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KSC U.S.9mm M9 HWレストア 組立編2

KSC U.S.9mm M9 HWレストアの完成編です。
前回フレームまで組み立てたKSC製M9HWですが、今回バレル&スライドの組立と合わせて、唯一のメカ調整を行いました。

KSCM9組立8

最初にバレルユニットを組み立てましたがインナーバレル部分には手を付けていないので、インナーバレル部をアウターバレルに入れた後、ロッキングブロックをセットするだけです。

面倒だったのは、ロッキングブロックピンに入れる方向があるのと(自分のはバレル左側から挿入)、ロッキングブロックスプリングが組み込み時に外れやすいので、軽く瞬接でロッキングブロックに固定する必要があった事ぐらいでした。

KSCM9組立9

スライドの組立は、最初にブリーチユニットをスライドに嵌め込みますが、気をつける点は、ブリーチがきちんと定位置で固定されるようにブリーチ前端を若干外側に広げておくことと、セフティカムを忘れずにブリーチに付けてセットすることです。

セフティはスライド左から差し込みますが、その際セフティディテントとスプリングを飛ばさないように。右側のセフティレバーをスクリューで固定すればスライドの組立は完成です。

KSCM9組立10

最後にスライド、バレルユニット、リコイルスプリングユニットを組み込めばスライド部は完成です。本来は完成したスライド部をフレームに組み込めば終了なんですが、その前に今回唯一の調製作業をします。

KSCM9組立13

KSCのM9シリーズの欠点が、暫く使っているとセフティをONしても、ハンマーデコッキングができなくなるというもので、所持モデルは入手時からこの症状が出ていました。

原因はスライドとフレームのガタと、上の画像にあるセフティカムと次の画像のセフティリンクの変形摩耗によって発生すると思われます(上の画像のトリガーバーディテントは、セフティON時にトリガーをフリーにするために、トリガーバーを下げるだけの機能なのでデコッキングとは無関係)。

KSCM9組立12

対策としては、フレーム上のセフティリンク先端の位置を調製し(自分の場合は若干外側に向けました)、ポンチを使って高さを少し伸ばしました。これによってセフティカムの動きに合わせて、セフティリンクが確実に押されてデコッキングするようになりました。

KSCM9組立11

これでようやくM9のレストア終了です。外側がボロボロの割には新型チャンバーのモデルなので、集弾性は中々です。手間のかかった分愛着もあるので、普段手の届くところに置いて気軽に撃って遊ぶ用にする事にします。実はもう一挺レストアが必要なM92F系があったりするので、勢いで手を付けようかなw

今日はここまで!!!!!!

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