MG511 MGC コルト MKV ピースキーパー その弐
さて今回は「MGC コルト MKV ピースキーパー 」の続きです。

外見上は雰囲気を上手く再現していたMGC ピースメーカーですが、新規に作られたパーツがバレルだけということもあり、細部を見ていくと色々アラも出てきます。フレームは流用したMKⅢフレーム自体がアレンジメカなので、ここでは触れません。

新規制作されたバレルはバランス的にも良く出来ています。フロントサイトのレッドランプも台形状に加工されているのがリアルです。この頃はまだ組み立て加工の精度が維持できていたんですね。
バレル左側の刻印は「PEACEKEEPER ☆357 MAGNUM CTG ☆」と実銃どおりの製品名と使用カートリッジ表記です。刻印自体は薄めですが、恐らくレーザー刻印だと思われます。

バレル右側刻印は「COLT'S PT FA MFG CO HARTFORD CONN U.S.A.」の製造者・所在地で。何故かカンマとピリオドが省かれていますが、ほぼ実銃どおりです。バレルの金型代だけでも結構コストがかかるようですけど、このモデルは元が取れたんでしょうか。

グリップは木目調プリントの入ったHW製で、HW化されたトルーパーやパイソンに使用されたのが最初だったようで、このモデルも当然ながらトルーパーの流用です。木グリが手に入りにくい今となっては、ケミウッドグリップよりは数段良い雰囲気です。

実銃のシリンダーは、シリンダー後面全体が一段凹んだトータルカウンターボアードのはずですが、MGC はMKⅢシリーズ発売時から普通のカウンターボアードになっています。当然ピースキーパーもそのままです。

実銃のハンマーは新規デザインのものでスパー部の滑り止めもセレーションタイプになっていますが、MGCのものはトルーパーの流用なのでスパー部の形状も違い、滑り止めチェッカリングになっています。

フレームのコルトロゴは、実銃が「V]の文字と組み合わせたMKVシリーズ独自のものになっているのに対し、従来通りのコルトロゴのまま。直せなかったって事は、フレームの金型に入っているんでしょうか。惜しいところです。
気になる細部に関しては、ほとんどMKⅢシリーズのパーツ流用によるものです。このモデルが発売される10年前だったら、大目に見られたかもしれませんが、90年代半ばは実銃情報も豊富になって、モデルガンがリアルなのは当たり前と思われていた時代だったので、人気が無かったのも頷けます。
実銃も「ピースメーカー」にあやかって、「ピースキーパー」と名付けた割にはヒットしなかったようですから、モデルガン化するのに無理があったって事ですねw
今日はここまで!!!!!!
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グリップは木目調プリントの入ったHW製で、HW化されたトルーパーやパイソンに使用されたのが最初だったようで、このモデルも当然ながらトルーパーの流用です。木グリが手に入りにくい今となっては、ケミウッドグリップよりは数段良い雰囲気です。

実銃のシリンダーは、シリンダー後面全体が一段凹んだトータルカウンターボアードのはずですが、MGC はMKⅢシリーズ発売時から普通のカウンターボアードになっています。当然ピースキーパーもそのままです。

実銃のハンマーは新規デザインのものでスパー部の滑り止めもセレーションタイプになっていますが、MGCのものはトルーパーの流用なのでスパー部の形状も違い、滑り止めチェッカリングになっています。

フレームのコルトロゴは、実銃が「V]の文字と組み合わせたMKVシリーズ独自のものになっているのに対し、従来通りのコルトロゴのまま。直せなかったって事は、フレームの金型に入っているんでしょうか。惜しいところです。
気になる細部に関しては、ほとんどMKⅢシリーズのパーツ流用によるものです。このモデルが発売される10年前だったら、大目に見られたかもしれませんが、90年代半ばは実銃情報も豊富になって、モデルガンがリアルなのは当たり前と思われていた時代だったので、人気が無かったのも頷けます。
実銃も「ピースメーカー」にあやかって、「ピースキーパー」と名付けた割にはヒットしなかったようですから、モデルガン化するのに無理があったって事ですねw
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