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AG381 SIG AIRSOFT(LayLax)M17 CO2 GBB その弐

さて今回は少し間が開きましたが、「SIG AIRSOFT(LayLax)M17 CO2」の続きです。いつものように細部をみていきます。

SIGM17-12

Laylaxが国内販売するに当たって、スライドの樹脂化と初速制限、改良防止策を新たに施しています。スライドに関してはブリーチ部分を含めて、新規に製作するのと同じぐらい手間がかかっていると思われます。

SIGM17-11

樹脂スライドの内側を見ると、強度確保のために金属製のインナーシャーシが入れられています。この金属シャーシがスライドストップレバーを受ける構造になっているので、ノッチ欠け対策にもなっている上手な設計です。反面スライドを樹脂化した事による弊害も出ています。

SIGM17-7

一つは成形後の変形によってスライドが若干反っている事、作動面では難の問題もありませんが、フレーム前部とスライドとの間にスキマがあるのは、あまり気持ちの良いモノではありません。

SIGM17-8

またスライド前部を下側から見ると、スライド先端にリブ状の溝が両サイドに作られているのと、先端中央に穴が開けられているのが目に付きます。どちらも実銃のスライドには無いものです。スライドを樹脂化する為に必要なデザインだとは思いますが、一番萎える部分です。

SIGM17-9

スライド後退時に、ローディングノズルが前進したままになるののも気になります。これはスライドの樹脂化に伴ってブリーチ部分を設計し直した際に、シリンダーSPがスライドと接触する位置に付いていて、しかも弱いためローディングノズルが後退しきれないのが原因です。

実際にスライドが動いている時は、気にならないしBB弾の装弾に問題はありませんが、スライドオープン時にノズルが見えるのはいただけません。ローディングノズル内にスリーブが差し込まれていて初速を落とすための加工もしているんだから、もう一手間かけて欲しかったところです。

SIGM17-2

マガジンのバルブは締める方向にしか溝が無い(緩める方向は斜めにカットされています)ので、バルブSPやバルブ自体の交換が出来ないようになっています。この仕様は元々タニコバさんが提案したバルブ構造なんですけど、何らかの連携があるんでしょうか?

細かい部分に色々と不満はありますが、それでもSIG SAUSER製のCO2エアガンで遊べる事に比べれば些末な事かもしれません。

SIG SAUER社がエアガンをM17の販売したと言うことは、正式ライセンスを取らずに他社がM17のエアガンを製造販売出来ないし、名称を使わなくても同字形上のエアガンを発売することは不正競争防止法に抵触します。今後このモデルが唯一無二のM17のエアガンになる可能性は大ですね。

今日はここまで!!!!!!!

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