MG412 MGC S&W M&P FBI スペシャル3インチ その弐
さて今回は「MGC S&W M&P FBI スペシャル3インチ」モデルガンの続きです。今回は前回触れなかった、カスタム加工された細部を見ていきます。

3インチブルバレルは型で作ったモノでは無く、既存のM586の3インチバレルをベースにキャストを盛って成形したような感じです。ABSやジュラコンを機械で加工したモノとは異なりシャープさがありません。
何よりもバレルとフレームの隙間が気になりますが、隙間で感じるほどバレルは下向きになっていないようなのが救いです。刻印はホットスタンプのようですが仕上げが悪く、縁部分の盛り上がりが目立ちすぎます。フロントサイトはABS版から新たに作っているようですが、こちらもセレーション部分が粗くハンドメイド感全開です。

リアサイト部分もアジャスタブルサイト用の段差を埋めてから、フィクストサイトを加工しているのが窺えます。仕上げは機械加工でしょうけど、こちらも手作業の割合が多そうで、かなり手間がかかっていますね。

トリガーはM586のセミワイドタイプのものを両サイドを削って、スタンダードタイプに直しています。仕上げは、色のハゲ具合からするとガンブルー仕上げでは無く塗装のようですね。

グリップはM586のフレームを加工してラウンドバットタイプにしています。バックストラップ部を生かして、加工したフレームの形に合わせて曲げているようです。フレーム内のウェイトもキャストによって固定されています。
グリップはアンクルマイクスタイプのグリップをキャストで新造しています。裏面を見るとヒケやらバリ部分のヤスリがけの後などが残っていて雑な感じです。

アンクルマイクスのグリップ(画像右)と比べると、バックストラップ部分が露出している分MGCのキャストグリップの方が細くなっていますが、フレーム部分のサイズはキャストグリップの方が大きいので、アンクルマイクスのグリップに限らず他のグリップに交換することができなくなっています。
このように加工されている部分は、難易度の高い加工がなされているようなので、かなり手間のかかったカスタムと言うことができます。その割に、素材の問題なのか技術者の問題なのか、仕上がりが悪く、下手なショップカスタムのようなデキになっているので、カスタムの手間の割には評価は低めでしょう。
MGC末期のカスタムモデルは、在庫パーツを使ってニューモデルを組み上げるようなモノだったと推測されるので、このFBIスペシャルもM586本来のバレルパーツが無くなったから、作られたんでしょうね。
当時の必死さが伝わる分、もの悲しさを感じるモデルです。
今日はここまで!!!!!!
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何よりもバレルとフレームの隙間が気になりますが、隙間で感じるほどバレルは下向きになっていないようなのが救いです。刻印はホットスタンプのようですが仕上げが悪く、縁部分の盛り上がりが目立ちすぎます。フロントサイトはABS版から新たに作っているようですが、こちらもセレーション部分が粗くハンドメイド感全開です。

リアサイト部分もアジャスタブルサイト用の段差を埋めてから、フィクストサイトを加工しているのが窺えます。仕上げは機械加工でしょうけど、こちらも手作業の割合が多そうで、かなり手間がかかっていますね。

トリガーはM586のセミワイドタイプのものを両サイドを削って、スタンダードタイプに直しています。仕上げは、色のハゲ具合からするとガンブルー仕上げでは無く塗装のようですね。

グリップはM586のフレームを加工してラウンドバットタイプにしています。バックストラップ部を生かして、加工したフレームの形に合わせて曲げているようです。フレーム内のウェイトもキャストによって固定されています。
グリップはアンクルマイクスタイプのグリップをキャストで新造しています。裏面を見るとヒケやらバリ部分のヤスリがけの後などが残っていて雑な感じです。

アンクルマイクスのグリップ(画像右)と比べると、バックストラップ部分が露出している分MGCのキャストグリップの方が細くなっていますが、フレーム部分のサイズはキャストグリップの方が大きいので、アンクルマイクスのグリップに限らず他のグリップに交換することができなくなっています。
このように加工されている部分は、難易度の高い加工がなされているようなので、かなり手間のかかったカスタムと言うことができます。その割に、素材の問題なのか技術者の問題なのか、仕上がりが悪く、下手なショップカスタムのようなデキになっているので、カスタムの手間の割には評価は低めでしょう。
MGC末期のカスタムモデルは、在庫パーツを使ってニューモデルを組み上げるようなモノだったと推測されるので、このFBIスペシャルもM586本来のバレルパーツが無くなったから、作られたんでしょうね。
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