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謹賀新年〜 2022年購入トイガン BEST10(後編)

さて昨日に引き続き「2022年購入トイガン BEST10」です。今回は後編ということ第5位から1位までをご紹介します。今回は本編で紹介していないトイガンが多数含まれている(購入後、紹介記事を書けていない)事と、例によって個人の嗜好と偏見で選んでますのでご容赦ください。

第5位 ナカ S&W P.C. M&P R8 5inch HW

22トイガンBEST8

実銃の発表から3年後にエアガン化された当時の最新リボルバーが、ガスガン発売から13年経ってようやくモデルガンとして発売されました。現在でもベースとなった「M627」「M327 TRR8」とともにカタログ上に残っているので、モデルガンでは希な現行モデルと言えます。

最大の特徴はなんと言っても8連発のシリンダー。リボルバーのシリンダーにカート8発を込めるだけでも購入した価値がありますね。1発ごとに弾込する事もできるし、フルムーンクリップを使って8発動時に弾込する事も可能。ホント弾込だけで充分楽しめます。

タナカオリジナルのHOGUE風グリップが若干角張っていたり、樹脂に直接ネジ穴を付けてレイルを取り付けているので強度的に不安な部分はありますが、エアガンとは違って実用製を無視したドレスアップが楽しめるのも魅力です。

第4位 タナカ×A.M. S&W M65 E.R.STROUP PPC CUSTOM


22トイガンBEST9

アームズマガジン×タナカの完全予約販売のモデルガン。「E.R.STROUP PPC CUSTOM」とは80年代にイチロー・ナガタ氏が紹介したPPCマッチ用のカスタムリボルバーで、自分ぐらいの年齢層には非常にインパクトがあったモデルです。

今回モデルアップされたのはマッチ用の6inchモデルでは無く、2016年にToshi氏が紹介した4inchモデルだったのは西部警察で使われたパイソンPPCカスタム4inchを意識した部分もあると思う。

専用のスラブバレルや金属製のリブサイトの作りはカスタムに相応しいのに、リコイルシールドの内側のメッキ不良がいただけません。外から見えない部分とは言え、他の分野の製品だったらリコールものでしょう。

オマケに何故かラウンドバットグリップとNILL GRIPタイプの樹脂製グリップの組み合わせが最悪。求めているのはあくまで80年代のイメージなので、実銃のスクエアバットグリップを一方的にアレンジされてもね。頑張っているのは分かっても4位が限界でした。

第3位 A!CTION モーゼルC96 Red9

22トイガンBEST6

昨年12月に発売された、新規モデルガンメーカーA!CTION社製モデルガンの第2弾。ちゃんとした紹介をまだしていないモデルです。完全新規金型の割りには、妥当な価格で作りもそれなりにしっかりしています。何よりもクリップで装弾できるモーゼルミリタリーなのが良いですね。

反面、フレーム側面のモーゼルロゴや、形状のおかしいセフティ。わざわざ金型を起こしているのに滑り止めの溝が少ないグリップ等、モーゼル1930と混同しているような部分が気になります。元々採寸したモデルが1930なのかは分かりませんが、一昔前のモデルガンをみているようです。

個々のパーツに仕上げや組立は悪くないんですけど、全体の監修に甘さがありますね。作動面もカートのエジェクトがちょっと弱い感じ。BLKモデルの発売も予告されているけど、薄荷脳は宇野無い会社だけに強度が心配です。新規参入の企業なので応援はしているんですけどね。

第2位 (旧)和室工房 Little Badger 22LR

22トイガンBEST7

(旧)和室工房さんの最新作で、昨年の8月に発売されたカート式単発ガスガンです。実銃はイタリアのチアッパ社(キアッパ社 ライノリボルバーやウェスタンガンのレプリカが有名)で販売されている
プリンキングガンです。実銃の単価が安いのでトイガンの方が高価という逆転現象が起きています。

マイナーな「Little Badger」をモデルアップするのは(旧)和室工房らしいですね。形状と単発中折れ式という構造は確かに魅力的ですが、現状トイガンとしては存在しないし大手メーカーが作りそうにない機種選定は流石です。

同人エアソフトガンとは言え作りはしっかりしていて、強度の必要なアウターバレルやフレーム、トリガーやストックワイヤー等は金属製です。フロントサイト等も実銃のM1カービン風の形状をよく捉えています。

