AG388 KSC H&K MK23 ソーコムピストル CO2 Phaze2化とノッチ加工
さて今回は「KSC H&K MK23 ソーコムピストル CO2」の Phaze2化と、合わせて行ったスライドストップノッチ欠け対策についてです。

パーツボックスを整理していたら、大昔の入手したKSC ソーコムピストルのPhaze2スライドを発見。すっかり失念していましたが、都内にKSCの直営店舗があった頃に手に入れたものです。
MK23 CO2モデルに仮組してみると動きが多少渋いものの、取り付け自体は可能と思われたので、早速MK23 CO2モデルに組み込んでみました。

組込む前に、スライドストップノッチの削れ対策を行うことにしました。最初に1.5mm角の真鍮角棒を加工して、スライドストップノッチに埋め込むパーツを作ります。次にスライドのノッチ部分にプラモ用のタガネとピンバイスで、真鍮角棒が嵌まる溝を加工します。

溝に真鍮角棒を嵌め込んで春節で固定します。通常行っているスライド部分ノッチ欠け対策はここまでですが、今回はCO2の衝撃を考えて、さらに角棒の前面に0.8mm×0.02mmの薄い真鍮板を加えて強化してみました。

スライド以外にも、スライドストップレバーを加工して、ノッチの奥側だけにレバーがかかるようにしました。気休め程度しか効果が無いかもしれませんが、加工後、目に見える部分でのノッチのカケは見られません。
後は耐久性がどこまであるかですけど、過去に加工したWAのガスガンでも未だに保っているので、自分の使用レベルなら何とかなりそうです。

スライドにブリーチを取り付けて作動させてみると、CO2版のブリーチとフロン版のスライドは微妙に高さが合わないようで、そのまま組むとスライドが引っかかり後退しませんでした。詳しく調べてみると「CO2 インパクトハンマーレリース」部分がブリーチのマルで囲った部分に接触してスライドが後退できなくなっているようでした。
引っかかるブリーチ部分を削って、どうにか作動するようになりました。現物合わせで削ったので、正確な寸法は分かりませんが、恐らく1mmも削っていないと思います。ガスガンは想像以上に精度が必要なんですね。

何とか無事に組み上がりました。フレーム部分は無加工なので、なんちゃってPhaze2ですけれど、フロントセレーションがあった方が好きなので、取りあえず満足です。今後バリエでまともなPhaze2が発売されそうな気もしますが、死蔵パーツの有効活用だと思えば良いかなw
今日はここまで!!!!!!!
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MK23 CO2モデルに仮組してみると動きが多少渋いものの、取り付け自体は可能と思われたので、早速MK23 CO2モデルに組み込んでみました。

組込む前に、スライドストップノッチの削れ対策を行うことにしました。最初に1.5mm角の真鍮角棒を加工して、スライドストップノッチに埋め込むパーツを作ります。次にスライドのノッチ部分にプラモ用のタガネとピンバイスで、真鍮角棒が嵌まる溝を加工します。

溝に真鍮角棒を嵌め込んで春節で固定します。通常行っているスライド部分ノッチ欠け対策はここまでですが、今回はCO2の衝撃を考えて、さらに角棒の前面に0.8mm×0.02mmの薄い真鍮板を加えて強化してみました。

スライド以外にも、スライドストップレバーを加工して、ノッチの奥側だけにレバーがかかるようにしました。気休め程度しか効果が無いかもしれませんが、加工後、目に見える部分でのノッチのカケは見られません。
後は耐久性がどこまであるかですけど、過去に加工したWAのガスガンでも未だに保っているので、自分の使用レベルなら何とかなりそうです。

スライドにブリーチを取り付けて作動させてみると、CO2版のブリーチとフロン版のスライドは微妙に高さが合わないようで、そのまま組むとスライドが引っかかり後退しませんでした。詳しく調べてみると「CO2 インパクトハンマーレリース」部分がブリーチのマルで囲った部分に接触してスライドが後退できなくなっているようでした。
引っかかるブリーチ部分を削って、どうにか作動するようになりました。現物合わせで削ったので、正確な寸法は分かりませんが、恐らく1mmも削っていないと思います。ガスガンは想像以上に精度が必要なんですね。

