MG555 MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ その弐
さて今回は「MGC ボブ・チャウ スペシャル Ⅰ」の続きで、詳細編です。

ブログを始めて10年以上も経つのに、今まで細部の紹介したことがないのに気がつきました。今回引っ張り出したのを機に、色々観ていきたいと思います。

スライド左側の刻印は「NM7791435」はシリアルナンバーでは無く、1963年〜68年までのUSナショナルマッチのスライドの固有ナンバー。ロット番号なのかパーツナンバーなのかは不明ですが、同ナショナルマッチのスライド刻印は調べた限り同じです。
ちなみにミッキー・ファラーがビアンキカップで使用したホーグの6inchカスタムのスライド刻印も同じナンバーなので、ベースモデルはUSナショナルマッチって事ですね。スライドストップの角も後加工で丸められています。

右側スライド刻印は「COLT’S PT.F.A. MFG.CO. HARTFORD.CONN. U.S.A.」で、これもUSナショナルマッチの刻印通り。画像では一部しか見えませんがフレームのグリップ上部にも「COLT’S PT.F.A. MFG.CO. HARTFORD.CONN. U.S.A.」と入っているのは実銃がフレームとスライドが別個体のものを組み合わせているためです。
フレームの「13365B70」はシリアルナンバー。フレームの角もしっかりと丸められています。

チャンバーには[45 AUTO]の口径表示とUSナショナルマッチ固有のバレルナンバー「NM7791414」。制作者ボブ・チャウの「CHOW」の刻印が実銃通りに入っています。エジェクションポートの角も丸められていて、ポート自体も大きく広げられています。

バレルブッシングは「CHOW」の刻印が入って角が丸く加工されたボブ・チャウオリジナルブッシングを再現してあります。スライド前部野門も丸く加工されていますが。こうしてみると加工跡がしっかり残ってますね。

トリガーガードとフロントストラップ部にはステッピング加工が施されています。パターンが一定ではないので、手作業による加工のようです。トリガーはオリジナルの長さですが、トリガーストップスクリューが付け加えてあります。
木製グリップはマガジンキャッチ周辺が削り込まれています。この当時のグリップはヘレッツ製では無いと思いますが、綺麗なチェッカリングの質感の高いもの。恐らくレーザー加工機が導入されたのでしょうが、この点だけはMGC時代よりも良くなっています。

リアサイトは実銃通りに、先に発売していた「USナショナルマッチ M1964」で作った専用サイトを加工。 ローマウント化してスライドに取り付けてあります。MGCの最後期に生産されたボブ・チャウ スペシャルではパーツの在庫が払拭したのか、リアサイトがボーマーサイトを加工したものになっているようです。

オリジナルのままのグリップセフティやトリガーを見る限り、できあがった当時のボブ・チャウカスタムをモデルアップしているのが分かります。ほとんどのパーツに後加工が加えられていているので高価だった理由が良く分かります。
エッジの丸め方が浅い部分もありますが、量産モデルとしては及第点でしょう。新日本模型時代は組み立てが雑になったり、パーツの精度が落ちたりしてイマイチなイメージがありますけど、幾つかのモデルは、本当に手が込んでいて良くできてましたね。
今日はここまで!!!!!!!
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スライド左側の刻印は「NM7791435」はシリアルナンバーでは無く、1963年〜68年までのUSナショナルマッチのスライドの固有ナンバー。ロット番号なのかパーツナンバーなのかは不明ですが、同ナショナルマッチのスライド刻印は調べた限り同じです。
ちなみにミッキー・ファラーがビアンキカップで使用したホーグの6inchカスタムのスライド刻印も同じナンバーなので、ベースモデルはUSナショナルマッチって事ですね。スライドストップの角も後加工で丸められています。

右側スライド刻印は「COLT’S PT.F.A. MFG.CO. HARTFORD.CONN. U.S.A.」で、これもUSナショナルマッチの刻印通り。画像では一部しか見えませんがフレームのグリップ上部にも「COLT’S PT.F.A. MFG.CO. HARTFORD.CONN. U.S.A.」と入っているのは実銃がフレームとスライドが別個体のものを組み合わせているためです。
フレームの「13365B70」はシリアルナンバー。フレームの角もしっかりと丸められています。

チャンバーには[45 AUTO]の口径表示とUSナショナルマッチ固有のバレルナンバー「NM7791414」。制作者ボブ・チャウの「CHOW」の刻印が実銃通りに入っています。エジェクションポートの角も丸められていて、ポート自体も大きく広げられています。

バレルブッシングは「CHOW」の刻印が入って角が丸く加工されたボブ・チャウオリジナルブッシングを再現してあります。スライド前部野門も丸く加工されていますが。こうしてみると加工跡がしっかり残ってますね。

トリガーガードとフロントストラップ部にはステッピング加工が施されています。パターンが一定ではないので、手作業による加工のようです。トリガーはオリジナルの長さですが、トリガーストップスクリューが付け加えてあります。
木製グリップはマガジンキャッチ周辺が削り込まれています。この当時のグリップはヘレッツ製では無いと思いますが、綺麗なチェッカリングの質感の高いもの。恐らくレーザー加工機が導入されたのでしょうが、この点だけはMGC時代よりも良くなっています。

リアサイトは実銃通りに、先に発売していた「USナショナルマッチ M1964」で作った専用サイトを加工。 ローマウント化してスライドに取り付けてあります。MGCの最後期に生産されたボブ・チャウ スペシャルではパーツの在庫が払拭したのか、リアサイトがボーマーサイトを加工したものになっているようです。

オリジナルのままのグリップセフティやトリガーを見る限り、できあがった当時のボブ・チャウカスタムをモデルアップしているのが分かります。ほとんどのパーツに後加工が加えられていているので高価だった理由が良く分かります。
エッジの丸め方が浅い部分もありますが、量産モデルとしては及第点でしょう。新日本模型時代は組み立てが雑になったり、パーツの精度が落ちたりしてイマイチなイメージがありますけど、幾つかのモデルは、本当に手が込んでいて良くできてましたね。
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