです。

第6位までは以上ですが次点にした2モデルも、ついでに紹介します。

次点1 ActionArmy AAP-01 アサシンGBB

2020BEST-3

今年のビクトリーショーで見かけた、ルガーMKⅣに似たルックスののトイガンで、海外モデルには珍しく上下フレームとも樹脂製のオリジナルデザインのモデルです。内部メカはマルイ製のグロック18Cに準じたもので、セミ・フルの切り替えが可能。

マルシンM712と14年式ぐらいしかなかった、ボルト式のブローバックが特徴的。しかも実売価格が10K前後の低価格。これは人気になるわけですね。ベースメカはマルイのグロック18Cなので、性能も高く、サードパーティ製の着せ替えアクセサリーも豊富なのでカスタムベースとしても楽しめます。

▼ActionArmy AAP-01 アサシンGBBの詳しいレビュー記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=7725

次点2 Carbon8 M45DOC CO2 GBB

2020BEST-16

先に発売されているM45CQPの色違いバリエーションです。サンドカラーは成形色のようで、サンドと言うよりもフラットダークアースに近い茶系の色。グリップや金属パーツとのコントラストは、悪くありません。

最近はアクセサリーも豊富なのでグリップ交換もし易くなって、楽しみ方が増えました。CO2GBBならではの反動も楽しめるので、普段撃ち用にもっともよく使用しているモデルです。

▼Carbon8 M45CQPの詳しいレビュー記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=6984

前編は以上です。5位から1位までの後編は、今晩上げるつもりですが間に合うかな?
不安なので先に挨拶だけしておきます。

それでは皆さま、良いお年をお迎えくださいw
今日はここまで!!!!!!!

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今年最後のトイガン系お買い物w

昨日、仕事も終了したので久々に秋葉原から御徒町散策に出かけて、ショップの店頭チェックをしてきました。

2020年最後の買い物5

相変わらず人出は多かったですけど、混雑しているところは極力避けて回ってきました。今回は、今年最後の戦利品の紹介です。

2020年最後の買い物3

こちらのホルスターは、グルカさんで見つけたAKER製のベレッタM1934用ホルスターです。中古品でそれなりの使用感はありましたけど、安かったので購入しました。元々はWAが自社のベレッタM1934用に輸入していたものだと思います。

2020年最後の買い物4

WAのベレッタM1934を入れてみると、ピッタリです。試してはいませんが、GBBより太めのモデルガンだとキツそうな感じです。レザーが乾いている感じなので、最近お気に入りのレザートリートメントの「ラナパー」を使ってメンテをする予定です。

2020年最後の買い物

もう一つは、再販されたMULE製のMGC製M31用のショットシェルです。これはTake5さんで購入しました。欠けやすいリムがアルミ製になっているのが良いのと、最近中古で出回っているショットシェルよりも安いのが魅力です。3個買いましたけど、もう一つ買って12シェルにしとけば良かったかな。

2020年最後の買い物2
右:今回入手のシェル、右:前回入手のシェル

購入後気付いたのは、リムの刻印。前回のものがウィンチェスター製をもした刻印だったのに対して、今回はレミントン製を模したものになっています。こういう拘りがMULEの良さですね。

シェルのプラ部分はMGCの在庫分を引き取ったものなので、今回の再生産で最後らしいとの事。以前のようにリムだけの販売は今のところ無いようです。前回よりもリムの生産数が少なかったのかな。この手のアイテムはある時に買っておかないとね。

今年の散財は、一応これで終了。外出が減って新製品も少なかった割には、トイガン関係の出費はそれ程減ってない感じ、毎年恒例の「購入トイガンベスト10」をやれば、実態がつかめるかな。

今日はここまで!!!!!!!

