MGC SIG M SP47/8 キャップ火薬仕様モデルのシアー補修
前回紹介したMGC製SIG M SP47/8(以下SP47/8)を撮影する際に、キャップ火薬仕様の同モデルを引っ張り出したところ、なんとハンマーがコックできなくなっていました。

スライドを外して色々試してみると、どうもシアーにSPのテンションがかかっていないようです。とすると何らかの原因でSPが外れたか、SPを止める部分が破損したかのどちらかなので、原因を特定する為に嫌々分解することに。

シアーまで分解するのにはシアー&セフティASSY、ハンマーASSY、トリガーASSYをフレームから分解する必要があります。分解自体はそれぞれのピンやセフティを外すだけですが、組立が恐ろしく面倒なんです。
結果、シアーに付いているシアーSPを止めるピン状の部分が欠けているのが判明。仕方ないので新たなピンを立てることにしました。

シアーのピンが欠けた位置にドリルで1.6mmの穴を開けます。SPの先を引っかけるだけなので、穴開け位置は大体の精度で良いのですが、強度的に穴は深め(5mm程度)に開ける必要があります。

シアーに開けた穴に1.5mmの真鍮線を差し込んでから適当な長さに切断します。切断した真鍮線をシアーに瞬間接着剤で固定します。その際瞬間接着剤が穴に入る部分全体に行き渡るように大目に付けておきます。

瞬間接着剤が完全に乾いたら、真鍮線をシアーSPの幅よりも短くなる程度に削って調整します。それの作業が終われば、いよいよ面倒な組み込みです。

組立の順序はセフティをSTEP1の位置まで入れて、スライドストッププレート、エジェクター、シアーSPをセフティの軸に通します。その際シアーSPの長い方の先端ををフレームの穴に通してから、ハンマーASSYを取り付けます(ハンマーが付いた後だと、シアーSPをフレーム内の穴に通し辛いため)。
次にシアーを指定位置に置いてから、セフティの軸をSTEP2の位置まで押し込みます。このときシアーの穴とセフティ軸、フレーム右側の穴が一直線にならないので、フレーム右側からポンチ野崎を通してシアーを微妙に動かしながら一直線になる位置を探ってセフティ軸を貫通させます。
上からシアーを押さえながらセフティを押し込み、反対の手でポンチで位置を探ると言う作業は、慣れと感以上に偶然の要素が大きいですね。個人敵意やりたくない分解組立のワースト3に入る作業です。

セフティの組み込みさえ終われば、上からトリガーSPを押さえながらトリガーピンを入れる作業は、簡単に感じる部類です。何とか組み上げて、ハンマーコッキングが無事出来るようになったのを確認して修理は完了。
やっぱり古いモデルガンの亜鉛パーツは、崩壊こそしませんが脆くなっているんですね。
他のモデルも注意しないとw
今日はここまで!!!!!!
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結果、シアーに付いているシアーSPを止めるピン状の部分が欠けているのが判明。仕方ないので新たなピンを立てることにしました。

シアーのピンが欠けた位置にドリルで1.6mmの穴を開けます。SPの先を引っかけるだけなので、穴開け位置は大体の精度で良いのですが、強度的に穴は深め(5mm程度)に開ける必要があります。

シアーに開けた穴に1.5mmの真鍮線を差し込んでから適当な長さに切断します。切断した真鍮線をシアーに瞬間接着剤で固定します。その際瞬間接着剤が穴に入る部分全体に行き渡るように大目に付けておきます。

瞬間接着剤が完全に乾いたら、真鍮線をシアーSPの幅よりも短くなる程度に削って調整します。それの作業が終われば、いよいよ面倒な組み込みです。

組立の順序はセフティをSTEP1の位置まで入れて、スライドストッププレート、エジェクター、シアーSPをセフティの軸に通します。その際シアーSPの長い方の先端ををフレームの穴に通してから、ハンマーASSYを取り付けます(ハンマーが付いた後だと、シアーSPをフレーム内の穴に通し辛いため)。
次にシアーを指定位置に置いてから、セフティの軸をSTEP2の位置まで押し込みます。このときシアーの穴とセフティ軸、フレーム右側の穴が一直線にならないので、フレーム右側からポンチ野崎を通してシアーを微妙に動かしながら一直線になる位置を探ってセフティ軸を貫通させます。
上からシアーを押さえながらセフティを押し込み、反対の手でポンチで位置を探ると言う作業は、慣れと感以上に偶然の要素が大きいですね。個人敵意やりたくない分解組立のワースト3に入る作業です。

セフティの組み込みさえ終われば、上からトリガーSPを押さえながらトリガーピンを入れる作業は、簡単に感じる部類です。何とか組み上げて、ハンマーコッキングが無事出来るようになったのを確認して修理は完了。
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