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「日本軍の拳銃」HOBBY JAPAN刊

さて今回は、ようやく読み終えたMOOK本「日本軍の拳銃」です。



HOBBY JAPAN刊行のの本軍の銃器関連MOOK本としては5冊目で、メインの執筆者は
月刊GUN Professionalsの「GUN HISTORY ROOM」でおなじみの杉浦久也氏。

内容的には南部式拳銃から始まり、二六年式、十四年式、九四式の代表的拳銃を始め、初期の壱番型拳銃やモ式大型拳銃、試製甲号自動拳銃などというマイナーモデルまでの日本軍用拳銃を取り上げています。「GUN HISTORY ROOM」からの 転載も多いですが、まとめて読むには逆に便利です。

MOOK本というよりも研究書に近い内容で、個人的には有名な日本軍用拳銃の研究書「Japanease Military Cartridge Handgun 1893-1945」に匹敵するレベルだと思っています。資料からの推測的考察の部分もありますが、無理がなく合理的なので説得力があります。

通説で語られてきた日本の軍用拳銃を新しい視点で解説してくれる点が新鮮です。個々に取り上げた拳銃の解説を読んでいくと、全体としての日本軍用拳銃開発史や日本軍の拳銃に対する考え方がよくわかってきます。

唯一残念なのが文章が読みにくい点でしょうか。これは当時の資料からの引用や、文字ボリュームが多いことも影響していると思いますが、研究書っぽい堅い文体なのが壱番の要因でしょう(自分の読解力が低下している可能性もありますが)。

それでも、ここまで詳細な日本の拳銃に関する資料が発売されたことは素直に嬉しいですね。HOBBY JAPAN MOOKシリーズの日本軍用銃関係ものは、外れが無いですね。

今日はここまで!!!!!!!

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