MG520 KSC SIG230JP HW その弐
さて今回は「KSC SIG230JP HW」モデルガンの続きです。

P230JPP自体は日本警察が採用したハンドガンということもありますが、元々のP230自体が好きなんですよね。PPKやHSc等のドイツ製中型オートの伝統を色濃く感じます。元々が1970年代の西ドイツ警察拳銃のトライアル用に開発されただけのことはあります。
9mmマカロフ弾に似た9mmポリス弾をベースに開発されているので、市販モデルは380ACP仕様のものがが一般的です。日本のP230JPの32ACP仕様は弱すぎる感がありますが、スライド等は逆に引きやすそうだから、日本向きなのかも。

左側スライドには「SIG SAUER」「MADE IN GERMANY」「P230」の刻印があります。KSCの刻印は、初期の頃からレーザー刻印を使っているようなので、刻印がはっきりしています。スライド全体がシャープに見えるのも良いですね。

右側スライドには「7.62mm」の口径表示「S」から始まるシリアルナンバー、プルーフマークなどが入れられています。シリアルナンバーは個々にナンバリングされているので、リアルな感じがしますね。

230JP特有の手動セフティ。このセフティはハンマーダウン状態のみ作動するタイプでトリガーをロックします。手動でセフティを操作する以外にハンマーを起こしても解除できる不思議な仕様で、携帯時の安全性優先の日本警察の考え方がよく現れています。
14年式にしても64式にしても、日本のセフティに対する考え方は一貫して独特のものですね。

スライド後部は延長されていて、ハンマーをほとんど隠しています。引っかかりをなくすためだと思われますが、トカレフに似ていますね。ハンマーを起こしたときに見えるファイアリングピンのリアルな感じはモデルガンならではですね。
戦後50〜70年代に開発された銃器は、ポリマーオート全盛の昨今と違って個性的な銃が多かったですね。東側のスチェッキンAPSやWZ63。H&K P9、P7、ワルサーP5、ベレッタM70,M76等まだまだモデルアップされていないモノも多いんですけど、そろそろモデルアップされないですかね。マイナーすぎるかなw
今日はここまで!!!!!!!
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