AG331 WA ボブ・チャウ スペシャル2 その弐
今回は先に紹介した「WA ボブ・チャウ スペシャル2」の続き、詳細編です。

実銃が紹介されたのが83年のコンバットマガジン3月号(この年から永田氏はコンバットマガジンに移籍したんですね)。レース用のカスタムと明記されていますが、何故かベースは通常のシリーズ70。あまりも出るアップされていないラージ刻印なのが印象的でした。当然トイガンでもしっかり再現されています。

スライド右側刻印もオリジナルどおり。エジェクションポートが広げられていますが、控えめな感じです。レースガンなので、特徴的なメルトダウン加工はなされていません。

リアサイトはボブチャウタイプを低めにマウントしています。実銃通りですけど強度的に気になる部分です。実銃ではもう少し角が丸められていますが、モデルではオリジナルパーツのままです。アンビセフティは左側がセミワイドタイプになっていますが、実銃ではオリジナルの細いままのようです。
ハンマーはスパータイプですがスパーを短くして、ワイドタイプのグリップセフティとの干渉を避けています。ワイドタイプのグリップセフティはビーバーテイルタイプが普及する前に、よく見られました。当時は完全にグリップセフティ機能をなくすタイプが主流でした。

特徴的な7インチロングバレルは、実銃のようにバレルブッシングにタイトに接する帯の部分がありませんハードボーラーのバレルと共用なので仕方のないところでしょう。
実銃の記事ではマグナポート付き6インチバレルはバースト製と書かれていてチャンバー部にバースト刻印がありますが、7インチバレルについては詳しい記述もなく、チャンバー部は「CHOW」刻印のみで、どのように作られたか不明です。
5インチバレルを繋げた説もあるようですが、命中精度を気にするレースガンにそんなものを使いますかね。未だに気になっている部分です。
細身のリコイルSPガイドは、実銃ではデトニクス製でダブルSPは当初は使用しなかったと書かれています。後にコンペモデル化された時は、別のリコイルSPシステムに変更されたようです。

ボブチャウカスタムらしいのが、グリップやトリガーガード前面のステッピング加工。これは専用フレームを型で作っているようです。残念なのがグリップで、木製グリップではありません。実銃ではWAがよく使用するへレッツ社ではなくHOGUEグリップだったようです。

メインSPハウジングもステッピングが施された専用のもの。今と違って、ボブチャウカスタムを作る際に専用パーツをいくつも開発していますね。ある程度バリエを作る事が前提だったのでしょう。
今日では珍しいアドバンテージグリップシステムは、フレームよりも長めに作られているので、簡易的なマガジンファンネルの役割を果たしています。MGCのパーツを見慣れていると、新鮮に感じます。同じパーツがピンガンやホーグ6インチなどにも使われているようです。

WAが元気だった頃に作られたカスタムモデルだけに手が込んでいる反面、SP1に比べて後加工をできるだけ省略して、既存パーツを使用している部分が目に付きます。それでも発売当時の価格は29,000円なので、決して廉価モデルではないですね。
10年後にデッドストックに当時の半額の値が付いたので入手したわけですが、そうでなければ絶対スルーしていたモデルなので不思議な縁を感じます。
今日はここまで!!!!!!
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実銃が紹介されたのが83年のコンバットマガジン3月号(この年から永田氏はコンバットマガジンに移籍したんですね)。レース用のカスタムと明記されていますが、何故かベースは通常のシリーズ70。あまりも出るアップされていないラージ刻印なのが印象的でした。当然トイガンでもしっかり再現されています。

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リアサイトはボブチャウタイプを低めにマウントしています。実銃通りですけど強度的に気になる部分です。実銃ではもう少し角が丸められていますが、モデルではオリジナルパーツのままです。アンビセフティは左側がセミワイドタイプになっていますが、実銃ではオリジナルの細いままのようです。
ハンマーはスパータイプですがスパーを短くして、ワイドタイプのグリップセフティとの干渉を避けています。ワイドタイプのグリップセフティはビーバーテイルタイプが普及する前に、よく見られました。当時は完全にグリップセフティ機能をなくすタイプが主流でした。

特徴的な7インチロングバレルは、実銃のようにバレルブッシングにタイトに接する帯の部分がありませんハードボーラーのバレルと共用なので仕方のないところでしょう。
実銃の記事ではマグナポート付き6インチバレルはバースト製と書かれていてチャンバー部にバースト刻印がありますが、7インチバレルについては詳しい記述もなく、チャンバー部は「CHOW」刻印のみで、どのように作られたか不明です。
5インチバレルを繋げた説もあるようですが、命中精度を気にするレースガンにそんなものを使いますかね。未だに気になっている部分です。
細身のリコイルSPガイドは、実銃ではデトニクス製でダブルSPは当初は使用しなかったと書かれています。後にコンペモデル化された時は、別のリコイルSPシステムに変更されたようです。

ボブチャウカスタムらしいのが、グリップやトリガーガード前面のステッピング加工。これは専用フレームを型で作っているようです。残念なのがグリップで、木製グリップではありません。実銃ではWAがよく使用するへレッツ社ではなくHOGUEグリップだったようです。

メインSPハウジングもステッピングが施された専用のもの。今と違って、ボブチャウカスタムを作る際に専用パーツをいくつも開発していますね。ある程度バリエを作る事が前提だったのでしょう。
今日では珍しいアドバンテージグリップシステムは、フレームよりも長めに作られているので、簡易的なマガジンファンネルの役割を果たしています。MGCのパーツを見慣れていると、新鮮に感じます。同じパーツがピンガンやホーグ6インチなどにも使われているようです。

WAが元気だった頃に作られたカスタムモデルだけに手が込んでいる反面、SP1に比べて後加工をできるだけ省略して、既存パーツを使用している部分が目に付きます。それでも発売当時の価格は29,000円なので、決して廉価モデルではないですね。
10年後にデッドストックに当時の半額の値が付いたので入手したわけですが、そうでなければ絶対スルーしていたモデルなので不思議な縁を感じます。
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