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MG503 MGC S&W M439 HW その弐

さて今回は「MGC S&W M439 HW」の続きです。

MGC M439ー9

刻印はスライド左側のみに打たれていますが、前方から「 SMITH & WESSON」「MADE IN JAPAN」「MARCAS REGISTRADAS SMITH & WESSON SPRINGFIELD,MASS」となっています。後半の意味は「登録商標 S&W社 スプリングフィールド工場 製造」でしょう。

刻印自体は恐らくレーザー刻印によるものでしょう。「JAPAN」を「U.S.A.」に変えれば、ほぼ実銃通りですね。

MGC M439ー11

ABS時代はスライド前方の「 SMITH & WESSON」は同じでしたが、後方の刻印は「MODEL:SW/59 DA.MG-BLK.AUTO MODELGUN CORP.」「MADE IN JAPAN」というMGCオリジナル刻印になっていました。

M59用スライドを流用した結果でしたが、正直、当時は「SW/59」以外はあまり気になりませんでした。知識が無かったって事もありますが、情報量も少なくおおらかな時代だったんですね。

MGC M439ー6

MGC M439ー8

リアサイトは上下・左右調整可能なガード付きで、フロントサイトはリアサイトに合わせて高さが高くなっています。リアサイトはガスガンのものをそのまま流用したようですが、クリックが左右だけだったのに気づき驚いています。上下スクリューにもクリックがあったように記憶していたんですけどね。

MGC M439ー10

グリップはMGC純正の木製グリップ。最初はプレーンなものだけで、チェッカリング入りは後から追加された様に記憶しています。MGCの木製グリップは90年頃から急にデキが良くなって、チェッカリング加工とかも綺麗になった印象があります。

MGC M439ー7

グリップの長さがフレームより長くなっていますが、サイズミスではありません。マガジンボトム部分までカバーするようにグリップ長が設計されています。この時代のオートは見た目が大事で、操作性を上げるためのマガジンバンパーなんて発想とは無縁だったということです。

MGC M439ー4

細かく見ていくと、M439はS&WのKフレームリボルバーと同じ匂いがするオートですね。実用性に徹しきれない部分があって、鉄と木の匂いがする。古き良き時代の製品という気がします。

MGC M439ー12

当時の広告を見つけました。思っていたよりも価格は高かったですが、この頃から正価販売ではなくなっていたと思うので、実売価格は八掛け程度でしょう。トイガン的にもモデルガンに活気があった、古き良き時代の製品ってことですね。

今日はここまで!!!!!!

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