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こんなご時世でも、嬉しいことが重なる日もあるw

連日コロナ陽性者数が拡大している今日この頃ですが、今日は珍しく嬉しいことが重なりました。
その一つがこれ。

嬉しいこと

長年渇望していた(旧)和室工房さんの「ジャッカルの日 ライフル」が届きました。イギリスの作家フレデリック・フォーサイス原作の73年の映画「ジャッカルの日」に登場した分解式のカスタムライフルをエアガン化したものです。

嬉しいこと3

最初に作られたのが付属の冊子によると8年前。自分が知ったのが4〜5年前でしょうか。再生産の受注申し込みをしたのが3年前でしたが、この時は残念ながら募集数にギリ間に合いませんでしたが、今年の12月になってみ組み立ての部材が出てきたとかで、急遽少数販売されたものを手に入れました

連絡頂いて申し込んだものですが、3年越しの補欠当選みたいなものですねw
詳しいレビューは、年内中に何とかしたいところです。

嬉しいこと2

もう一つは、今年の9月に開催された「特撮のDNA」の開催記念として再生産された海洋堂製の「ケームール人」のポリストーン製フィギュアです。

こちらのフィギュアはウルトラQのスーツを手がけた「高山良策」氏の原型から復刻されたもので、最初の発売を知らずに後から知って、再販を待っていた所は「ジャッカルの日 ライフル」と同じです。

ジャンルは違えど再販を待っていた2つのものが、同一日に届いたのは単なる偶然なんですが、このご時世だと余計嬉しく感じます。この調子で良い年末を迎えたいものです。

今日はここまで!!!!!!!

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日本の機関銃写真集ーイカロス出版 発行

さて今回は、つい気になって購入した「日本の機関銃写真集ーイカロス出版刊」です。日本軍の機関銃に絞った写真集なんて過去にあったのかな?

日本の機関銃

内容的には十一年式軽機に始まり九六式、九九式軽機関銃。三年式、九二式の重機関銃(一式が1カットだけなのが寂しいですが)から九一式、九七式車載重機関重まで網羅しています。おまけに日本軍に使用された代表的外国製機関銃のZB26軽機や九二式ルイス軽機まで押さえてあります。

個人的には九七式自動砲(20mmセミオート対戦車銃)や陸戦隊のベ式自動拳銃(MP18の大戦後モデル)が興味深かったです(作者の好みと書かれてましたが、一〇〇式短機も合わせて乗せて欲しかったです)。

写真自体も鮮明なものが多く、資料的価値も高そうです。残念なのは各モデルの解説がコンパクトすぎるのと、挿入されている図が小さすぎる事。ページ数や写真集という性格を考えると仕方なかったかもしれませんが、当時の資料から転載されているようなので勿体ない気がします。

個人的には十一年式軽機の給弾機構や、三年式、九二式重機の捕弾版を使った給弾メカの詳しい解説が欲しかったですね。もっともメカの解説は写真集の趣旨とは異なるでしょうけれど、日本軍の機関銃に特化した書籍は殆ど無いので、いろいろ欲しがってしまいます。

トイガン好きやミリタリープラモ好きには必読ですね(日本軍に関心があればですけれど)。写真集の割には読み応えもあるので、同じ作者の「九七式戦車写真集」も買ってみようかなw

今日はここまで!!!!!!!

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MG568 タナカ S&W M1917 .45 5.5inch U.S.ミリタリー HW その弐

さて今回は「タナカ S&W M1917 .45 5.5inch U.S.ミリタリー HW 」の続き、詳細編です。

M1917US8

Nフレームと言えばM29のイメージが染み込んだ自分にとってM1917は古いモデルのはずなのに、妙に新鮮に映りました。あるべきものが無かったり定番の形状が変化するだけで、見慣れたものが驚きに変わるんですから、やっぱりモデルガンはイメージの世界の玩具なんですね。

