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MG215 MGC クラーク ボーリングピン モデル(Re.) その弐

さて今回は「MGC クラーク ボーリングピン モデル」初期モデルの続きです。

MGCピンガン初期10

今回は後にキットモデル化された「クラーク ボーリングピン モデル」との違いを中心に細部をみていきます。初期モデルのフレームはオリジナルGM5のフレームを加工して作られているため、シルバーフレームはありません。

トリガーガードもGM2カスタムと同様、後から熱を加えて角型に加工しているので、角が若干薄くなっています。

MGCピンガン初期9

スライド左側先端の刻印は「Clark" BOWLING PIN MODEL」のモデル名とおそらくショップの所在地「KEITHVILLE,LA.71047」が入れられています。初期モデルの刻印は機械彫りでホワイトが入っているのが特徴です。

COLT'S MKⅣ / SERIES'70 」「GOVERNMENT MODEL」と口径表示「,45AUTOMATIC CALIBER」の刻印はノーマルのGM5のものと同じです。

MGCピンガン初期5

バレルウェイトとフロントサイト、バレルスリーブは加工痕が残っているので、ハンドメイドのカスタム品のようです。バレルも後に量産されたBURSTバレルでは無く、ノーマルのGM5のバレルを先端で延長してシルバーに塗装されたものが使われています。

MGCピンガン初期11

右側スライドの「COLT'S GOVERNMENT MODEL」、フレームの「COLT'S PT.F.A.MFG.CO.HARTFORD.CONN. U.S.A.」シリアルNO「12581C70」「MGC」もノーマルのGM5と同じもの。

サイト部分とエジェクションポートに加工が施されていますが、スライドもノーマルのGM5のモノを加工しているようです。

MGCピンガン初期2

フレーム後端のタン(出っ張り)部は後のキットモデルのようなビーバーテールグリップセフティ用に丸められた形状では無くノーマル形状のままです。そのためグリップセフティはホーグタイプのモノが使われています。

後にこのグリップセフティも単体で発売されていましたが、同型上のカスタムフレーム用タイプが発売されると、見かけなくなりました。スパーをカットされたハンマーも後のピンガン用ハンマーと異なり、ノーマルGM5のハンマーをハンドメイドで加工したものです。

MGCピンガン初期

トリガーガードとフロントストラップ部のチェッカリングは後加工によるモノなので、仕上げはイマイチ。トリガーはキットモデルのプレーンなモノでは無く、グルーブが刻まれたシルバーメッキのロングトリガーが使用されています。

MGCピンガン初期3

グリップはスキップドチェッカーグリップですが、ヘレッツ製では無く国産のようです。アドバンテージグリップシステムが組み込まれていますが、グリップスクリュー用の穴を深くしてノーマルサイズのグリップスクリューで対応しています。

恐らく発売時点ではロングタイプのグリップスクリューがまに合わなかったのでしょう。アドバンテージグリップシステムもプレスでは無くハンドメイドで作られたモノのようです。

MGCピンガン初期12

一部の量産パーツを除いて、殆どのパーツがハンドメイドで加工されたカスタムパーツで作られている、本来の意味でのカスタムモデルです。生産時期はキットモデルが出るまでの短い期間でしたが、当時入手していたらキットモデルとの根本的な違いに気がつかなかったかもしれません。

元気があった頃のMGCの製品は、本当に良くできていますw

今日はここまで!!!!!!!

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