MG612 マルシン ワルサーPPK 戦前モデル HW(2022ver.)その弐
さて今回は「マルシン ワルサーPPK 戦前モデル HW(2022ver.)」の続きです。

購入後、未だに手動で装弾&排莢を楽しんでいるだけですが、カートリッジ以外にも10年前の初代モデルよりも改良された部分が目に付きます。今回は、気付いた部分を紹介してみます。


▲ 画像上:2010年発売の戦前モデル、下:2022年モデル
12年前にマルシンのPPK戦前モデルを入手して、一番ガッカリしたのがスライド前部とフレームのダストカバー部先端との間にスキマがあることでした。これは単純にフレーム先端と戦前モデルのスライドの重なる部分の寸法が足りなかっただけのようでした。
これが気に入らなくて、その後戦前タイプがHW化されても手を出さなかったのですが、今回改良されているのを知って購入に踏み切った次第。店頭で実物を見るのは大事ですね。

スライドを下から見てみると、フレーム先端部と重なる部分に段差が付けられて肉厚になり、若干延長されているのが分かります。どの段階で改良されたのかは分かりませんが、嬉しい改良です。

▲ 上:2010年発売の戦前モデル、下:2022年モデル
もう一つ気付いた改良点は、トリガーガード前部。フレームに収まる部分に、BLKの衝撃を緩和するためのゴム製のバッファーと、分解時にトリガーガードを下げたままに出来る、ディテントボールが組み込まれていました。
PPKの分解はトリガーガード前方を下げた状態で行いますが、マルシンのPPシリーズはトリガーガード前方を下げた状態で左右にずらしてフレームに引っかけることが出来ないので、下げたまま固定できるディテントボールの追加で、分解がさらに簡単になりました。
個人的には目から鱗級の改良だと思うんですけど、どうですかね。

▲ 左:マルシン製PPK、右:CAW製PPK
改良点では無いですが、マルシンの戦前型PPKは戦後型PPKのフレームを流用しているのが少々残念な点です。一番違いが分かるのがフレーム後端のテイル部分の形状で、テイルが短いCAW製の方が実銃に近い形状になっています。
削り込んで直せば修正できるレベルですけど、ぱっと見分からないので気にしないことにしています。ハンマーバイトとか考えなかった時代のデザインと言うことでしょうか。
戦前型、戦後型、最近のS&W生産型と、時代が新しくなるにつれてテイル部分が大型化しているのは興味深いところですけど、S&W製はやりすぎですね。
今日はここまで!!!!!!!
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購入後、未だに手動で装弾&排莢を楽しんでいるだけですが、カートリッジ以外にも10年前の初代モデルよりも改良された部分が目に付きます。今回は、気付いた部分を紹介してみます。


▲ 画像上:2010年発売の戦前モデル、下:2022年モデル
12年前にマルシンのPPK戦前モデルを入手して、一番ガッカリしたのがスライド前部とフレームのダストカバー部先端との間にスキマがあることでした。これは単純にフレーム先端と戦前モデルのスライドの重なる部分の寸法が足りなかっただけのようでした。
これが気に入らなくて、その後戦前タイプがHW化されても手を出さなかったのですが、今回改良されているのを知って購入に踏み切った次第。店頭で実物を見るのは大事ですね。

スライドを下から見てみると、フレーム先端部と重なる部分に段差が付けられて肉厚になり、若干延長されているのが分かります。どの段階で改良されたのかは分かりませんが、嬉しい改良です。

▲ 上:2010年発売の戦前モデル、下:2022年モデル
もう一つ気付いた改良点は、トリガーガード前部。フレームに収まる部分に、BLKの衝撃を緩和するためのゴム製のバッファーと、分解時にトリガーガードを下げたままに出来る、ディテントボールが組み込まれていました。
PPKの分解はトリガーガード前方を下げた状態で行いますが、マルシンのPPシリーズはトリガーガード前方を下げた状態で左右にずらしてフレームに引っかけることが出来ないので、下げたまま固定できるディテントボールの追加で、分解がさらに簡単になりました。
個人的には目から鱗級の改良だと思うんですけど、どうですかね。

