実銃用ステアー TMPストック その弐
さて今回は「実銃用ステアー TMPストック 」の続きです。

上:S.F.L社製 TMP用ストック、下:実銃用TMP用ストック
10数年前に入手した、S.F.L社製TMP用ストックと比較すると、シルエットはともかく形状が全く異なります。素材がプラキャスト&ホワイトメタルと言った制限もあったんでしょうが、当時は実銃ストックの詳しい資料が無かったのでしょうね。
過去のS.F.L社製 TMP用ストック記事はこちら
https://plaza.rakuten.co.jp/baradagi/diary/201304240000/

細部を見ていくと、バットストックにはステアー社のロゴマークがしっかり入っています。デッカードブラスター等でお馴染みのマークです。バットプレートはラバーというより、弾力性のある軟質樹脂のようです。

ストック左側には製造年月日と推測される時計のようなマーク(97年4月製造ってことかな)と、強化ABS素材表記(ABS 15GF)、リサイクルマークと思われるマークが入っています。ストックの刻印関係は以上で、モデルめい等が無いのは短期的な製作に終わったからでしょう。

KSC製TMPへの取付は、最初にグリップ後端下部の突起とストック下部先端の凹みを合わせます。先にこの部分だけを嵌め込むとフレーム側取付部が合わなくなくなるので、あくまで合わせる程度です。

次にTMPフレーム後端にストック上部を合わせ、ストックを上部に押し上げるとストックのロックがかかります。2箇所の接点を同時合わせるので、正直スピーディーな取付はできません。VP70のストック取付に似た感じです。

最後にストック右側の固定用レバーを回転させてストックのガタ付きを無くせば終了です。web上で散見される記事のとおり、KSC製TMPに実銃用ストックがピッタリ取り付けられるのには驚きました。
ガタも無く、かといってキツ過ぎず正に専用ストックのようです。KSCのTMPが実銃と全く同じサイズを再現しているって事なんでしょうけど、実際に民間用のSPPを採寸して作った成果ですね。図面と数値だけで作ったと思われるMP7Aとは段違いの再現性の高さです。

ストックを取り付けるとコンパクトなTMPが、かなり大柄になります。ストックの取付がワンタッチではできないので、使用するなら最初からストックを付けた状態をキープする事になるんでしょうが、そうなると当初の開発コンセプトからズレてますよね。
ステアー社から製造権を買い取ったB&Tが、折りたたみストック付きに改良した理由がよく分かりました。
今日はここまで!!!!!!!
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ストック左側には製造年月日と推測される時計のようなマーク(97年4月製造ってことかな)と、強化ABS素材表記(ABS 15GF)、リサイクルマークと思われるマークが入っています。ストックの刻印関係は以上で、モデルめい等が無いのは短期的な製作に終わったからでしょう。

KSC製TMPへの取付は、最初にグリップ後端下部の突起とストック下部先端の凹みを合わせます。先にこの部分だけを嵌め込むとフレーム側取付部が合わなくなくなるので、あくまで合わせる程度です。

次にTMPフレーム後端にストック上部を合わせ、ストックを上部に押し上げるとストックのロックがかかります。2箇所の接点を同時合わせるので、正直スピーディーな取付はできません。VP70のストック取付に似た感じです。

最後にストック右側の固定用レバーを回転させてストックのガタ付きを無くせば終了です。web上で散見される記事のとおり、KSC製TMPに実銃用ストックがピッタリ取り付けられるのには驚きました。
ガタも無く、かといってキツ過ぎず正に専用ストックのようです。KSCのTMPが実銃と全く同じサイズを再現しているって事なんでしょうけど、実際に民間用のSPPを採寸して作った成果ですね。図面と数値だけで作ったと思われるMP7Aとは段違いの再現性の高さです。

ストックを取り付けるとコンパクトなTMPが、かなり大柄になります。ストックの取付がワンタッチではできないので、使用するなら最初からストックを付けた状態をキープする事になるんでしょうが、そうなると当初の開発コンセプトからズレてますよね。
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