MG4 タナカ グロックG17スライドHW(最初期型)モデルガン

早くも夏バテ状態、早く秋がこないかな。
仕事がなければ、夏は好きなんですけどね。
さて今回は「タナカ グロックG17スライドHW(最初期型)モデルガン」。
95年発売に発売された、タナカの「SIG P226」「H&K USP」と並ぶ現代オート三部作の第一弾(だったと思います)。
グロックに関しては、モデルガンからガスガンという流れで制作されたと記憶しています。また、ポリマーオートのモデルガンとしても最初だったと思います。
特徴的なのはポリマーオートの再現として、スライドをHW、フレームをABSで制作したこと。金属を使えないモデルガンではこの組み合わせがベストだと思っていますが、作動バランスが悪いのか、軽すぎて人気がないのか、中期以降はフレームHW、オールHWに変わっています

しかも最初期型はスライドがHWナチュラルのままで黒染めされていません。所持モデルは多少変色が見られます。また、パラカートとなる半使い捨てカートを採用。これもパーツ数が多くセットしにくいためか、真鍮ベースのカートがすぐに発売され消えていきました。
残念なのがフロントサイトの白ドットがペイントで入れられているため、真円になっていないことや、MGCグロック同様グリップパネルが別パーツ・しかもゴム風の素材になっていることです。

文句ばかり書きましたが、グロック独自のトリガーアクションや、プラスチックマガジンの再現性はさすがです。カートは9mmフルサイズなので、ダミーカートがそのままマガジンに入ります。当時の最高水準の技術が盛り込まれたモデルガンと言えるでしょう。
ちなみに発火していないので、肝心の発火性能は不明。あんまり評判は良くなかったように記憶してます。再販されたグロックとはカートの互換性がないみたいなので、恐らく今後も発火することはないでしょう。
タナカ製品に良くある自壊も見られず(久しぶりに引っ張り出したのでビクビクでした)楽しくいじることが出来ました。
やっぱ、モデルガンはいいな~

スポンサーサイト