▲ 左:マルシン製PPK、右:CAW製PPK
改良点では無いですが、マルシンの戦前型PPKは戦後型PPKのフレームを流用しているのが少々残念な点です。一番違いが分かるのがフレーム後端のテイル部分の形状で、テイルが短いCAW製の方が実銃に近い形状になっています。
削り込んで直せば修正できるレベルですけど、ぱっと見分からないので気にしないことにしています。ハンマーバイトとか考えなかった時代のデザインと言うことでしょうか。
戦前型、戦後型、最近のS&W生産型と、時代が新しくなるにつれてテイル部分が大型化しているのは興味深いところですけど、S&W製はやりすぎですね。
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MG612 マルシン ワルサーPPK 戦前モデル HW(2022ver.)
さて、今回は発売されたばかりの「マルシン ワルサーPPK 戦前モデル(2022ver.)」です。2009年に樹脂製モデルガン初のワルサーPPKがマルシンから発売され、翌年には戦前モデルがバリエーションに加わりました。発売から12年が経った最新バージョンは、どうなっているのでしょう。

マルシン製PPK戦前モデルは今回で2挺目。既に所持しているのは最初に発売されたABSモデルだからHWモデルは初になります。HWモデルらしいマットブラックの雰囲気は悪くありません。左側スライドの刻印は少し細いですけど、ワルサーバナーや書体も含めて実銃に近い雰囲気です。

左側スライドには本来は刻印は無いはずですが、2009年発売のモデル同様「Licensed Tarademark of Carl Walther GmbH Germany(ワルサー社のトレードマークライセンスを取得済み)」の刻印が打たれています。ご時世的にもしっかりライセンスを取得したようです。

2022年モデルのパッケージはセンターにワルサーバナーをあしらった新デザインのものになっています。ワルサーPP、PPK/S、PPK、PPK戦前モデルのイラストが左サイドに入った4種共通のデザインで、正式ライセンスを取得したから可能になったデザインです。
ワルサーPPシリーズ自体が小型なので、パッケージも必要以上に大きくないコンパクトサイズなのが良いですね。

パッケージの側面にはワルサー社の親会社「UMAREX」のホログラフィックシールが貼られています。UMAREX社の正式承認された商品の印なのでしょう。別売の予備マガジン(マガジンにもワルサーバナーが入っています)にも同じシールが貼られています。

PPK本体は最近のマルシン製品らしく、仕上げが非常に良くなっています。パーティングラインは殆ど目立たないし、湯口のあるフロントサイトもキチンと加工してあります。金属パーツの黒染めが塗装ぽいところもありますけど、各部の作動はスムーズです。

2022年モデルの最大の改良が、新型カートリッジでしょう。素材はアルミ製のため非常に軽量になっているので、発火性能も向上していると思われます。弾頭部や薬莢部分もそれぞれメッキ処理されているので、外見上もリアルです。
材料費の高騰や手間を考えれば5発で3,850円(1発あたり770円)の価格は仕方ないのかな。手動で作動させただけですが、装填&排莢もスムーズで、発火性能の高さを感じます。

PPシリーズはどれも好みですけど、強いて言えばPPKですかね。タニオアクションのPPKから、この趣味に入ったというのと、PPK/Sしか手にできなかった期間が長かった影響でしょうね。発火性能が良くなったと言われる今回のPPシリーズですけど、フレームが華奢なPPKの耐久性はどうなのかなw
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マルシン製PPK戦前モデルは今回で2挺目。既に所持しているのは最初に発売されたABSモデルだからHWモデルは初になります。HWモデルらしいマットブラックの雰囲気は悪くありません。左側スライドの刻印は少し細いですけど、ワルサーバナーや書体も含めて実銃に近い雰囲気です。

左側スライドには本来は刻印は無いはずですが、2009年発売のモデル同様「Licensed Tarademark of Carl Walther GmbH Germany(ワルサー社のトレードマークライセンスを取得済み)」の刻印が打たれています。ご時世的にもしっかりライセンスを取得したようです。

