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WA 旧モデルのスライドストップノッチの削れ対策加工

今回は、以前紹介したWAの旧モデル「ウィルソン プロフェッショナル SCW1」「S&Wショーティ40サイドキック」「S&W ショーティ40 PCカスタム」3種のスライドストップノッチの削れ対策について紹介します。

基本的なやり方は既にネットには豊富にあるので、それらを参考に行いました。具体的にはスライドストップノッチに金属パーツを埋めて、スライドストップのノッチに引っかかる部分を多少加工するだけですが、それなりに細かい加工でした。

WA ノッチ対策

今回主に使った工具がプラ模様のタガネ(1.2mm幅、BMC製)とピンバイス、あとは仕上げ用のヤスリぐらい。このピンバイスは小学生の時に購入した年期モノ。当時1,200円ぐらいで高価だったのを憶えていますが、40年以上使ってるから充分元は取れてますねw

WA ノッチ対策2

ノーマル状態のスライドストップノッチ。若干削れが始まってますが、角が残っているので金属パーツを埋め込むだけで済みそうでした。

WA ノッチ対策3

タガネを使ってノッチの後方に1.5mm角の溝を掘ります。溝が掘れたらピンバイスで金属パーツ取付用の顎穴を開けます(接着面が多ければ顎穴加工は省略)。

WA ノッチ対策4

埋め込み用の金属パーツ。今回は真鍮1.5mm角棒を加工して作ってますが、この段階では若干大きめな加工で、スライド取付後に仕上げる感じです(上が顎穴用の加工をしたもの)。

WA ノッチ対策5

金属パーツを嵌め込んで調整します。ガタがある場合は1.5mm幅の真鍮板で調整します。最近は金属素材も色んな種類があるので加工が楽で助かります。接着は「セメダイン SUPER X」をメインでパテ盛り代わりに瞬接を併用しました。

WA ノッチ対策6

24時間放置後、金属パーツをスライドに合わせてヤスリで形状を整えて、水ペーパーで仕上げてから最後にシルバーの塗料で塗ってスライドは終了。

WA ノッチ対策11

WA ノッチ対策10

最後にスライドストップのノッチにかかる部分の外側を削り、ノッチの内側だけがスライドストップに接するようにしました。この辺は現場合わせで加工しているのでラフですね。

WA ノッチ対策7

WA ノッチ対策8

「ウィルソン プロフェッショナル SCW1」「S&Wショーティ40サイドキック」の2機種は、これで終了。両方ともスライドストップを20回ほど試しましたが、ノッチに変形が見られないので取りあえずは成功のようです。

WA S&W 40PC5

もっとも今後は、スライドストップレバーを使ってのスライドリリースは慎重にならざるをえないので、余計大丈夫そうですけどね。

「S&W ショーティ40 PCカスタム」については追加処理が必要だったので、詳しくは次回に。

今日はここまで!!!!!

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