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特撮のDNA 東京展に行ってきました。

東京蒲田の日本工学院専門学校「ギャラリー鴻」で開催されている「盗撮のDNA 東京展」に行ってきました。

特撮のDNA蒲田14

7月に遠征した(ついでに寄った)明石で開催されていた同展の東京バージョンですが、開催地が「シン・ゴジラ」の上陸した蒲田ということで、展示内容の変更があると言うことで、早速行ってきました。

特撮のDNA蒲田

会場には歴代東宝特撮映画のタイトルごと関連アイテムが展示されています。展示内容は明石展より、ゴジラを中心とした怪獣映画に焦点を当てた構成です。

最初が「シン・ゴジラ」から始まっているのは今回の目玉だからでしょう。「シン・ゴジラ」の特撮は基本CGですが、CGデザインの元になった雛型モデルが形態ごとに展示されていました。第2・第3形態の展示は今回初です。

特撮のDNA蒲田2

第4形態の形状検討用雛型も今回初の展示。このモデルで形状決定をした後に着彩検討用雛型で塗装を決めてるとのことです。

特撮のDNA蒲田4

これも今回初の第5形態雛型。ラストシーンに登場した尻尾の先端部分です。雛型と言いながら実際の撮影に使用されています。

特撮のDNA蒲田5

個人的に嬉しかったのが「大怪獣バラン」に登場したバランの頭部。オリジナルの型から復元された飛行形態の頭部ですけれど、透明のビニールチューブで作られたトゲ部分のディテールが初めてよく分かりました。これだけで今回見に来た甲斐がありましたw

特撮のDNA蒲田7

「モスラ」に登場した小美人のミニチュアと「三大怪獣 地球最大の決戦」に登場した小美人用トランクケースの撮影用オリジナル。

特撮のDNA蒲田9

「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」で実際に使われたゴジラの頭部。痛みが激しいですが、現存する最古のゴジラの撮影用オリジナルです。

特撮のDNA蒲田6

2012年に開催された「特撮博物館」以来、展示が続く「メカゴジラの逆襲」のメカゴジラ2撮影用スーツ。40年以上も前の撮影用スーツが、原型をとどめた状態で残っているのは、何度見ても感動ものです。

特撮のDNA蒲田10

同じく「メカゴジラの逆襲」に出てきたチタノザウルスの撮影用オリジナル頭部。保存状態は、かなり良さげでした。

特撮のDNA蒲田11

「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」に登場したメガニューラの撮影用プロップ。これも初見で、他にも小型のタイプも展示されていました。

特撮のDNA蒲田13

今回最も見たかったのが「ゴジラ×メカゴジラ」に登場した三式機龍 メカゴジラの撮影用オリジナルスーツ。バックパック付きの重装型のスーツの現物は初めて見ました。状態も良く、間近で見ることができて大満足です。

特撮のDNA蒲田12

「ゴジラ×メカゴジラ」の水中撮影用スーツの上半身。破損が酷いのが残念でしたがゴジラ2000よりもコンパクトになった頭部の形状がよく分かります。

他にも初見の撮影用プロップやスーツが盛りだくさんでディテールの確認もできるので、見所満載の展覧会です。昔の特撮は、このような撮影用スーツやプロップが資料として後世に残るので、いつまでも作品が残る気がします。

CG主体の特撮だと映像自体の再現度は進歩してますけど、データー以外の資料は殆ど残らないのが寂しいですね。ゴジラアニメにいたっては特撮ですら無いし、そのうち特撮って言葉自体が死語になるんでしょうねw

今日はここまで!!!!!!!

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