2022年モデルのパッケージはセンターにワルサーバナーをあしらった新デザインのものになっています。ワルサーPP、PPK/S、PPK、PPK戦前モデルのイラストが左サイドに入った4種共通のデザインで、正式ライセンスを取得したから可能になったデザインです。
ワルサーPPシリーズ自体が小型なので、パッケージも必要以上に大きくないコンパクトサイズなのが良いですね。

パッケージの側面にはワルサー社の親会社「UMAREX」のホログラフィックシールが貼られています。UMAREX社の正式承認された商品の印なのでしょう。別売の予備マガジン(マガジンにもワルサーバナーが入っています)にも同じシールが貼られています。

PPK本体は最近のマルシン製品らしく、仕上げが非常に良くなっています。パーティングラインは殆ど目立たないし、湯口のあるフロントサイトもキチンと加工してあります。金属パーツの黒染めが塗装ぽいところもありますけど、各部の作動はスムーズです。

2022年モデルの最大の改良が、新型カートリッジでしょう。素材はアルミ製のため非常に軽量になっているので、発火性能も向上していると思われます。弾頭部や薬莢部分もそれぞれメッキ処理されているので、外見上もリアルです。
材料費の高騰や手間を考えれば5発で3,850円(1発あたり770円)の価格は仕方ないのかな。手動で作動させただけですが、装填&排莢もスムーズで、発火性能の高さを感じます。

PPシリーズはどれも好みですけど、強いて言えばPPKですかね。タニオアクションのPPKから、この趣味に入ったというのと、PPK/Sしか手にできなかった期間が長かった影響でしょうね。発火性能が良くなったと言われる今回のPPシリーズですけど、フレームが華奢なPPKの耐久性はどうなのかなw
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MGC パイソン PPCカスタム 大集合!
さて今回は、今まで紹介してきた「MGC パイソン PPCカスタム」をまとめて紹介します。元々メンテを含めて手持ちを全部引っ張り出した記念です。おまけにMGC(TAITO時代)のPPCカスタムも追加しました。

▲ MGC パイソン PPCカスタムオリジナル(上から8inch、6inch、4inch)
1981年に発売された MGC パイソンPPCカスタムは8inch、6inch、4inchの3バリエーション。グリップの違いによって「初期型」「中期型」「後期型」と勝手に分類しています。画像のモデルはグリップにフィンガーチャネルがついた「中期型」
ドラマ「西部警察」のプロップに4inchモデルが使われたことから、このタイプが一番メジャーだと思います。フレームはABS製でバレルはジュラコン製の無塗装。リブサイトは金型政策の亜鉛合金製。「8inch」モデルはMGCのバーゲンで入手したものです。

▲ 6inchモデル(上から「初期」「中期」「中期(レストア)」「中期(スモール刻印)」)
発売した81年頃に入手した「初期モデル」以外は全て中古で入手したものですが、「レストアモデル」以外は全て未発火で状態が良いモデル。安いのを見つけては手に入れた感じで、気がついたら4挺になっていました。
上から順にシリアルNOが増えていく用に並べてみました。シリアル自体が本当に連続しているかは不明ですが、細部の違いなどから おおよそ下に行くほど製造時期が新しいと思われます。

▲ 4inchモデル(上から「TAITO製(刻印有り)」「TAITO製(無刻印)」「MGC製」)
TAITO時代になってから復刻されたパイソンPPCカスタムは、ドラマ「西部警察」のプロップで使用されて大人気だった4inchモデルが中心でした。オリジナルのPPCカスタムの入手が難しかった時期なので当然のラインナップだったと思います。
素材が当時最新のHWになって魅力度は増しましたが、バレル刻印がMGC時代と全く変わって雰囲気が異なってしまったのが残念でした。反面リブサイトは真鍮製のハンドメイドで、オリジナルよりも手が込んだカスタム仕様の製品でした。