何とか無事に組み上がりました。フレーム部分は無加工なので、なんちゃってPhaze2ですけれど、フロントセレーションがあった方が好きなので、取りあえず満足です。今後バリエでまともなPhaze2が発売されそうな気もしますが、死蔵パーツの有効活用だと思えば良いかなw
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MG616 タナカ ディティクティブ SP 2inch R-model グリップ交換
さて今回は「タナカ ディティクティブ SP 2inch R-model」のグリップ交換です。

やっぱり古めのリボルバーには木製グリップじゃないと似合わないと思い、本体と同時発売された+Weightのチェッカー木製グリップを購入しました。過去に販売されていたグリップと同じコルト純正タイプのデザインで、木工が得意なタナカ製品らしい良いデキのグリップです。

裏側には標準装備のプラグリップに付いていたのと同じような、金属製のウェイトがインサートされています。重量を量ったら約71gと、プラグリップの約68gと同等でした。グリップ交換をしても重量バランスが変わらないのは嬉しいですね。

グリップを外すと、フレームのグリップ部分は金属製のウェイトが入っていて、ここでも重量を稼いでいます。形状的には旧モデルと同じに見えますけど、どうなんだろう。

本体にグリップを取り付けてみると、グリップラインにピッタリ合ってガタもありません。純正だから当然かな。木製グリップにもスクリューが付属するけれど、これはプラグリップ用と同じものなのでは? 予備になるから良いんですけどね。
画像のグリッウアダプターは、コクサイ製Kフレーム用のもの。グリップエンド部分が少し長いけれど、驚くほどピッタリでした。握りやすくはなりますが、中指部分がトリガーガードとの間で少し狭く感じるのが難点です。

雰囲気重視ならグリップアダプター無しの方が好みかな。握った感じは、ちょっとグリップが小さすぎる感じで落ちつきません。実銃では無いので慣れの問題ですけどね。
TYLER社のグリップアダプターは、S&W用に比べて中指部分の厚みが薄いので、握りやすそうなんですけど、もう市場では数少ないし高価なので手に入らないかな。同タイプをタナカが発売してくれると嬉しいんですけどね。
高価と言えば、4月ぐらいからタナカのモデルガンは値上がりして、とうとう本体が3万円超え。木グリを付けると4万円コース。原材料費の値上がりと数の出ないことを考えると、妥当な気もしますけど、気軽に何挺も買えない価格帯になってきましたね。
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裏側には標準装備のプラグリップに付いていたのと同じような、金属製のウェイトがインサートされています。重量を量ったら約71gと、プラグリップの約68gと同等でした。グリップ交換をしても重量バランスが変わらないのは嬉しいですね。

グリップを外すと、フレームのグリップ部分は金属製のウェイトが入っていて、ここでも重量を稼いでいます。形状的には旧モデルと同じに見えますけど、どうなんだろう。

本体にグリップを取り付けてみると、グリップラインにピッタリ合ってガタもありません。純正だから当然かな。木製グリップにもスクリューが付属するけれど、これはプラグリップ用と同じものなのでは? 予備になるから良いんですけどね。
画像のグリッウアダプターは、コクサイ製Kフレーム用のもの。グリップエンド部分が少し長いけれど、驚くほどピッタリでした。握りやすくはなりますが、中指部分がトリガーガードとの間で少し狭く感じるのが難点です。

雰囲気重視ならグリップアダプター無しの方が好みかな。握った感じは、ちょっとグリップが小さすぎる感じで落ちつきません。実銃では無いので慣れの問題ですけどね。
TYLER社のグリップアダプターは、S&W用に比べて中指部分の厚みが薄いので、握りやすそうなんですけど、もう市場では数少ないし高価なので手に入らないかな。同タイプをタナカが発売してくれると嬉しいんですけどね。
高価と言えば、4月ぐらいからタナカのモデルガンは値上がりして、とうとう本体が3万円超え。木グリを付けると4万円コース。原材料費の値上がりと数の出ないことを考えると、妥当な気もしますけど、気軽に何挺も買えない価格帯になってきましたね。
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MG616 タナカ コルト ディティクティブ SP 2inch R-model その弐
さて今回は「タナカ コルト ディティクティブ SP 2inch R-model 」の続きです。