44MAG用のシリンダーが短くなっただけで随分印象が変わって見えるのも、M29のイメージが強過ぎるせいですね。

M1917US3

ランプ形のフロントサイトとリブ付きストレートバレルにシュラウド付きのM29に比べて、半円形型のフロントサイトとテーパーのかかったバレル。先端太くなったシリンダーロッドは1961年以前のものを再現していて、文字通り新鮮。

Kフレームのものよりも一回り大きいサイズは華奢な感じは微塵も無く、質実剛健そのものです。バレル刻印は「S&W.D.A.45」となっています。バレル上下にも実銃同様の刻印が入っていて(バレル上面の刻印は薄いですけど)、良い感じに仕上がっています。

M1917US9

トリガーガード前方のスクリューはライブ。このスクリューがあるのは1962年までです。MGCのM29では再現されていたので本当は馴染みがあるはずなのに、イマイチ印象が薄いのは後のコクサイM29の印象が強いからかもしれません。トリガーはグルーブの無いスムースタイプ。

M1917US12

シリンダーインサートはオリジナルのままでも、気にならないほどの大きさです。メーカーごとの自主規制だから色々な形状がありますけど、個人的はこれだけ目立たなければ充分を超えて心配なぐらいです。

M1917US13

クリップ付きカートをシリンダーに入れると、こんな感じ。なんかの記事でハーフムーンクリップはクイックローダー代わりに使えると書いてあった記憶があるけど、モデルガンの場合はカートのグラ付きが大きいので、一発づつ入れるよりもマシな程度。クリップが無いとエジェクトできないので、それでもクリップは必需品です。

実銃の場合はクリップは消耗品で、直ぐにユルユルになるようです。

M1917US6

ヨーク内側のフレームにあるモデル名刻印は、何故か「MOD.29」のまま。これは型で入れられているからなんでしょうね。M29を開発した当初はバリエ展開とか考えてなかった事が推測できます。後で刻印は埋めようかな。バレルピンもしっかり再現されています。

M1917US11

ハンマーは初期型スパーの付いているタイプ。ハンマーノーズピンの下にもピン痕があるのは、ガスガンと共通パーツだからでしょう。サイドプレートは金属製で、4スクリューで固定するタイプ。少しスキマが目立つのが気になります。

M1917US10

グリップエンドには「U.S. ARMY」と「 MODEL 1917」のモデル名と「No 200912」の軍支給NOが刻印されています。オーバーサイズグリップで隠されているM29と異なり、ミリタリーの証しのランヤードリングとグリップエンドが見えるだけでワクワクします。

今まで手にしたことが無かったモデルは、やっぱり新鮮。
同じNフレームでもM29のバリエモデルじゃなく、M1917は全くの別モデルだったって事ですね。気付くのが遅すぎました。

今日はここまで!!!!!!!

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MG568 タナカ S&W M1917 .45 5.5inch U.S.ミリタリー HW


さて今回は「タナカ S&W M1917 .45 5.5inch U.S.ミリタリー HW」モデルガンです。今年の夏頃、ショップで店頭在庫を見つけて即買いしたものです。

M1917US

このモデルが発売されたのは2012年だったかな。当時は4inchカスタム(インディー・ジョーンズが使っていたヤツ)を先に買ってしまった後、躊躇してたら直ぐに品切れ。その後スチールジュピターモデルをスルーしたり再販時にまた買い逃したりして、やっと購入できました。

イギリス軍用モデルは結構見かけたんですが、U.S.モデルは中古でも余り見なかった気がします。アメリカ軍だけで無く、戦後の日本警察でも使われていたんで、知名度・人気共にU.S.モデルに偏ってるって事かもしれません。

M1917US4

タナカは先にM29を作っていたので、同じNフレームのM1917を作るのは比較的簡単と言う人もいますが、フレームは5スクリューでハンマー、トリガー、シリンダーロッド等の金属パーツやバレル、シリンダーは新規造形なので、バリエの割には結構コストがかかっているように思えます。