▲ TAITO パイソンPPCカスタム(上から「4inch(刻印無し)」「4inch(刻印有り)」「3inch」)
「4inch(刻印あり)」モデルは発売当時に入手したもので最初からHOGUE製グリップが付いていたタイプ。「4inch(刻印無し)」モデルは後年イベントで入手したもので、最初はレジングリップが付いていましたが、純正のHOGUEグリップに交換したもの。
「3inch」モデルは、中古ショップでフレーム党の主要パーツを入手して、不足パーツを補って完成させた個人カスタム。オリジナルとの違いはデホーンドハンマーにはなっていない事ぐらいです。
TAITO時代のパイソンPPCカスタムは4inchモデルの他に「6inchラウンドバレル」「5inchモデル」「3inchモデル」が販売されたと記憶しています。
何だかんだでMGC製PPCカスタムが6挺、TAITO製が3挺も集まってしまいました。レストアしたのも3挺含まれてるので、発売時リアルじゃ無いからと敬遠してたのは何だったんでしょう。時間が経つと考えも変わるものとは言え、結果として魅力的なデザインだったてことでしょうけどw
▼ MGC パイソン PPCカスタムの詳しい記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=8868
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▲ MGC パイソン PPCカスタムオリジナル(上から8inch、6inch、4inch)
1981年に発売された MGC パイソンPPCカスタムは8inch、6inch、4inchの3バリエーション。グリップの違いによって「初期型」「中期型」「後期型」と勝手に分類しています。画像のモデルはグリップにフィンガーチャネルがついた「中期型」
ドラマ「西部警察」のプロップに4inchモデルが使われたことから、このタイプが一番メジャーだと思います。フレームはABS製でバレルはジュラコン製の無塗装。リブサイトは金型政策の亜鉛合金製。「8inch」モデルはMGCのバーゲンで入手したものです。

▲ 6inchモデル(上から「初期」「中期」「中期(レストア)」「中期(スモール刻印)」)
発売した81年頃に入手した「初期モデル」以外は全て中古で入手したものですが、「レストアモデル」以外は全て未発火で状態が良いモデル。安いのを見つけては手に入れた感じで、気がついたら4挺になっていました。
上から順にシリアルNOが増えていく用に並べてみました。シリアル自体が本当に連続しているかは不明ですが、細部の違いなどから おおよそ下に行くほど製造時期が新しいと思われます。

▲ 4inchモデル(上から「TAITO製(刻印有り)」「TAITO製(無刻印)」「MGC製」)
TAITO時代になってから復刻されたパイソンPPCカスタムは、ドラマ「西部警察」のプロップで使用されて大人気だった4inchモデルが中心でした。オリジナルのPPCカスタムの入手が難しかった時期なので当然のラインナップだったと思います。
素材が当時最新のHWになって魅力度は増しましたが、バレル刻印がMGC時代と全く変わって雰囲気が異なってしまったのが残念でした。反面リブサイトは真鍮製のハンドメイドで、オリジナルよりも手が込んだカスタム仕様の製品でした。

▲ TAITO パイソンPPCカスタム(上から「4inch(刻印無し)」「4inch(刻印有り)」「3inch」)
「4inch(刻印あり)」モデルは発売当時に入手したもので最初からHOGUE製グリップが付いていたタイプ。「4inch(刻印無し)」モデルは後年イベントで入手したもので、最初はレジングリップが付いていましたが、純正のHOGUEグリップに交換したもの。
「3inch」モデルは、中古ショップでフレーム党の主要パーツを入手して、不足パーツを補って完成させた個人カスタム。オリジナルとの違いはデホーンドハンマーにはなっていない事ぐらいです。
TAITO時代のパイソンPPCカスタムは4inchモデルの他に「6inchラウンドバレル」「5inchモデル」「3inchモデル」が販売されたと記憶しています。
何だかんだでMGC製PPCカスタムが6挺、TAITO製が3挺も集まってしまいました。レストアしたのも3挺含まれてるので、発売時リアルじゃ無いからと敬遠してたのは何だったんでしょう。時間が経つと考えも変わるものとは言え、結果として魅力的なデザインだったてことでしょうけどw
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MG418 MGC コルトパイソン PPCカスタム 6inch 中期型(レストアモデル)
さて今回は「MGC コルトパイソン PPCカスタム 6inch 中期型(レストアモデル)」です。2014年に紹介したモデルですけど、手持ちのPPCカスタムを全部紹介しているので再登場させました。

