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KSC U.S.9mm M9 HWレストア その壱

以前紹介したKSCのベレッタM9とは別に付属マガジンと安さに釣られてオクで落札した、放置状態のM9をレストアしました。

入手後放置していたのは想定以上に状態が悪かったため。レストア作業に踏み切ったのは、折からのM92Fシリーズのマイブームによって多少のやる気が出たためです。レストア前のチェック時に分解を始めてしまったので、レストア前の状態の写真を撮るのを忘れました。

KSCM9レストア

チェックしながら細部を見てみると、サバゲで酷使していたとあったので多少のキズやパーツの摩耗は予想していましたが、一度や二度落としたぐらいではこうはならないだろうという感じです。

モニター上では本体がマットブラックだったので傷が見えなかったんですが、目立つ部分だけでも画像でお見せします。

KSCM9レストア3

スライドはあちこちにキズがあり、特にアサイト付近は傷だらけで、サイト上面が変形していて、ホワイトドットの凹みが繋がっていました。

KSCM9レストア4

フレーム全体も傷が多く、グリップ前後の滑り止めセレーションは前後ともセレーションの山が潰れて凸凹になっていました。

KSCM9レストア2

バレルにも大きな凹みやマズル部分の削れがありました。

全体のキズは樹脂製のフレーム&スライド、バレルに集中しているのでパーツを購入すれば簡単にレストアできるレベルですが、コストがかかりすぎるため断念。各部のキズをプラリペアや瞬接で補修・成形した後に、塗装で仕上げる事にしました。

KSCM9レストア5

細かいキズは瞬接で、大きめのモノや形状を整える必要があるところはプラリペアを使って埋めた後耐水ペーパーを使って平面を出します。キズ自体の数が多いのとエッジ部分に集中していたり、刻印付近にあったりしたので、ペーパー掛けに手間取りました。

KSCM9レストア6

最初のスライドの補修では、リアサイト上部の厚み不足や、スライド上面のファイアリングピンロック部分の欠け、肉盛り不足やペーパー掛け不足等があり再修正となりました。

KSCM9レストア18

グリップ前面セレーションの復元も瞬接の肉盛りで行いましたが、セレーションの厚みが不揃いで、凸凹が目立つので、こちらも再度修正となりました。

KSCM9レストア7

バレルは形状が単純なので、初回修正で概ね満足できました。バレル付近に見落としたキズがあったので追加修正です。

ペーパー掛けが終わって上手くいったと思っても、水洗いした後見てみると大抵加工不足が見つかります。キズの見落としも多いので、この後更に2回ほど肉盛りペーパー掛けを繰り返して、下地塗装に入ります。

今日はここまで!!!!!!

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