コスト面だけで考えると、M1917 4inchカスタムの製作に海外スポンサーが付いたという噂も、根も葉もないものでは無さそうです。

M1917US2

M1917の魅力の一つが、ハーフムーンクリップと45ACPの形状を模したカート。よく考えたら形状サイズはガバのリアルサイズカートと同じですが、リボルバーにBLK用カートは使えないので、こちらも新規製作ですね。

シリンダーにカートを入れる前にハーフクリップにカートをはめる作業がプラスされるのが、ちょっと新鮮です。

M1917US7

本体の入手後、ネットショップで在庫の純正木グリを見つけました。実際M1917の木グリに比べて綺麗すぎるのが難点ですけど、このグリップ自体も手に入りにくくなっているので文句を言わず取り付けます。

M1917US14

やっぱり古めのリボルバーは木製グリップにしないと、重厚感が出ませんね。木と鉄で作られた銃は、最近のポリマーガンには無い趣があります。

子供の頃はガバに比べて旧型だとか、日本の駐在さんの持っている銃のような印象があったM1917ですが、後に実際に使われていた写真や実銃のレポートを、見て良い意味でイメージが全く変わりました。

今では、軍用リボルバーの代表のようなイメージですね。ガバと対で並べたいモデルです。少し前の映画「フューリー」でも印象的な使われ方をしていたのも良かったです。

次回はいつもの詳細編です。
今日はここまで!!!!!!!

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AG14 WA AMT ハードボーラー ロングスライド+レーザーサイト

さて、今回は無事Mafioso Airsoft製レーザーサイトを載せて完成した「WA AMT ハードボーラー ロングスライド+レーザーサイト」です。

Mafiosoレーザー17

WAのステンレス風塗装とレーザーサイトのアルミ地肌の色目が合っていないのは残念ですが、形状的には映画プロップの雰囲気が良く出ているので、個人的には満足しています。強いて言えば、前回も述べたマウント取付部分の強度不足が気になる程度ですね。

Mafiosoレーザー5

ワッシャーのお陰で、ガスで作動させる程度では緩んではきませんが、気がつくとレーザーの前部が微妙に下がっていたりするので、ターゲットを狙うと言うよりも雰囲気を楽しむ空撃ちでの仕様がメインになっています。

Mafiosoレーザー13
(左:MGC製ハードボーラーGBB、右:WA製ハードボーラー+レーザー)

MGC製のハードボーラーと比べると、レーザー本体とマウント形状の違いが良く分かります。MGCのレーザーは短め。WAのハードボーラーに付けたレーザーは長さはリアルですが、もう少し後方にレーザーをずらした方が良さそうです。

Mafiosoレーザー15
(左:CTC製レーザー+WA製ビアンキスペシャル、右:右:WA製ハードボーラー+レーザー)
現行のCTCレーザーサイトと比べると、いかに84年当時のレーザーサイトが大きかったが分かります(実際の撮影時には、バッテリーは銃本体とは別にしてケーブルで繋いで発光させていました)。

Mafiosoレーザー18

機械の進歩には驚きますが、映像上ではスライドの上に大型のレーザーが乗っていた方が迫力があるのは確かでしょう。そうで無ければ、これほど記憶に残らないし30年以上後になって映画プロップを模したレーザーサイトが発売される理由はありません。

とりあえず大満足ですw
今日はここまで!!!!!!!

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Mafiso Airsoft社製ハードボーラー ロングスライド用レーザーサイトの取付

さて今回は「Mafiso Airsoft社製ハードボーラー ロングスライド用レーザーサイト」の続きです。WAのハードボーラへ取り付けてみましたが、さすがにポン付けできませんでした。

Mafiosoレーザー16

最初の加工はグリップのスクリュー穴。このレーザーサイト自体が、マルイのM1911をベースとしたMafiso Airsoft社製のハードボーラーキット用みたいなので、微妙にスクリュー穴の位置が違っています。上部のグリップスクリュー穴を1mm程、上方に拡大して、WAのフレ−ムに合わせます。