発火済みで、バレルが白化した酷い状態のPPCカスタムを手に入れたまでは良かったんですが、バレルの白化をレストアする方法にめどが立たず3年ぐらい放置していたのを、何とかここまでのレストアにこぎ着けたのが9年前。つい最近だった気がしてましたが改めて振り返ると一昔前ですね。

レストア前に完全分解したフレーム、シリンダー、サイドプレートの画像です。洗浄後なので比較的キレイに見えますが、シリンダーの発火痕やジュラコンバレル白化は画像よりも酷かった記憶があります。
これを衣料用の修繕に購入した黒色の「染めQ」を使って塗装しました。布などには繊維にしみこんで染色するようですが、ABSにも使用できると書いてありましたが効果は不明。取りあえず試しにやってみた感じです。

スプレーして乾燥させた直後は、完全なマットブラック。このままでは普通の塗装と同じです。「染めQ」は素材に浸透して染めるような事が書かれていたので、仕上げにプラスチック用の研磨布で磨いてみました。

磨くと表面の塗膜が取れて、ABS地が現れました。肝心の白化したジュラコン製のバレル部分は、しっかり黒に染まっていました。シリンダー前面も黒色が戻ったので、個々のパーツを更に仕上げて組み立てました。

リブサイトやトリガー等の金属パーツはバーチウッドのスーパーブルーを希釈したもので染め直しました。久しぶりの作業でしたが、何とか上手く仕上がったと思います。唯一ヨーク部分の仕上げがイマイチだったのでやり直すつもりでしたが、結局今に至るまでそのままです。

グリップ後部にあったカケは木工用パテでカケを埋めて、それらしくプラ模用カラーで塗装しました。注意して見ないと分からないぐらいには仕上がったと思います。

レストア前に試行錯誤して白化したバレルを磨いたりしていたので、バレルの機械加工痕こそ薄くなりましたが、オリジナルのPPCカスタムと並べても遜色ない程度にはレストアできたと思います。手をかけた分愛着がわいたのと、このモデルのレストアで多少の自信が付いたのが一番の収穫でした。
何でも、思い切ってやってみるものですねw
▼ MGC パイソン PPCカスタムの詳しい記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=8868
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レストア前に完全分解したフレーム、シリンダー、サイドプレートの画像です。洗浄後なので比較的キレイに見えますが、シリンダーの発火痕やジュラコンバレル白化は画像よりも酷かった記憶があります。
これを衣料用の修繕に購入した黒色の「染めQ」を使って塗装しました。布などには繊維にしみこんで染色するようですが、ABSにも使用できると書いてありましたが効果は不明。取りあえず試しにやってみた感じです。

スプレーして乾燥させた直後は、完全なマットブラック。このままでは普通の塗装と同じです。「染めQ」は素材に浸透して染めるような事が書かれていたので、仕上げにプラスチック用の研磨布で磨いてみました。

磨くと表面の塗膜が取れて、ABS地が現れました。肝心の白化したジュラコン製のバレル部分は、しっかり黒に染まっていました。シリンダー前面も黒色が戻ったので、個々のパーツを更に仕上げて組み立てました。

リブサイトやトリガー等の金属パーツはバーチウッドのスーパーブルーを希釈したもので染め直しました。久しぶりの作業でしたが、何とか上手く仕上がったと思います。唯一ヨーク部分の仕上げがイマイチだったのでやり直すつもりでしたが、結局今に至るまでそのままです。