ガスタンクは本体内蔵ですが、未だにガス漏れの気配もありません。肝心の集弾性ですが弾道もフラットで集団性も高そうです。何よりも本体を二つに折ってからBB弾の入ったカートを装弾し、ハンマーを起こして発射、次に本体を二つ折りにして排莢のプロセスを繰り返すのが結構楽しい。

発射までのプロセスを楽しめるのが(旧)和室工房さんのエアガンの特徴ですね。質感も高いので所有欲も見たされますし。

第1位 ZEKE S&W ミリタリー&ポリス 5inch

22トイガンBEST3

昨年頭ぐらいから出荷されていて、7月頃に入手したモデル。当初はその価格の高さにスルーするつもりでしたが、実物サンプルをみて購入を決めました。表面の仕上げが綺麗すぎたのと、サイドプレートやヨークがフレームにスキマ無く嵌まっているのが凄すぎました。

実際に手に入れてパッケージを開けてみると、ラップのぐるぐる巻きには驚きましたが、グリップが付属しない思い切りの良さには妙に納得。折角なので秘蔵のS&W純正のダイヤチェッカー木グリを付けてみました。若干固定ピンの穴がキツかったですけど、ラインはピッタリでした。

MGCのビジュエールの写真に影響を受けているので、ランプサイトタイプを選びましたが、個人的には5inchバレルのテーパーとのバランスが気に入っています。カートリッジはRight製38SPのリアルダミーカートと思われるものが付属してましたが、シリンダーとの穴にガタ無く収まるのに驚きました。

シリンダーをスイングアウトしてもガタが無いのでパーツの精度の高さを感じられます。トリガースプリングは弱めに設定してあるようで、余計作動のスムーズさを感じます。

実際にはまだ分解していないですが、サイドプレートを外すのには振動を与えて浮かす必要があるみたいな記事をネットで見かけるので、内部を見るのが楽しみです。

欲を言えば、スクリューやエジェクターロッドなどの黒染めパーツはシルバーメッキの方が良かったかな。この辺りは好みの問題なので、オプション扱いでも良いですけどね。

新規製作で、これだけの金属リボルバーが作られた事を素直に喜ぶべきですね。次回作のコンバットマスターピースも気になるし、予定されているコンバットマグナムも欲しくなります。高価ですけど、それに見合う満足度があるモデルガンです。

次点3 マルシン S&W M586 HW


22トイガンBEST11

一昨年の呉辺りに再販されたモデルですけど、木グリ付きモデルを昨年の4月頃見つけて購入しました。マルシンのM586は1984年に発売されたモデルなので、約40年前のモデルという事になりますが、フレーム等に成形時のキズやヒケなども無く平面もしっかり出ているので、金型のメンテナンスはしっかり行われているようです。

刻印は書体こそ違うものの実銃通りになっていますが、これは商標問題が騒がれる以前のHWモデルも同様でした。付属カートリッジは完全新規のもので、弾頭部にメッキがかかっていてサイズ的にもダミーカート並のデキです。付属のSPを入れると空撃ち対応になるのも良いですね。

設計が古いので若干シャープさに欠けるイメージはありますが、競合メーカーが無くなり今や唯一のLフレームモデルガンとしての存在価値は唯一無二です。

2022年度の個人的サマリー

2022年は高額モデルに手を出した影響で、購入したトイガンは少なめでした。エアガンではVFCのLAR GBBとNorthEastのMP2A1(UZI)GBBは欲しかったんですけどね。国内メーカーは2021年よりも元気が無いのが気になります。

肝心のマルイも完全新規はピースメーカーはあったものの、内部構造が同じ固定ガスガンやバリエモデルに終始しました。VSR-ONEは気になりましたけど即完売で実物を目にすることも出来ませんでした。発売延期されたSAIGA-12KとバイオコラボのSG-09Rは、今年手に入れたいトイガンです。

モデルガンに関しては再販ものやバリエ展開が多かったですけど、タナカとマルシンが頑張っていたましたね。ZEKEのKフレームリボルバーは、バリエ展開も着実に進んでいる感がありますが、CAW(MULE)とHWSの動きは静かでしたね。

今日になって円高への回復傾向も見えはじめたので、今年は少し原材料費が下がったりすると嬉しいですね。海外製トイガンも価格が下がって手に入り易くなるのを期待したいです。

今日はここまで!!!!!!!

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