改めて、ディティクティブを見てみると、適度なサイズ感で、正にスナブノーズって感じです。
今回のR-modelで改良されたのは主にメカみたいですけど、外見にも色々手が入れられたようなので、その辺りも見ていきます。

肝心のメカですが、サイドプレートを外しただけで、リバウンドレバーがプレスとダイキャストの2ピース構造のものに変わっているのが分かります。ボルトは分解しないと見れないので、確認はしていません(分解して作動不良になったら困るので)。

ちょっと見辛くなってしまいましたが、フレームトップとフロントサイト後部に反射止めのセレーションが新たに刻まれています。昔のモデルガンのディティクティブでは馴染みのルックスですけど、フレームトップのセレーションは当時のものとは桁違いに細かいリアルなものとなっています。

▲ 上:タナカ ディティクティブ旧モデル、下:タナカ ディティクティブ R-model
バレル左側には実銃通りの「DETECTIVE SPEC. .38SPECIAL CTG.」の刻印が入っています。旧モデルと刻印自体は同じですが、フォントが替わってサイズがが小さくなっています。これは実銃の刻印に近いものに変更したのだそうです。

▲ 上:タナカ ディティクティブ旧モデル、下:タナカ ディティクティブ R-model
バレル右側刻印は「COLT'S MFG.CO. HARTFORD.CT. U.S.A.」の社名、所在地刻印なのは同じですが、フォントと文字間が旧モデルとは異なり、実銃に近いものに変更されています。

トリガーも旧モデルとは異なりセレーション入りのものに変わっています。ディティクティブと言えばセレーション入りのイメージだったので、この部分も嬉しい改良です。他にもサイドプレートのランパントコルトのマークが後方に移動していたりしています。
細かい変更が多いですが、1946年移行の2ndタイプのディテールに近づけたものなんだそうです。R-modelに相応しい改良ですね。ディティクティブはタナカリボルバーでは珍しくエアガンよりもモデルガンが先行しましたが、1stロットが完売するほどの人気だそうです。個人的にも大満足ですね。
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今回のR-modelで改良されたのは主にメカみたいですけど、外見にも色々手が入れられたようなので、その辺りも見ていきます。

肝心のメカですが、サイドプレートを外しただけで、リバウンドレバーがプレスとダイキャストの2ピース構造のものに変わっているのが分かります。ボルトは分解しないと見れないので、確認はしていません(分解して作動不良になったら困るので)。

ちょっと見辛くなってしまいましたが、フレームトップとフロントサイト後部に反射止めのセレーションが新たに刻まれています。昔のモデルガンのディティクティブでは馴染みのルックスですけど、フレームトップのセレーションは当時のものとは桁違いに細かいリアルなものとなっています。

▲ 上:タナカ ディティクティブ旧モデル、下:タナカ ディティクティブ R-model
バレル左側には実銃通りの「DETECTIVE SPEC. .38SPECIAL CTG.」の刻印が入っています。旧モデルと刻印自体は同じですが、フォントが替わってサイズがが小さくなっています。これは実銃の刻印に近いものに変更したのだそうです。

▲ 上:タナカ ディティクティブ旧モデル、下:タナカ ディティクティブ R-model
バレル右側刻印は「COLT'S MFG.CO. HARTFORD.CT. U.S.A.」の社名、所在地刻印なのは同じですが、フォントと文字間が旧モデルとは異なり、実銃に近いものに変更されています。