グリップ後部にあったカケは木工用パテでカケを埋めて、それらしくプラ模用カラーで塗装しました。注意して見ないと分からないぐらいには仕上がったと思います。

レストア前に試行錯誤して白化したバレルを磨いたりしていたので、バレルの機械加工痕こそ薄くなりましたが、オリジナルのPPCカスタムと並べても遜色ない程度にはレストアできたと思います。手をかけた分愛着がわいたのと、このモデルのレストアで多少の自信が付いたのが一番の収穫でした。
何でも、思い切ってやってみるものですねw
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MG611 MGC コルト パイソン PPCカスタム 6inch(中期型・スモール刻印)
さて今回は「MGC コルト パイソン PPCカスタム 6inch(中期型・スモール刻印)」モデルガンです。

このモデルも中古で手に入れたもので、真鍮プレートなどの付属品は欠品していたものの未発火で、キズも殆ど無い良好な状態の個体でした。人気が4inchに集中していた影響で、安かったのが入手した一番の理由。結果、同じものばかりが集まることになりました。

ケースは手持ちのMGC純正のものと組み合わせました。付属のカートリッジはシューターワン以降に発売されたスプリング内蔵のH.Gカートリッジでしたが、恐らくオリジナルの組み合わせでは無いでしょう。空撃ち用にはH.Gカートリッジの方が向いているかも。

▲ 上:初期〜中期の刻印、下:中期型以降に見られる刻印
「スモール刻印」と名付けているのは初期モデルに比べて、バレル刻印が小さく変更されているから。刻印位置もフレーム方向にズレています。
主に中期モデル以降に見られる刻印で手持ちの8inchモデルも同じ刻印(位置も同じ)ですが、画像で確認できた後期モデルには通常刻印と思われるものもあるので、バレルパーツの製造ロットによる差違や下請けメーカーの違いによる可能性もあります。

刻印のサイズ以外は、他の中期モデルと変わりありません。グリップの木材の色目が薄めですがローズウッド(紫檀)に変わりは無いようです。カスタムモデルといいながら、かなりの数が量産されていた事の証しみたいなものですね。

MGCのパイソンPPCカスタムは、同時期のコクサイ製 PPCカスタムよりはバレルウウェイトが少ない分フレーム強度が確保されているので、振り回してフレームが破損する心配は殆どありませんでしたが、それでもフレームのシナリは感じられました。
今だったら、耐久製の面で受け入れられなかったかもしれませんね。現在もマルイのエアガンにMGC パイソンPPCカスタムのデザインが継承されているのを見ると、発売時のインパクトの大きさが窺えます。やっぱり「西部警察」のプロップだったのが大きかったんでしょうね。
▼ MGC パイソン PPCカスタムの詳しい記事はこちら
http://ozashiki-shooters.com/?p=8868
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ケースは手持ちのMGC純正のものと組み合わせました。付属のカートリッジはシューターワン以降に発売されたスプリング内蔵のH.Gカートリッジでしたが、恐らくオリジナルの組み合わせでは無いでしょう。空撃ち用にはH.Gカートリッジの方が向いているかも。

▲ 上:初期〜中期の刻印、下:中期型以降に見られる刻印
「スモール刻印」と名付けているのは初期モデルに比べて、バレル刻印が小さく変更されているから。刻印位置もフレーム方向にズレています。
主に中期モデル以降に見られる刻印で手持ちの8inchモデルも同じ刻印(位置も同じ)ですが、画像で確認できた後期モデルには通常刻印と思われるものもあるので、バレルパーツの製造ロットによる差違や下請けメーカーの違いによる可能性もあります。

刻印のサイズ以外は、他の中期モデルと変わりありません。グリップの木材の色目が薄めですがローズウッド(紫檀)に変わりは無いようです。カスタムモデルといいながら、かなりの数が量産されていた事の証しみたいなものですね。

MGCのパイソンPPCカスタムは、同時期のコクサイ製 PPCカスタムよりはバレルウウェイトが少ない分フレーム強度が確保されているので、振り回してフレームが破損する心配は殆どありませんでしたが、それでもフレームのシナリは感じられました。
今だったら、耐久製の面で受け入れられなかったかもしれませんね。現在もマルイのエアガンにMGC パイソンPPCカスタムのデザインが継承されているのを見ると、発売時のインパクトの大きさが窺えます。やっぱり「西部警察」のプロップだったのが大きかったんでしょうね。
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