MG564 MGC M586 パワーカスタム HW その弐
さて今回は「MGC M586 パワーカスタム HW」の続きです。前回触れられなかった細部について見ていきたいと思います。

このモデルは、先日述べたとおり形状的にはパワーカスタムの「Grand Master(PPCマッチの最上位クラス)」というモデルをデザインのベースにしているので、実銃との違い(ベースモデルがLフレームなのとステンレスモデルなのは除くw)を含めて紹介していきます。

ABS製フラットサイドのブルバレルには実銃だと「Grand Master」の刻印がある場所に「Poewer Custom」の刻印が入っています。バレル前後の飾り模様はそう略されています。アルミ製リブサイトのクーリングホールの形状とフロントサイトガード、サイトガード下の窪みとかもよく似た雰囲気です。
バレルしたのウェイト部分は形状もよい感じですけど、実銃にある2本のピンが省略されているのが残念。モデルガンではバレル右側は何の刻印もありませんが、実銃では「BY Power Custom INDEP,MO.(所在地 ミズーリ州 インデペンデンス)」の刻印が打たれています。

リブサイト上面の雰囲気はかなり実銃に似ています。実銃との主な違いは次の通り。グルーブが6本しか無い(実銃は8本)。フロントサイトのアジャスタブルを示す矢印と、ロックスクリューが無い。競技の行われる4つの距離ごとのアジャストスクリューが省略されています。

リアサイトには、ダイヤルを回すと競技の行われる4つの距離(7・15・25・50ヤード)を瞬時に切り替える機能が、再現されています。画像の「2」は15ヤードを表します。回すときにダイヤルのクリック感が弱いのが、気になります。

サイトの視認性を高めるために大型で斜め下向きになったリアサイトブレードと、ダブルアクションオンリーのデホーンドハンマーは実銃通りに再現されています。また実銃のグリップのバックストラップ部には滑り止めのステッピング加工がしてありますが、モデルガンでは再現されていません

シリンダー後部には実銃同様、各チャンバーごとに番号が打刻されています。各チャンバー入り口を広げるリーマー加工は、実銃と異なり省略されています。モデルガン的には何の効果もありませんが、ABS時代のスマイソンカスタムでは行われていたのに残念ですね。

グリップはHOGUEのベース付き木製グリップを模したキャスト製のもの。結構リアルに塗装されていますが、ここは木製グリップに交換したいところです。トリガーはセミワイドトリガーの角を落としたもの。これだけの加工で指に馴染む気がするから不思議です。
細部を見ていくと実銃と異なる箇所もありましたが、ハンドメイドで量産化するのが難しい部分であるとか、コスト的に省略した箇所がほとんどだと思われます。エアガン全盛期にモデルアップしてくれただけで感謝ですね。
TAITO時代のMGCは往年の作りの良さが消えてアラが目立つ製品も多く、余りパーツで作られたような粗製乱造カスタムも多かったイメージですけれど、手の込んだハンドメイド的な秀作カスタムもありました。このモデルもそんな一挺でした。
今日はここまで!!!!!!!
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このモデルは、先日述べたとおり形状的にはパワーカスタムの「Grand Master(PPCマッチの最上位クラス)」というモデルをデザインのベースにしているので、実銃との違い(ベースモデルがLフレームなのとステンレスモデルなのは除くw)を含めて紹介していきます。

ABS製フラットサイドのブルバレルには実銃だと「Grand Master」の刻印がある場所に「Poewer Custom」の刻印が入っています。バレル前後の飾り模様はそう略されています。アルミ製リブサイトのクーリングホールの形状とフロントサイトガード、サイトガード下の窪みとかもよく似た雰囲気です。
バレルしたのウェイト部分は形状もよい感じですけど、実銃にある2本のピンが省略されているのが残念。モデルガンではバレル右側は何の刻印もありませんが、実銃では「BY Power Custom INDEP,MO.(所在地 ミズーリ州 インデペンデンス)」の刻印が打たれています。

リブサイト上面の雰囲気はかなり実銃に似ています。実銃との主な違いは次の通り。グルーブが6本しか無い(実銃は8本)。フロントサイトのアジャスタブルを示す矢印と、ロックスクリューが無い。競技の行われる4つの距離ごとのアジャストスクリューが省略されています。

リアサイトには、ダイヤルを回すと競技の行われる4つの距離(7・15・25・50ヤード)を瞬時に切り替える機能が、再現されています。画像の「2」は15ヤードを表します。回すときにダイヤルのクリック感が弱いのが、気になります。

サイトの視認性を高めるために大型で斜め下向きになったリアサイトブレードと、ダブルアクションオンリーのデホーンドハンマーは実銃通りに再現されています。また実銃のグリップのバックストラップ部には滑り止めのステッピング加工がしてありますが、モデルガンでは再現されていません

シリンダー後部には実銃同様、各チャンバーごとに番号が打刻されています。各チャンバー入り口を広げるリーマー加工は、実銃と異なり省略されています。モデルガン的には何の効果もありませんが、ABS時代のスマイソンカスタムでは行われていたのに残念ですね。

グリップはHOGUEのベース付き木製グリップを模したキャスト製のもの。結構リアルに塗装されていますが、ここは木製グリップに交換したいところです。トリガーはセミワイドトリガーの角を落としたもの。これだけの加工で指に馴染む気がするから不思議です。
細部を見ていくと実銃と異なる箇所もありましたが、ハンドメイドで量産化するのが難しい部分であるとか、コスト的に省略した箇所がほとんどだと思われます。エアガン全盛期にモデルアップしてくれただけで感謝ですね。
TAITO時代のMGCは往年の作りの良さが消えてアラが目立つ製品も多く、余りパーツで作られたような粗製乱造カスタムも多かったイメージですけれど、手の込んだハンドメイド的な秀作カスタムもありました。このモデルもそんな一挺でした。
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