Mafiosoレーザー11

アルミ製マウントの裏側の出っ張り部分が、フレームのプランジャーチューブに干渉するので、マウント部を現物合わせで削ります。

Mafiosoレーザー7

レーザーサイトマウントと干渉するハードボーラーのセフティは、手持ちのMGC製ガバ用シルバーセフティと交換。WAのガバのアンビ以外のセフティは4mm軸なので、MGC製と互換性があるので助かります。色目は違ってますけど、WA純正のスペアパーツが手に入るまでは、我慢です。

重いアルミ製レーザーサイト本体とマウントを1本のスクリューと、グリップをカットした断面部分だけで固定するのには、かなり無理があります。スクリューを幾ら締めても、微細なマウントの揺れでスクリューが直ぐに緩んでしまいます。

Mafiosoレーザー12

そこで、サイズの近いワッシャーを削って加工し、グリップスクリューとマウントの間に噛ませるようにしました。サイズが小さいので、リューターを使用してもかなり面倒な加工でした。このサイズは固定しづらいんですよね。

Mafiosoレーザー4

なんとか完成したワッシャーを噛ませて、なんとかレーザーサイトの取付が完了。今のところネジの緩んで、サイトが傾く事は防げています。根本的な改良ではありませんが、当面はこの状態で使ってみるつもりです。

強度的には以前取り上げたCarbon8 M45用グリップスペーサーのようなものとマウントを一体化して、2本のグリップスクリューで固定するようにするべきだと思います。今後の改良ポイントですね。

今日はここまで!!!!!!!

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AMTハードボーラー ロングスライド用レーザーサイト(mafioso airsoft)

さて今回は台湾のMafiso Airsoft社製 「AMT ハードボーラー ロングスライド用レーザーサイト」です。

Mafiosoレーザー1

3年ぐらい前に出回っていたのを後から知って探していたレーザーサイトを、最近また出回っているのを見つけて、思い切って入手してみました。見てお分かりの通り映画「ターミネーター」でハードボーラーに搭載されていた、レーザーサイトプロップのレプリカモデルです。

レプリカと言っても、実際の映画のプロップではLaser Products社(現Surefire社)が当時のヘリウムネオン・レーザー(現在のレーザーと違って莫大な電圧が必要)で作った映画専用のカスタムで、大型のバッテリーはグリップに内蔵できなかったため、ケーブルで繋いでポケットに入れていたという代物です。

特に商標も入っていないので、当時のプロップ情報をメーカー側が独自に調べて商品化したものですね。

Mafiosoレーザー2

筒状のレーザーサイト本体と、特徴的なマウントはアルミの削り出し。グリップは樹脂製もチープなものですが、映画プロップに驚くほど似せています。映画用プロップはレーザーサイトの先端部分に調整用の穴が開いているのに対して、こちらは筒の中央部分に調整用?の穴が開いているのが外見上の大きな違いです。

Mafiosoレーザー9

取り付け用のベースガンに、ハードボーラーの初期型ハンマーと、ロングスライドストップの付いた映画プロップに近い、WA製ハードボーラー ロングスライドT1モデルを予定していたのですが仮組みの段階で断念。

Mafiosoレーザー8

T1モデルの肝になっているロングスライドストップとセフティが、もろにマウントと干渉します。映画プロップでは、それぞれの干渉する部分を削って対応しているようですが、パーツの入手が難しいWA製だと予備パーツが無い限り加工はしたくありません。

かといってマウントベースを加工するのも、大がかりな金属加工になりそうなので気が進みません。

Mafiosoレーザー3

結局ハンマー形状が異なりますけど、同じWA製のオリジナル ハードボーラー ロングスライドモデルを取付用のベースモデルにすることにしました。このモデルならセフティだけ交換すれば、加工しなくても大丈夫そうです。

今日はここまで!!!!!!!

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