トリガーも旧モデルとは異なりセレーション入りのものに変わっています。ディティクティブと言えばセレーション入りのイメージだったので、この部分も嬉しい改良です。他にもサイドプレートのランパントコルトのマークが後方に移動していたりしています。
細かい変更が多いですが、1946年移行の2ndタイプのディテールに近づけたものなんだそうです。R-modelに相応しい改良ですね。ディティクティブはタナカリボルバーでは珍しくエアガンよりもモデルガンが先行しましたが、1stロットが完売するほどの人気だそうです。個人的にも大満足ですね。
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MG616 タナカ コルト ディティクティブ SP 2inch R-model
先週月曜にコロナに感染しました。今更の家庭内感染でしたが、40度の熱が丸2日も続き死にそうなぐらいバテました。弱毒化したとは言え、風邪とはレベルが違いました。自宅隔離で済みましたけれど、頼みの相談センターは緊急時には役に立ちそうには無く、悪化しなくてホントに良かったです。
さて今回は先月発売された「タナカ コルト ディティクティブ SP 2inch R-model」です。

タナカがディティクティブのモデルガンを発売したのは2010年だったと思うので、今回のR-Modelは13年ぶりのリメイクと言うことになります。前モデルは造形自体は優れていたものの、コルトメカを再現したアクションがすぐに動かなくなる欠点 いわゆる”コルト病”を抱えていました。
内部メカが多少異なるディティクティブのガスガンが”コルト病”とは無縁(自分の所持モデル)な事を考えるとモデルガンだけが作動不良になるのは不思議ですけど、リアルに寄せすぎたのかな。今回のR-modelはメカが改良されているそうなので、それだけで買い直しの価値はありますね。

パッケージはパイソンのものと同じデザインの木目調プリントにコルトロゴが入ったものに変わっています。これは70年代の実銃パッケージに準じたデザインですね。最近はローコスト化されるのが当たり前のトイガンパッケージですが、タナカのパッケージには良い意味の拘りを感じます。

実際に作動させてみるとパイソンに比べて重い感じがしますが、シングル&ダブル共に問題は無し。旧モデルの軽さ(悪く言えばフニャッとしたトリガーの感じ)も無く、シリンダーのどこか一つが引っかかるような気配もありません。これで、急に動かなくならなければ合格点です。

他にもフロントサイトやフレームトップのセレーションや、刻印の位置mトリガーバドの外見にも手が入れられていて、R-modelの名に恥じないリメイクになっています。取説にポリス・ポジティブのイラストの記載があったので、バリエ的にも期待大ですね。後ニッケルモデルが出てくれると嬉しいな。
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タナカがディティクティブのモデルガンを発売したのは2010年だったと思うので、今回のR-Modelは13年ぶりのリメイクと言うことになります。前モデルは造形自体は優れていたものの、コルトメカを再現したアクションがすぐに動かなくなる欠点 いわゆる”コルト病”を抱えていました。
内部メカが多少異なるディティクティブのガスガンが”コルト病”とは無縁(自分の所持モデル)な事を考えるとモデルガンだけが作動不良になるのは不思議ですけど、リアルに寄せすぎたのかな。今回のR-modelはメカが改良されているそうなので、それだけで買い直しの価値はありますね。

パッケージはパイソンのものと同じデザインの木目調プリントにコルトロゴが入ったものに変わっています。これは70年代の実銃パッケージに準じたデザインですね。最近はローコスト化されるのが当たり前のトイガンパッケージですが、タナカのパッケージには良い意味の拘りを感じます。

実際に作動させてみるとパイソンに比べて重い感じがしますが、シングル&ダブル共に問題は無し。旧モデルの軽さ(悪く言えばフニャッとしたトリガーの感じ)も無く、シリンダーのどこか一つが引っかかるような気配もありません。これで、急に動かなくならなければ合格点です。

他にもフロントサイトやフレームトップのセレーションや、刻印の位置mトリガーバドの外見にも手が入れられていて、R-modelの名に恥じないリメイクになっています。取説にポリス・ポジティブのイラストの記載があったので、バリエ的にも期待大ですね。後ニッケルモデルが出てくれると嬉しいな。
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