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ガバメント用VZグリップ(Diamond Back MARSOC G10)取付加工

さて今回は、VZグリップのM45A1用の取付加工→ネジ穴の拡大加工です。

VZグリップMARSOC13

M45A1用のグリップスクリューの頭が8.9mmなので、現在7mm弱のVZグリップのスクリュー穴を2mm拡大して9mmにする必要があります。

G10グリップの材質が固いためモーターツールを手で持って加工するのは不可能なため、普段はスタンド使いしかしていないドレメルのワークステーションをボール版として使うことにしました。

VZグリップMARSOC4

ドレメルを購入したときのセット品だったためあまり気にしていませんでしたが、ボール版として使うには剛性が足りません。大抵ドリルのトルクに負けて右下にズレてくる傾向があるので精密な穴あけは不可能な代物ですが、他に選択肢が無いので事前練習でクセを把握することで対応しました。

VZグリップMARSOC5

複雑な加工手順はとれないので、目的のサイズ(9mm)に近いサイズのカッターを順番で使って穴を拡大する手法をとることにしました。最初に(1)のカッター(最大径7.9mm)を使ってグリップ穴の口部分を逆ハの字に面取します。これでグリップ穴のセンターを決めるための約8mmのガイド口ができます。

次に(2)のカッター(最大径7.9mm)を使って、グリップスクリュー穴をを下まで垂直に拡大します。この段階で約8mmのグリップスクリュー穴ができたことになります。

最後に(3)のサンディングバンドを使ってグリップスクリュー穴を9mmに拡大します。サンディングバンドの中心はゴムで弾性があるため、通常外の使用方でしたが何とか穴をザクる事が出来ました。

VZグリップMARSOC14

穴の深さ等を確認しながら無事加工が完了。事前練習をした甲斐もあって、センターもずれずキレイに円形の穴に拡大することができました。

VZグリップMARSOC6

実際にM45A1に取り付けて見ると、グリップスクリューの頭も良い感じに収まりました。滑り止めのテクスチャー形状がよく見えていますけど、チェッカリングと異なり突起が出っ張っているので実際に握るとしっかりと手に食い込みます。
VZグリップMARSOC

VZグリップMARSOC2

WAのM45A1に付けてみると、やはり良い感じです。見た目的にはWAオリジナルグリップと比べると色調が落ち着いているぐらいですけど、握った感じが全然違いますね。素手にぴたっとフィットする感じです。

価格の割に残念な部分のあるWAのM45A1ですが、これで問題の一つが解決しました。手間がかかった分満足度高しです。

今日はここまで!!!!!!!

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